高校の自転車部員が、シマノRS11ホイールでダンシングすると、リムが捩じれてブレーキシューに当たってしまうという。
静止状態でリムとブレーキシューのクリアランスは左右それぞれ2mmぐらいある。
試しにリムを掴んで左右に揺らすと結構振れる。確かにこれではダンシングしたらシューに当たるなぁ。
スポークテンションを上げてみても、状況は変わらず。
高校生のパワーにRS11が負けているんだろうと最初は思ったけど、念のためハブをバラしてみたら、ベアリングが3個足りない。
自分で分解したことがあるらしいから、その時に落としたんだろうな、きっと。
リムが捩じれる原因はこれかな?
足りないベアリングを入れるついでにフリーボディもはずしてチェックしてみよう。
んん?
ハブの中の隙間に何か見える。
ベアリングが3個・・・・こ、これは・・・
隠れたベアリングをひっぱり出してハブを組み直したけど、相変わらず捻れはある。残念。
やっぱり高校生の脚にはRS11ではリム剛性が足りないのかもしれない。