山形庄内の冬の味覚「寒鱈汁=どんがら汁」のお楽しみを江戸川区船堀「TOKIビル前広場」で本日開催。ご出身のご近所の方に声をかけていただき行って来ました。一杯400円は電車賃片道700円だから面白い。大盛りはないから、並で我慢。身は勿論、白子に内臓も入っていて、アット言う間に空。限定1500食だからお代わりを遠慮したが、関係ないみたいだった。間を置くとお代わりは欲しくなくなるから一杯で終りになった。庄内特産品も他にあったが、冬は海のものに優るものはない。故郷、加賀の国もあと一週間もすれば、鱈の季節も終りだ。その昔リスボンの冬、午後2時半から閉店間際のテ-ジョ河畔のレストランで、札片見せびらかして開けてもらって鱈料理を堪能した。仲間とタラフク食べたと言って店を後にしたのはもう晩飯の時間だった。鱈はヨ-ロッパ人はよく食べるようだ。カナダのニュ-ファランドで揚った鱈がフランス人の食卓をにぎわすが、その昔は蟹工船みたいな話があったようだ。
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良い店なら今は1万円以上か。
お金には糸目をつけないで(だいたいそういう店は白子の値段が書いてないことが多いが…)注文品きゃあならないのは、大きさは店でも選べないからだろう。
大き目のを頼んで半分はそのまま何もつけないで食べるのはトロッとしたふくよかな味は至福の時を得られるだろう。
残った半分は早めに熱燗の酒を注いで、岩魚の骨酒ならぬ、ふぐの白子酒が抜群。
酒を飲み干した後に、酒の味が沁みこんだ白子の味も酒好きにはなんともいえない。
当浪人は下品だから禁手にしている、酒の中の白子を
箸でほぐしてかき混ぜて酒とともに白子をすすりこむことに熱中したのはもう10年前か。
この後、ひれ酒を飲みながら、刺し、から揚げ、チリ、雑炊まで頼むと現金じゃあ足りなくてカードになってしまう・
思い出すとよだれが出てきたけど、オペラのチケを買うのに困窮しているようでは所詮は無理な話。
冥土の土産にあの味をもう一度とは思うが~宝くじでも買うかねえ。