車の窓に反射した朝日が小窓を通って、
壁にレースカーテンの影を写している。

茶店の超常連ノノちゃんが、来店していた写真家さんに教わったやり方。

茶店の超常連ノノちゃんが、来店していた写真家さんに教わったやり方。
この影を見ると早く逝ってしまった同い年のノノちゃんを思い出します。

さてさて、みているだけで耳下腺がウズウズする梅干しです。
「うちの梅干しは家族以外だれも食べんので毎年余っとる」
と店主に聞いたことがある。
店主作の梅干しはオカンには塩っぱくて食べられないのですが、
酸味も塩分も含んだあの梅干しなら甘みを足すだけで補水液が作れる!
そう思い譲ってもらえるか聞いてみたのですよ。
お願いしたら分けてくれました。
残り少ない三年ものだそうで
「発酵しとるよ」とのことです。
今年は台風で梅の木の枝が折れてしまい、
残った実は摘む時期を過ぎて落ちてしまったとのこと。
あんあん定番のかき氷梅シロップも作れなかったのですって。

オカンはいつもの宇治金時。
京都一保堂の抹茶を使ったシロップと中に鯛焼きあんこが入っています。
店主がスリランカに行って長く休んだから、
店主がスリランカに行って長く休んだから、
今年は食べられないと思っていたかき氷。
これで思い残すことなく夏は終われます。