山崎 喬

加賀生まれ(金澤)

残る昭和の銀座

2018年02月23日 22時41分37秒 | Weblog

20日に銀座へ出た。昔の会社へ挨拶へ出かけ、夜は銀座の中華で会食との予定だった。夜までに4時間半ほど時間が残っている。脚の調子が良ければ、歩けるのにと思いながらブラブラ歩いて無為に時間を過ごした。▼有楽町からソニ-ビル跡を見て、長年通った勤め先の銀座コアビル、コアビルの裏通りへ。三原小路にはあづま大明神次郎長が昔のまま残っていた。次郎長では横綱北の湖が来るとかで、夕方大きな旨そうな鯛を外に持ち出した火鉢で、店前で焼いていたのを想い出す。今どきの予算、お一人様5万とか聞く。鯛は明石産。あと店が2軒あったが今はない。「ぽんた」、「博多」という名前だったろうかと記憶。この2軒の店で上司にご馳走にもなったが、若いサラリ-マンの給料では無理で、会社経費でしか行けない店だった。コアビルの真裏にある画像の店は昔とあまり変わらないが、トリコロ-ルの看板だけでなく、違うブランドであちこちに店舗があるようだ。▼コアビルから旧松坂屋、GINZA SIXへ。入口で中国人グル-プが大挙しているので、このコンプレックスは避けた。残る三越、松屋のデパ地下を見て回った。三越は昔と一変していて、美味しそうな洋菓子が並んでいが、好みは和菓子。松屋で買い物となってしまった。▼時間潰しもここまで。ようやく会食まで残り1時間前で、風月堂でケ-キとコ-ヒ-で着席のんびりした。味はそのあたりの沿線洋菓子の味と変わらずも千五百円。トリコロ-ルにするべきだった。銀座の中華は酒場というべきところ。禁酒中ということにして、食事だけにしたが、半分手を付けて終わりの店だった。自前では行かない。

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