修理に、買ったバイク屋の柚木まで出かけた。修理に若干時間がかかると言われて、時間つぶしに以前に出かけた由木城址に行った。守護大名大石定久の館は曹洞宗、栄林寺となって今日を迎えている。写真三門は1500年代に建立、1600年代に再建されたらしい。寺内の造作物は田舎の作品といったところか。気になるものがない。寺は家康から10万石の扶持を与えられたというから、この地域では特別な存在だったであろう。同じ宗派の能登門前の総持寺の造作物も感銘するものがなかったのは、片田舎ということだろうか。このブログに大半のコメントを送ってきていたコメンタ-が脳腫瘍手術で、ついで癌にも罹病してるのが判り、闘っている。打ち克ってほしい。
今年のThe Openは最後のプレ-オフ、明け方近くまでつきあった。主役はWATSONで優勝はCINK。ガックリしてしったのは自分だけでないだろう。残念で寝付けなかった。最終組から前の3組は、神経戦の中で戦い、摩滅を起こし僅かなミスをした者が脱落していく。CINKは実績もあり、メジャ-をいつとってもおかしくない優秀なプレ-ヤ-だが、最終組と離れたところにいて、神経戦には遠い。相撲で言えば前頭下位だけを相手して、星をあげて勝ったようなものだ。上位でつぶしあい、トンビが油揚げでは、ゴルフは自らとの戦いとはいえ、ゴルフのフェア-精神にならぬような気分だ。これはどうしてもWATSONに勝たしたいということか。昨年のNORMANといい、感動を与えてくれた。18番ホ-ル第2打はショットとして完璧だったが・・・・・・・・・・・・、女神様が雲隠れか。
7月11日に夕食をとった店にあった黒板がこの季節の食べ物を現している。11日のこの日は宝生寿司にしようかと思ったが、地元仲間から観光化でストップがかかり、いつもの店にした。滞在中、バラ仙人が話してくれた東京にも出店がある金沢まいもん寿司の本店に行ってみたが、近江町市場あたりの回転寿司でで充分間にあうから、ここは東京の店なら行くが、地元の店は本店といえども今回限り。車代の無駄だろう。帰りの日に姉からご馳走になった近江町市場の店の丼、金沢三昧はよかった。甘エビにふくらぎ(ぶり幼魚)、蟹の三種だが久しぶりに美味しいふくらぎを食べた。ご馳走になったから尚更だったかもしれない。土産に土用ではないが、、うなぎと豆乳プリンに地元有名饅頭でおなかが幸せになりそうだった。
千里浜の砂はきめ細かく水分を含むと締りがでて、アスファルト状になる。子供の頃にはまだ、舗装路も少なく、車をぶっ飛ばすには格好のところだった。また、同時に遠浅のため、金沢近郊では海水浴場として名前が知られていた。砂が毎年侵食されて、浜がなくなると言われたがまだ残っている。15年以上前に来たのが最後で、さすがに浜は痩せ細そろえてしまっていた。波打ち際走行を撮影してみたが・・・・、つまらぬ動画になった。
ここは松本清張「ゼロの焦点」舞台で一躍有名になった。せり出した断崖、巌門の一部は能登地震で崩落した。金剛は北朝鮮の金剛山に似ているところからの命名らしい。本物は観てないが。また、朝鮮半島には、もう二度と足を運ぶ気はないから知らずに終わるかも。岸壁に山葡萄が実っていたが、まだ青かった。昼食は巌門レストランだが、ツア-御用達だからさすがに美味くないが、みんな殆ど食べたから、さすがツア-相手の店と感心した。
大本山總持寺の祖院が門前町にある。本山はもともとここだが、火事と不況で今は鶴見にある。小学校の遠足旅行以来の訪問だが、記憶はあまりなかった。先般の能登大地震であちこち崩壊し修復に寄付が足りず、工事は難航しているようだ。宗派が違う永平寺とは格段の差があるのは歴史と地理的背景が大きいのかもしれない。
露天の店が並ぶ中、忽然と周りの雰囲気と際立って違う、けたたましい建物がある。イナチュウ美術館だ。輪島の名産漆器の漆器店が運営している。入場料は500円だが、払ってみる気が沸いてこない。露天とコントラストの写真にしようかと思ったが、単独にした。近くに漫画家永井豪の記念館がある。漫画記念館は水木しげるの境港が有名で、格段の差があるのは、力の入れ方か。
昨年の今頃は中学恩師の家の近くを通り過ぎたが、今年は訪ねてみた。常盤橋の木陰の多いあたりに家があったが、周囲の木がなくなっていたのが昔と違う。冷房は嫌いらしく、扇風機だけの暑い部屋で上着をきたまま、2時間近く歓談した。社会人となった当たりの頃の欧米の話からユ-ゴ悲劇の世界まで話がはずみ、あっという間に夕方になった。上着を脱げと云われたが、なんとなく我慢できたが、暑かった。土産に佃の佃煮を頂戴し、恐縮の至りであった。病のため、歩行が年々難しくなっているみたいだ。辛いくらい体をいじめて、元気でいて欲しい。帰りは川沿いに天神橋から浅野川大橋と歩いたが、茶屋街の主計町で川床の櫓を組んでいるところだったので、遠景ながらお粗末写真を撮影した。どうにもこれ以上のものは撮れないのはカメラのせいだ。
お盆墓参りに例年通りやって来た。金沢は5月のゴルフ以来だ。本日は墓掃除からだが、梅雨空の天気予報あてにならぬから明日が心配だ。寺にある親父の建てた墓3つと義姉の夫達の墓と計4つを掃除した。父母の墓は一番念入りに磨いたら、曇りから梅雨晴れとなった。功徳か。浅野川にかかる小橋を渡り、近くの飴の俵屋の写真を撮った。本店だが、今でもここでは料理用の板飴を売っているのだろうか。
七夕の日にコンサ-トがあり、それを毎年楽しみにしているゴルフ仲間の親父さんから招待を受けて、溜池に行った。コンサ-トホ-ル前でビ-ルを飲みながら待っても時間通りになってもなかなか現れず。コンサ-トにクラッシク、ジャズ、タンゴと混在コンサ-トだった。目玉は話題の盲目のピアニスト、辻井伸行がコンク-ル優勝前の契約での出演だった。思ってもいないところでの出演であった。ハイライトはバンドネオン奏者の小松亮太なんだけろうど、10時を回り、親父さんたちもこれがお目当てでも遠いから返ることに。しかし、70才近いテノ-ルの声がでない、音が追えないのは歌手なんてのは、「先生」と呼ばれて引け時を知らない、単なる裸の王様。哀れだ。写真はホ-ル前。