HILLCLIMB

力を入れてバイクを造り、力を抜いてバイクで遊ぶ

来てるのか?

2009-05-29 17:09:03 | Weblog
あとはサクサクっと完成!と思ったF型モールトンだが、やはり古い自転車は簡単にはいかなかった。


ギアクランクをTAのシクロツーリストに、チェーンをレジナに交換して組もうとしたら、後ギアの歯の形が微妙に違っていてチェーンが噛まない。
ただ、ハブへの互換性は現代のシティサイクルのギアと同じだったので、これはシマノに注文すればOK。

左が現代のギア、右がモールトンについていたギア


このカンパのブレーキレバーはワイヤーを上から出すこともできるし、ハンドルバーに沿わせることもできる。
オーダーでは上から出すことになっているのだが、なぜかワイヤーのタイコが納まるピボットがスライドするようになっている。
そのためレバーを引くとスライドしてしまって、その分キャリパーがほとんど動かない。
さて、何か良い方法があるのだろうか?





もう一台のF型(フレーム塗装中)のホイールも組みたて開始。

アクスルシャフトがかなり渋いので開けてみると・・・

うわ!
グリスと泥が一緒になって固まってる。
シャフトとボディの隙間からベアリングがよく見えて、シティサイクルよりシール性が悪い。
このハブは時々メンテナンスしないとだめだ。

全部ばらして掃除、グリスアップ。


新しいスポークと再メッキしたリムで組み立て完了。






偶然にも、たまに買う自動車雑誌の巻頭コラムにF型モールトンの記事が出ていた。
F型モールトンが来てるのだろうか?

モールトニア

2009-05-23 19:07:25 | Weblog
完成が近いF型モールトンのオーナーKさんが最終確認のためにモールトン仲間と共にご来店。


レストア中のモールトンはサファリというモデルのレプリカで、60年代前半のモデル。
以前レストアしたマーク3は70年頃のモデル。
どちらもかなりレアなモデルらしい。


みなさんが乗って来たモールトンもそれぞれマニアック。


来月上旬にはモールトンサミットが開催されるので、それまでに仕上げなければ・・・。
ホントは赤AMに乗って来られた素敵な女性オーナーのF型も塗装待ちなんだな~。
サミットに間に合わなかったらごめんなさい。

MADE IN CAMBODIA

2009-05-22 19:07:01 | Weblog
MIYATAさんが、クロスバイクが入っている箱の「MADE IN CAMBODIA」の文字に気づいた。



かつてヨーロッパやアメリカのメーカーが本国生産から台湾生産に変わっていくころ一抹の寂しさを感じたものだが、今や高級車は「MADE IN TAIWAN」が当たり前になってしまった。
最近の低価格モデルは「MADE IN CHINA」が増えてきていると思うが、時々「MADE IN INDONESIA」なども見かける。
しかしさすがに「MADE IN CAMBODIA」は初めて見た。
安い労働力を求めて生産拠点はアジアを点々と移動するんだなぁ。

ようやく時代に追いついた(1台のみ)

2009-05-21 17:19:19 | Weblog
探し物があって中古パーツのストックをかきまわしていたら、たまたまフラットバーロード用のシフターとMTB用9速カセットが見つかった。
そう言えばGWに長男に貸してやった古いフィッシャーは後8速のままだったので、これを使ってついに最新の9速にグレードアップ!





かなり時代がずれてる。


そう言えば自分のコルナゴもいまだに後9速だし、自分のバイクはどれも一世代遅れてる。



フラットバーロード用シフターといっても巻き取り量はMTB用と同じだからそのままポン付け。

フィッシャーからはずした8速時代のXTシフターとカセットは家で眠っていたKONAにスライドさせて交換。
フィッシャーはそれでも気を使って組み立てているのだが、KONAはとりあえず乗れれば良いみたいなところがあるので統一感の無い仕上がりだ。
GTから移植したリジットフォークは色のバランスなんて考えてない。

夏に鹿足河内林道に行く時、このKONA誰か使いますか?
下りで手がかゆくなるけどね

今日のHILLCLIMB

2009-05-17 18:24:05 | Weblog
新しいフレームにパーツを移植するためにお預かりしたキャノンデール
振動吸収のため、トップチューブが微妙にベンドしている形状のフレームは多い。



と思ったら、事故で曲がってしまったんだ
トップチューブも激しいけどダウンチューブも折れている。



さらにトップチューブの後側にも皺が寄っている。



このキャノンデール、クルマ止めに激突したそうだ。
フレームは酷く曲がってしまっているが、ホイールとカーボンフォークの外観には問題が無い。
良く調べれば問題があるかもしれないが、カーボンフォークの強度ってすごい。



レストアでお預かりしているF型モールトンも少しずつ形になってきた。
完成まであと少し?


ばいく三昧@GW(最終日)

2009-05-12 11:55:28 | Weblog
5月6日
最後のGW
「がんばらない」サイクリングを実行してみた。
立ちコギするぐらいなら降りて押す。
下りでは止まる寸前までコギ足さない。


義母が近所の移動用に自転車が欲しいと言っていたので、店で使っていた代車をプレゼントすることにした。
気候も良いことだし、それを義母のところまで自走で配達してみよう。

努力とか忍耐が大の苦手の中学生の長男はGW中の部活をサボりたくて仕方が無い。
サボる口実にどこか連れて行けというので、自転車の配達に付いて来るなら部活を休んでも良いことにした。
部活をサボりたい一心の長男はその話に乗って来た。
ププッ・・

6:15am 府中町の自宅出発

一応サイクリングなのでヘルメットとグローブ装着。
ただしジャージとレーパンを履くと怪しがられそうなのでやめておいた。


7:20am 五日市なぎさ公園

配達するオレンジ色のシティサイクル(変速無し)
前かごに補給食や水分がたくさん積めてとても便利。
長男にはスリックタイヤを履いたフィッシャーのMTBを貸してやった。


9:00am 廿日市峠

飽きるほど押し続ける。

峠のコンビニで食料補給

長男は「しんどい、来るんじゃなかった」と言っているので「いつでも帰っていいよ」と言ってやった。


スパ羅漢の手前

このあたりも時々押しながら進む。


10:30am スパ羅漢

単車乗りのメッカで今日もいっぱい来てる。
単車ならここまで1時間ぐらいだよなぁ。
でもこのサイクリングの先が見えて来た。


11: 20am冠高原



ついに一番高いところに到着。
ここからはほとんど下り。
一応長男に「いつでも帰っていいよ」と言ったがさすがに帰らなかった。


健康村

この後約1kmの激坂があるけれど、当然全部押しでクリア。


深谷大橋

なだらかな下り基調のはずなのに、ずっと向かい風でしんどい。


1:00pm 六日市着

無事配達完了!
走行距離約90km
所要時間6時間45分


シティサイクルで六日市まで行くとどうなるのか、時間も疲れもまったく予想がたたなかったのだけれど、結局ロードバイクより2時間遅いだけで、どちらかと言えばシティサイクルの方が疲れなかったような気がする。

登りで立ちコギしたりして負荷をかけると乳酸がたまるのだけれど、押して歩いたので別の筋肉を使い、結果的に自転車用の筋肉を休ませることができた?
ロードだと下りで思わずこいでしまうのだけれど、シティサイクルはこいでも空回りして意味が無い。結果的に下りの間はずっと休んでた?

長男は部活より辛かったけど面白かったと言っていた。
ちょっとは努力と忍耐が養えたのだろうか?

よぉし、家まで歩いて帰るぞ。
(それはウソ)

もみのき耐久レース

2009-05-11 13:44:30 | Weblog
昨日は晴天なり・・・というよりアツい1日だった。
いつものように楽しい「もみのき耐久レース」だったのだが、今回はスペシャルなメンバー達がHILLCLIMBのピットから一緒に走ったので一段と盛り上がった。


ファンからプレゼントされたピナレロジャージの森本ケンタ君
レースのBGMでも新曲「Hill Climb」がいっぱい流れてた。



自転車好きで有名なRCCの本名アナウンサー
レースの途中でランニングに出かけて行ったままライダー交代に間に合わず、森本君が代わりに出走してたけど・・・



日本のトップトライアスリート福元さん、体脂肪率4%!
脂肪無さ過ぎで足の血管が浮き出ている人を初めて見た。



ゆるゆるチームにはもったいない助っ人、元競輪選手のSさん
足も太いが腹も太い。さすがに速い。
終わり頃にはプッシュスタート要員になってた。




初ピナレロで2周連続周回の目標達成のK先輩。
チューブラータイヤとSPDペダルで前回の記録を更新したHさん。
チップ交換中のKEN1さん。
Hさんに脅されてエントリーした後方に立つNさんは単車乗りで自転車にはほとんど乗らないけどモールトンオーナー。



オレンジシャツのT君は本当に楽しそうに戻って来るので、それを見ているみんなも楽しくなる。
日焼け対策バッチリのFさん。
2周だけ走って後はカメラマンに徹するつっち~さん。




HILLCLIMBピットからエントリーしたチームのみなさん


毎回一番楽しんでいる「よるすらいむ」84位



カミさんとカープファンと元競輪選手、走りにも脈絡の無い「チーム内野自由席」82位



モールトンのNさんが覚醒すれば大化けか?「かつおちゃん」44位



有名人が多いのでいろんなところから声をかけられていた「Team KENTA」16位



平均年齢は50を越えるオヤジチームだが走りは若い「きんぎょちゃん」
15位なれど吉和米ゲットはならず。




疲労困憊。
日焼けでレースパンツの境目がくっきり。