貴嶋啓 著
ライトノベル。まず表紙の絵の鮮やかさに惹かれ手に取りました。舞台はエルトゥールル帝国という架空の国です。オスマン帝国がモデルということで読むことにしました。
あらすじ。
セルマは第二宰相の娘ですが、セルマの母親は身分の低い流浪民で、父親が先の大宰相の娘を娶るときに屋敷を追い出されました。しかし、母親が亡くなったため再び父親の屋敷で暮らすことに。屋敷では、義母や異母妹に辛く当たられ、使用人同然の扱いを受ける日々。そんな暮らしの中での唯一の楽しみが町の珈琲館でウードを弾くこと。いつものようにウードを弾いていると「皇帝の暗殺」「皇位の簒奪」といった物騒な言葉が耳に入ってきます。一般人には馴染みのないメジェル語で話していたので周囲の人達は気付きません。セルマは慌てて店を出ますが、話をしていた男ラフィークに間者と疑われラフィークの屋敷に囚われてしまいます…。
ライトノベルとしては甘さ控えめです。新人の作家さんらしいのですが、読みやすくて面白かったです。ただ、脇役のキャラクターの方が濃くて、セルマとラフィークがあっさりしてるなとは思いました。でも、その理由はすぐに分かりました。この話、シリーズ化してました。あー、納得。……他のキャラクターの話の方が気になるのですが。
(;・ω・)
おとぎ話のようなキレイな話で、丁寧に書かれたことが伝わってきた本でした。
(*^^*)
ライトノベル。まず表紙の絵の鮮やかさに惹かれ手に取りました。舞台はエルトゥールル帝国という架空の国です。オスマン帝国がモデルということで読むことにしました。
あらすじ。
セルマは第二宰相の娘ですが、セルマの母親は身分の低い流浪民で、父親が先の大宰相の娘を娶るときに屋敷を追い出されました。しかし、母親が亡くなったため再び父親の屋敷で暮らすことに。屋敷では、義母や異母妹に辛く当たられ、使用人同然の扱いを受ける日々。そんな暮らしの中での唯一の楽しみが町の珈琲館でウードを弾くこと。いつものようにウードを弾いていると「皇帝の暗殺」「皇位の簒奪」といった物騒な言葉が耳に入ってきます。一般人には馴染みのないメジェル語で話していたので周囲の人達は気付きません。セルマは慌てて店を出ますが、話をしていた男ラフィークに間者と疑われラフィークの屋敷に囚われてしまいます…。
ライトノベルとしては甘さ控えめです。新人の作家さんらしいのですが、読みやすくて面白かったです。ただ、脇役のキャラクターの方が濃くて、セルマとラフィークがあっさりしてるなとは思いました。でも、その理由はすぐに分かりました。この話、シリーズ化してました。あー、納得。……他のキャラクターの話の方が気になるのですが。
(;・ω・)
おとぎ話のようなキレイな話で、丁寧に書かれたことが伝わってきた本でした。
(*^^*)