オカンとワンコ

過去と他人は変えられない 自分と未来は変えられる

言い訳

2023年05月24日 21時25分22秒 | 読書
ブログ放置の言い訳をします。
何が有った訳ではなくて、本を読んでおりました。


吉住侑子著「浅茅が宿」
両親と弟を一度に亡くし、婆ちゃんに引き取られて山村で暮らしたオレ。
土木科の高校を出たあとは県外で就職した。
三十までに嫁さんをもらって婆ちゃんと暮らす。
そう決めていたオレは、河川改修工事の現場近くで女と出会う。
一緒になっても良いかなと思っていたのに、
女はふらりと居なくなってしまう。

表題作はオトコ側の話で、「草の別れ」はオンナのその後の話。

以下はレビューからの引用です。
枕草の香りのような傷心、野花のような孤独、健康な老境。
寂寥の荒野に独り住まう老女と工事人足の「おれ」。
伝統漁法でウナギを捕る老人と淡い交流を結ぶ「わたし」。
それぞれの過去を引きずる者たちが織りなすゆくりなき晩年の華やぎ。』



ホリー・ジャクソン著「優等生は探偵に向かない」
前作「自由研究には向かない殺人」の続編です。
もう二度と関わらない事をママと約束したのに、
またしても人探しを引き受けてしまった。
提供を呼びかけて集まった画像を精査して手がかりをつかむ根気強い主人公。

以下は説明文の引用です。
友人の兄ジェイミーが失踪し、高校生のピップは調査を依頼される。
警察は事件性がないとして取り合ってくれず、
ピップは仕方なく関係者にインタビューをはじめる。
SNSのメッセージや写真などを追っていくことで明らかになっていく、失踪当日のジェイミーの行動。
ピップの類い稀な推理で、単純に思えた事件の恐るべき真相が明らかに……。』


去年の今日は朱川湊人の作品を読んだらしい。
すっかり忘れていたけど、読み返してみようかな。





「香君 上下巻」上橋菜穂子著

2023年05月17日 10時54分35秒 | 読書

上橋菜穂子著「香君」上下巻読了しました。

たった一つの産物に依存する帝国の危うさ。
危惧する人々の焦燥と努力。
オカンの拙い紹介より、上下2巻の表紙裏の紹介文を載せておきますね。

上巻紹介文より
遥か昔、神郷からもたらされたという奇跡の稲、オアレ稲 。
ウマール人はこの稲をもちいて帝国を作り上げた。
この奇跡の稲をもたらし、香りで万象を知るという活神〈香君〉の庇護のもと、帝国は発展を続けてきたが、
あるとき、オアレ稲に虫害が発生してしまう。
時を同じくして、ひとりの少女が帝都にやってきた。
人並外れた嗅覚をもつ少女アイシャは、やがて、
オアレ稲に秘められた謎と向き合っていくことになる。

下巻紹介文より
「飢えの雲 天を覆い、地は枯れ果て、人の口に入るものなし」 ーー かつて皇祖が口にしたというその言葉が現実のものとなり、
次々と災いの連鎖が起きていくなかで、
アイシャは仲間たちとともに、必死に飢餓を回避しようとするのが......。
オアレ稲の呼び声、それに応えて飛来するもの。
異郷から風が吹くとき、アイシャたちの運命は大きく動きはじめる。


えほんやとこちゃん」のオーナーに勧められたこの本。
久しぶりにドはまりして一気に読んでしまいました。
オカンはファンタジーが大好きなのです。
上橋菜穂子は「精霊の守り人」からのファンで、
「獣の奏者」と「狐笛のかなた」も好きですなぁ〜。
ドラマやアニメにもなりましたけど、
思い描いたものとはどうしても違和感があって入り込めない。
いつも思うけど、読んでから見るのはいけませんね。





販売員になってきた

2023年05月14日 07時40分18秒 | オカンのつぶやき

金曜日に友人Pちゃんがひざねこゴモラを連れてきて、
ミントdeシェルとごたいめ〜ん!
比べてみると生前のゴモラの体型に似て、
ミントより一回りも大きかった。

ひとしきりお喋りして「そろそろ帰ろ」というとき、
センターからアルバイトの依頼が入ってきた。
デパートで北海道展の販売員に派遣した人が一日でやめてしまい、代わりを探しているそうな。
一日でいいから出てほしいって事でした。
やったことがないので不安だけど、暇してるより出てみようかと受けました。
そして昨日、所定のデパートへ。
バックヤードに入るのは初めてなので探検気分です。
九時半に入り説明とエプロン、キャップを着用して開店を待ちました。
受け持ちは洋菓子売り場でしてね。
説明文を読んで特徴など把握しておきました。
開店し客が入り始めてしばらくすると、
別の店に入ってくれと指示され移動しました。
そこは珍味屋で側には揚げ物屋。
人熱れと油と珍味の臭いにやられ貧血をおこしそうに…。
こりゃいかんと菓子屋の冷凍庫の陰にしゃがんだら、
休憩室でしばらく休んできなさいといわれ、
ありがたくも情けなく退室しました。
横になってしばらく休むと良くなりましたのでね、
お昼前でもあり軽く食べて売り場に戻りました。
その後は何事もなく仕事をこなしてきましたよ。
10:00から19:00までの予定でしたけど、
午前の体調不良もあってのことか、
「18:00で上がっていいよ」って珍味屋の大将。
正直な気持ち嬉しかった。

食べ物屋の前で吐いたりしたら…想像するだに怖気すが、
黙って急に消えたことを叱られたのは当然です。

それでも試食の勧め方、代金や商品の授受の方法など教えていただき、
呼び込みなんかも面白かったですわ。
でも二度は無いな。
ベテランさんは慣れだと言うけど、立ちっぱなしは腰に来ますもん。




ツツジとユキノシタ

2023年05月10日 09時35分28秒 | オカンのつぶやき
今朝ね、ゴミを出しに玄関を出たら、
ツツジが咲いているのに気がついた。


この木だけが不思議な花型です。


花火が開いたような感じ。

葉っぱに埋もれて主張しないのよね。


次に不燃ゴミを出しての帰り。
ツツジを見返していたら、
その隣にひっそりとユキノシタの花。
生まれ育った実家の庭にもありましてね。
オカン母は葉っぱを天ぷらにしていたの。


下にニ枚の大きな白い花びら。
上には淡いピンクの小さな花びらが三枚。


雌しべから放たれたような雄しべが線香花火みたい。
花の姿に妖精を連想してしまいます。
蕾がたくさんついているから次々に咲くのを楽しめる。

昨日、きまぐれブログさんでユキノシタの鉢植えを見たから、
花が咲いているのに気がついたのね。




たまにはポットティー

2023年05月09日 22時20分00秒 | オカンのつぶやき
快晴なので、久し振りにチャリチャリで用を片付け、
仕上げに茶店でたい焼きセットを。
オカンがよく飲むのはホットチャイですが、
たまにお腹と相談してポットティーもいただきます。


本日のお茶はダージリンファーストフラッシュ。

茶店のポットティーは茶葉を入れたままなので、
味の変化が楽しめますよ♪

まずポットが出されポットカバーを被せて茶葉が開くのを待ちます。
頃合いになったら温めたカップの登場。
スプンで茶葉を軽く混ぜてからカップに注ぐという手順。
今日のお茶は水色が薄いけどよい香り。
一杯目はストレートで軽い渋みを楽しむ。
二杯目はミルクを少し。
濃くなった三杯目はミルクたっぷりに。
紅茶にたい焼きがよく合いますの❤

お茶の種類によっては渋みが強くなるので湯を差しますが、
オカンはやったことはありません。
渋みがわりと好きなのですわ。