オカンとワンコ

過去と他人は変えられない 自分と未来は変えられる

手間取る

2018年04月26日 17時36分07秒 | お山
船通山のお礼をブログに書いたら、
ロッジさんのお返事に
「鍛えるなら要害山はどうですか?」
とあったので天気も良いし出掛けてきました。
何年ぶりでしょうか?
我が家からは一番近いのに足が遠のいてました。
馴染みのあるコースをスタートして頂上へ。


高麗山、大山、烏ヶ山と並んだ姿が一望です。
あいにく大山は雲をまとっていて中腹は見えない。
それでも満足して下山したのです。
その時、魔が差したと言いましょうか?
別ルートを降りようと思ってしまったのねぇ。
ロッジさんお勧めの東斜面を降りるつもりだったの。
途中で何度かシダの海を泳ぎ、蜘蛛の網をかいくぐり、
さすがにこの道は変だと思ったのですよ。
でも目印のテープが続いているから、
何処かにはたどり着くと思い、そのまま下山。


やっと開けたところに出たと思ったら、延々と猪避けの柵が巡らされて出られない。


アスファルトの道にも柵があります。
思案した結果、引き返して柵沿いに北へ向かいました。


やがてチェンソーの音と人の話し声が近付きましてほっとしたのです。
でもでも柵から出られません。
声のする方に行って大声で話しかけても機械音に遮られて届かない。
後戻りしてみると、先の方にハウスがあり女の人が見える。
やっと気づいてもらい、柵を開けてもらって道に出られました。
ここがどこら辺かと聞くと阿賀という返事。


そこからしばらく行くと清水川の看板があり、
赤猪神社への古道を約二キロ歩きました。


無事にたどり着いたお礼のお参りをして、
さらに登山口の駐車場へ。



全く良く歩いたものです。
本日の歩数は11,992歩でした。
あとで思うに登山口の反対側に降りたようで、
裾野を半周したのではないかと思いますわ。
恐るべし手間要害山、ではなくてオカンの好奇心ですかね。

11:30に登り始めて、車にたどり着いたのが14:30
お昼御飯も食べんとよく歩けたものですワ。

歩きながら思い出していました。
若い頃に鞍馬へお参りし、根っこの張った地面が面白くて、
用意もないのに貴船まで歩き、
さらに川沿いを電車の駅まで歩いたこと。
あの頃から一人でふらふら歩き回る、
ちっとも進歩してないオカンです。



夜中にゴン!

2018年04月25日 20時14分11秒 | オカンのつぶやき
一昨日は相方が居ない夜。
はなちゃんはオカンのベッドで寝てました。
スロープを使って上手に登って来ましてね。
ヨシヨシとオカンは満足して寝たのです。
そして、午前2時頃のこと。
「ゴン!」と固い音を聞いて目覚めました。
灯りをつけて何事かと調べたら、
はなちゃんがベッドから落ちてボーゼンとしてるの。
骨折してるかも?
そーっとさわったら、それで気がついたみたいで、
部屋のなかをウロウロしはじめた。
トイレに誘ったらチーをして、
またベッドに上がって寝ましたの。

この事でオカンは決心しました。
もう、ベッドはよしにして、床に寝ようとね。
和室で使っていた折り畳みのスノコを取りだし、
予備の畳をその上に乗せてマットを敷きました。
でもそれではオカンに低すぎるので、
押し入れの布団下に敷いたスノコを
畳の下にもう一段重ねました。
これは古いスノコベッドを処分したときに
取り外して残しておいた物です。
(残しておいて良かったわ)

こうしてなんとか形になりました。
はなちゃんの背中と同じ高さです。
これなら落ちても大事ないはず。


今日も相方が居ないのですけど、
これでオカンは安心して眠れます。
たぶん………。



船通山(1,142m)へ

2018年04月22日 16時34分00秒 | お山
今朝は5時起きしました。
今ごろのこの時間は、
野の鳥たちも起き出しており、
賑やかにさえずりましてね♪
ちゃっちゃと身仕度出来ました。


今回は同僚が初参加。
ロッジさんが順々に拾ってくれて、
最後に店主が乗り込みます。
残念なことにキョンチャンは
今年もご用のため不参加でした。


今年のコースも鳥上滝コースの往復です。
虫除けは度々塗ったけど、どうにも虫に好かれるオカン。
立ち止まるたびに寄ってきますので、
団扇でバタバタ追い払いながら歩きました。
でも花に会いたいので辛抱です。


木曜日にも登ったロッジさんは、
五分咲きとのことでしたが、
それ以後も晴天続きで花は見ごろでした。
来週まで待ってたら終わってしまったかも?
良いときに登りましたわ~。


来年も元気で登れますように、
二礼二拍手一礼してご挨拶しました。
通行止めが解除されたようで、
鳥取県側から柴犬を連れて登ってみえました。
ちょっと羨ましい。
オカンも以前は、ワンズを連れて登ったものです。


さて帰りに横田でお蕎麦を食べました。
店主の話では並んで待つ程の人気店だそうですよ。
着いてみると十人ほど並んでいました。
「オカン、初めての行列!」となるはずでしたが、
ちょうど開店するところで並ぶことなく店内へ。


湯葉蕎麦いただきました。
思ったより湯葉がたっぷりでお腹いっぱい。
それなのに「一枚ずつ食べよ!」と
割りごも頼んでいてねぇ。
ボタンを外してお腹に落としました。


本日の登山は9,685歩でした。
日頃の運動不足がたたって辛かったけど、
とっても満足な一日でございました。



豊後森藩つながりで

2018年04月21日 12時54分50秒 | オカンのつぶやき
白石一郎の『ひとうま譚』の中での話に、
藩主留島通嘉が江戸城中であざけりをうけたとありました。
その悔しさから造営中の工事をやり直し、
神社に名を借りた城造りを決意したの。
殿様は誰もが城持ちとは限らないのを初めて知りました。

江戸城詰の間でうけた城を持てない事の屈辱。
それを元にした佐伯泰英の小説『御鑓拝借(おやりはいしゃく)』を読みました。

藩主がうけた屈辱を雪ぎ、
先代藩主に命を助けられた恩義に報いる。
んー、ちょっと違うかな?

矮躯で顔が大きい見てくれの格好良くない人の、
毎日鍛練を欠かさない律する心とか、
隠している渋い格好の良さは、
オカンの好みでありましてね。

これ、竹中直人でドラマ化されてたのですね。
ピッタリしすぎて、頭のなかで映像が流れます。

シリーズらしいので続けて読みますにゃ。