はる日記

「人間万事塞翁が馬」

日々の出来事を綴ってます。

『青蛙堂鬼談』

2017-06-20 17:26:42 | テレビ・映画・本
岡本 綺堂 著

あらすじ。

夜ごと人間の血を舐る一本足の美女。蝦蟇に祈祷するうら若き妻、井戸の底にひそむ美少年。そして、夜店で買った目隠しされた猿の面をめぐる怪異ー。ひとところに集められた男女が披露する百物語形式の怪談十二篇。

(「BOOK」データベースより)

【青空文庫で読了】



(  ̄▽ ̄)

大正時代(明治時代?)に書かれたものですが、古さを感じず楽しんで読めました。

どの話も、そこはかとなく怪しい(妖しい)空気が流れていて、そして不思議。それがいい。

(*´ω`*)

語る人は余計なことは言わず静かに語り、聞いている人は想像して恐怖する。あ~、百物語ってこういうイメージ。

百物語の経験はありませんが、なんか懐かしい気持ちになりました。

(*´∀`)

私はグロいもの、怖すぎるものは全然ダメで、そんな場面があるとストーリーが全く頭に入らなくなってしまうのですが、この話は大丈夫でした。

「ちょっとこわい日本昔ばなし」という感じで面白かったです。

(  ̄▽ ̄)