母親の勘

以前はチョコチョコと出歩いていたオカンですが、
出仕事を始めてからは、カレンダー通りの毎日です。
そうなると、誰（？）も居ない日曜日というのが、
オカンにとってかけがえのない休日になります。

てな訳で、今日はとっておきのお休みでした。

空模様はいまひとつでしたが、
エイッ！と出かけてきました。
だって、上がりがまちでワンコ達が、
仲良く並んでお出かけを待っているんですもの。

目的地は天狗の公園だったのですが、
雨がパラパラしてきて、公園では遊べない。
やりすごしてブラブラしていたら、道に迷いました。
「迷った」というのは正確ではないな。
農道、農免道路など、縦横に道があるので、
適当に走っていたら、行き止まりだって。
道が狭くて車を回せないので、エッチラオッチラ、バックしました（汗

なんとか大きな道に出た後は、
「そだ！お墓参りしよう。」と思い立ちましてね。
実家方面に向かいましたの。
両親の霊が呼んだかなぁ？

お線香などのお参りグッズはいつも車に積んでいて、
思い立ったらいつでも行けるようにしているのですが、
彼岸にお参りしなかったので、今年は初めての墓参りです。
（親不孝ですねぇ）

ついでに実家にも寄って、
「例の事件」の顛末を聞きました。

一度は否定した甥っ子ですが、
別の用事で義姉が電話をした折に、
もう一度聞いてみたところ、
甥っ子の何気ない一言に「ン？」と疑問を感じた義姉が、
さらに突っ込んで問いただしたら、
やっとこさ、自分だと認めたそうですわ。

何気ない一言なんですけどね。
その「モノの言い方」を、
母親の心のアンテナがひろったのですね。

恐ろしや、母の勘！！！

ことの真相

ひと月ほど前の出来事です。
亡父の名前をかたり、亡母宛に届いた不審なもの。
あの「謎の宅配便」を覚えておられましょうか？

オカンはすっかり忘れていたのですが、
実は甥っ子が送ったものだと判明しました。

じぃさまの命日より一日早く生まれた甥っ子は、
３０歳を目前のこの春、初めて給料を貰ったのです。
そして、長年、スネをかじり続けた両親へ、
庭いじりの好きな両親へ、
ライラックの苗木をプレゼントしたのでした。

しかし、そこは超照れ屋の甥っ子。
お父さん、お母さんへ、素直に送ればよいものを
じぃさまの名前を使い、ばぁさま宛てに・・・。

愛人？　隠し子？　タイムカプセル？
それとも新手の●空●求？
おかげで周りのモノは、どれだけ気を揉んだことか。

嬉しさはさておき、
「皆の迷惑を考えなさい！」と、
両親からきつく叱られた甥っ子は、
目下のところ音信不通とか？

真相が分かって、まずは目出度しメデタシ。

懺悔

昨日、間違い電話がありました。

「もしっ！」

「ハイ！」

「コクラさんですか？」

「いいえ・・・」

「まちがえました！」
（ガチャン）

うちはコクラではありませんから、
返事は当然「いいえ」でしょ？

でもなぁ～・・・

その電話の主は、義父さんだったのですよ。

我が家の電話機って、登録しておくと、

「●●さん」

とか

「△□ちゃん」

と、人工音声で呼ばわるのです。
で、電話に出る前から「義父さん」って分かるのねぇ。

しかも義父さんは、「もしもし」ではなく、

勢いよく、「もし！」

なので、それだけでも義父さんと分かる。

義父さんは、我が家にはまず電話してこない。
必ずオカンが電話をとるからである。
義父さんは四人の嫁、全てが苦手なのです。

オカンは、かけた相手の「コクラ」さんを知っているので、
あっさり「いいえ」と答えたのです。

ここで「オトーサン、私ですよ。」などと言えば、
義父さんは、したくもない時候の挨拶などせねばならず、
義父さんとコクラさんとの貴重な時間を潰すことになる。

そのうえ、
「間違い電話をかけたりして、オカンに呆けたと思われるかもしれない」などと思わせたりしては、
いちがいな義父さんのプライドを傷つけることにもなる。

やっぱりオカンは、適切な会話をしたのですよ。
（どこが、懺悔じゃ！）

古巣に帰って

歯茎が腫れて医者に通い出してから、
ちょうど一ヶ月たちました。
初回はレントゲン写真を撮って、
「歯周病です。」と診断され、
二種類の飲み薬（抗生物質と消炎剤）を渡されました。

三日後
「まだ腫れておりますなぁ。」
ヨーチンの様なモノを塗られてオシマイ。
前回とは別の、抗生物質と消炎剤が出されました。

たしか、ｇｍｉｎｄさんは、
「麻酔をかけて歯石を取った。」と書いておられましたので、それが頭をよぎりましてね。
「センセー、歯周ポケットのお掃除はしなくていいんですか？」と、大胆にも質問してみました。

「そうね、それが一番よろしいが、この腫れが引かないと出来ませんね。」というお返事でした。

さらに三日後、三度目の診察台。
「調子はどうですか？痛みは無くなりましたか？」
「最初から痛みは無いんです。」とオカン。
「ふむ、まだ腫れておりますなぁ。」
この時の自分の感触では、腫れは治まっていたのですが、
ふたたび、ヨーチン（の様なモノ）をチョンチョンと塗って、
「軽くうがいをしても良いですよ。」

これが七回続きました。
そのたびに抗生物質と消炎剤が出され、
そのたびに“チャイ”四杯分が消えていきました。

今日は八回目の診察日でしたが、
古巣（？）の歯科医院へと、足が向きましたの。
ここでもレントゲン写真を撮りましてね、
それを見ながらロマンスグレーの先生は言いました。

「この写真で見る限り、歯槽骨もしっかりしているし、私は歯周病とは思いませんね。」

へっ？！

「歯根の先が何か悪さをしたのでしょう。
　腫れは治まっているので、今は何もしません。
　次に異常が出たときに、かぶせものを外して中をきれいにしましょう。」

今日の診察料は“チャイ＆タイ焼き”のセット料金でした。

チャンチャン

“テレビを見ながら一時間”の歯茎マッサージ。
これは今後も続けましょうぞ

うれしいな♪

明日は月に一度（当たり前か？）の給料日。
一日早く明細を貰いました。

むふふ
今月はどんだけ働いたかなぁ～？

あらら、先月よりか一日少ないのに、額は多い。
なんで？
ひょっとして、計算間違い？
使っちゃってから、返せって言われたら、どーしよー
心臓バクバクですぅ！

ここで、“はた”と思い出しました。
たしか三月頃だったと思うのですが、
エライ方に、いろいろ質問されて、
なにやら書かされて、
後日、数字を書き入れた紙を貰ったっけな？

アレって、コレのこと？
割り算したら、割り切れた！

エヘヘ
時給が上がっておりましたの