今年3月に植木等さんが亡くなって、中学生の頃に観た懐かしい映画の特集がありました。かといって、全部を観るわけにもいかず、1本だけ「日本一の男の中の男(1967)」を観ました。
植木さん演じる主人公の名前が「小野子(おのこ) 等」といって、確かその他のこの「日本一の男シリーズ 」の主人公は「中(なか) 等」とか「初(はじめ) 等」とか、名前に等(ひとし)が付く男ばっかりでした。
すでに故人の俳優さん、当時はピチピチしていた女優さんがたくさん出ていて懐かしい映画。
いつクビになってもおかしくないサラリーマン事情は昔っからあったようです。
東宝系では、加山雄三の若大将シリーズも特集があってまして、これも1作だけ「大学の若大将(1961)」を観ました。当時は封切りは観てなくて、数年後のリバイバルで観た映画でした。「ハワイの若大将(1963)」も録画したんですが、こちらは挿入歌の「♪恋は紅いバラ」を聞いただけで他は早送りで観てしまいました。
ワンパターンのお約束のストーリーで、“若大将”田沼雄一のやっているスポーツが違うだけ。青大将も澄ちゃんも懐かしかった。
なお、「大学・・」は水泳部の若大将でした。
さて、洋画では新作の「レミーのおいしいレストラン」をレンタルDVDで観ました。
監督が「Mr.インクレディブル」のブラッド・バード。
ジョン・ラセターやアンドリュー・スタントンが製作総指揮のピクサー・アニメと言うことで期待の新作でしたが、序盤から中盤までは面白かったけど、ネズミが人間を髪の毛を使って操るという仕組みが安直な感じで、その辺りからストーリーにいまいち入り込めませんでした。途中でだれるところもあって、2時間という長尺にも疑問があります。
お薦め度は、【★★=悪くはないけどネ】。
あと、BSで観た「アメリカン・スプレンダー(2003)」。そして、1コインDVDの「我が家の楽園」。VHSのレンタル「尼僧ヨアンナ」なども記事にしていませんでした。
ポール・ジアマッティ主演の「アメリカン・・・」は実在のコミック原作者を描いた作品で、アニメを取り入れたり、途中で実物の映像も使ったりとユニークな味があり面白かったです。<カンヌ映画祭では、ある視点部門国際批評家賞を受賞した>とのこと。
お薦め度は、【★★★=一度は見ましょう】。
「尼僧ヨアンナ」は、「夜行列車」、「影」のイェジー・カワレロウィッチ監督の1961年の作品。
悪魔に取り付かれた修道院の女性院長ヨアンナと、その悪魔払いに来た修道僧との話で、美しいヨアンナが悪魔によって豹変するところは、特殊メイクがないにもかかわらず、「エクソシスト」を彷彿とさせる恐怖映画でした。
お薦め度は、【★★★=一度は見ましょう】。
「我が家の楽園」はフランク・キャプラが3回目のオスカーを獲った1938年の作品。
キャプラの画に描いたような理想主義の設定の話で、創りすぎが鼻について、キャラクターが生きてない映画に見えました。この後、キャプラは「スミス都へ行く(1939)」、「群衆(1941)」と社会の陰の部分に焦点を当てていきます。
お薦め度は、【★★★=一度は見ましょう】。
植木さん演じる主人公の名前が「小野子(おのこ) 等」といって、確かその他のこの「日本一の男シリーズ 」の主人公は「中(なか) 等」とか「初(はじめ) 等」とか、名前に等(ひとし)が付く男ばっかりでした。
すでに故人の俳優さん、当時はピチピチしていた女優さんがたくさん出ていて懐かしい映画。
いつクビになってもおかしくないサラリーマン事情は昔っからあったようです。
東宝系では、加山雄三の若大将シリーズも特集があってまして、これも1作だけ「大学の若大将(1961)」を観ました。当時は封切りは観てなくて、数年後のリバイバルで観た映画でした。「ハワイの若大将(1963)」も録画したんですが、こちらは挿入歌の「♪恋は紅いバラ」を聞いただけで他は早送りで観てしまいました。
ワンパターンのお約束のストーリーで、“若大将”田沼雄一のやっているスポーツが違うだけ。青大将も澄ちゃんも懐かしかった。
なお、「大学・・」は水泳部の若大将でした。
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さて、洋画では新作の「レミーのおいしいレストラン」をレンタルDVDで観ました。
監督が「Mr.インクレディブル」のブラッド・バード。
ジョン・ラセターやアンドリュー・スタントンが製作総指揮のピクサー・アニメと言うことで期待の新作でしたが、序盤から中盤までは面白かったけど、ネズミが人間を髪の毛を使って操るという仕組みが安直な感じで、その辺りからストーリーにいまいち入り込めませんでした。途中でだれるところもあって、2時間という長尺にも疑問があります。
お薦め度は、【★★=悪くはないけどネ】。
あと、BSで観た「アメリカン・スプレンダー(2003)」。そして、1コインDVDの「我が家の楽園」。VHSのレンタル「尼僧ヨアンナ」なども記事にしていませんでした。
ポール・ジアマッティ主演の「アメリカン・・・」は実在のコミック原作者を描いた作品で、アニメを取り入れたり、途中で実物の映像も使ったりとユニークな味があり面白かったです。<カンヌ映画祭では、ある視点部門国際批評家賞を受賞した>とのこと。
お薦め度は、【★★★=一度は見ましょう】。
「尼僧ヨアンナ」は、「夜行列車」、「影」のイェジー・カワレロウィッチ監督の1961年の作品。
悪魔に取り付かれた修道院の女性院長ヨアンナと、その悪魔払いに来た修道僧との話で、美しいヨアンナが悪魔によって豹変するところは、特殊メイクがないにもかかわらず、「エクソシスト」を彷彿とさせる恐怖映画でした。
お薦め度は、【★★★=一度は見ましょう】。
「我が家の楽園」はフランク・キャプラが3回目のオスカーを獲った1938年の作品。
キャプラの画に描いたような理想主義の設定の話で、創りすぎが鼻について、キャラクターが生きてない映画に見えました。この後、キャプラは「スミス都へ行く(1939)」、「群衆(1941)」と社会の陰の部分に焦点を当てていきます。
お薦め度は、【★★★=一度は見ましょう】。
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