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ニュースで驚いたのは、<駆け出し時代のマリリン・モンローさんとハリウッドのアパートで同居した時期もあった。>の件。ノーマ・ジーン“モンロー”は1926年生まれ。シェリー・ウィンタースの方が6歳年上だったんですねぇ。【Shelley Winters/1920年8月18日生まれ/イリノイ州イースト・セントルイス出身 】
ほとんどの作品が脇役だったので、コレといった思い出の作品は無いのですが、<「アンネの日記」(59年)「いつか見た青い空」(65年)でアカデミー賞助演女優賞を受賞した。>とのことです。
「アンネの日記」は「シェーン」のジョージ・スティーブンス監督の作品。子供の頃にTV洋画劇場で見ましたが、主役のミリー・パーキンスの可愛さに見とれ、他の人の印象は残っていません。ウィンタースは意地悪なおばさんの役だったような気がするが・・・。
シドニー・ポアチエ主演の「いつか見た青い空」は未見です。
ウィンタースで“ポセイドン”以外で一番記憶に残っているのは、“アンネ”と同じスティーブンス監督の「陽のあたる場所(1951)」ですね。貧しい青年(モンゴメリー・クリフト)が、美しい令嬢(エリザベス・テイラー)に恋し、彼女からも想いを寄せられる様になったため、それまで付き合っていた女性を計らずも死なせてしまうという話。
ウィンタースはクリフトに疎ましく思われる不幸な女性を演じ、受賞は逃したものの、なんとコレでは主演女優賞にノミネートされたそうです。
あまりにリズ・テイラーが美しい故、というだけではなく、町の工場で働く娘の“イケテない”感じをウィンタースが上手に演じていた為に、青年の気持ちも分からなくはないと思わせてしまう作品でした。
その他に彼女の出演作で観たのは、「赤い河(1948)」「ウィンチェスター銃'73(1950)」「ロリータ(1961)」など。
「allcinema online」には、<3度目の助演賞候補になった「ポセイドン・アドベンチャー」では得意の水泳も披露(スイミング・スクールのコーチはあのジョニー・ワイズミュラーだった)。>と書いてある。ワイズミューラーは元水泳のオリンピック代表選手にして、“ターザン”が当たり役になった男優ですな。
又、ヴィットリオ・ガスマンやアンソニー・フランシオサと結婚していたとも書いてある。旦那さん選びも渋かったようです。
ご冥福をお祈りいたします。
・追記 ~ 20日の新聞を見ていたら、アンソニー・フランシオサが19日、ロサンジェルスの病院で亡くなったというニュースが出ていました。77歳。後を追うように・・・合掌。
あの時、あの役のための体重増やしたんですかね?
あの体型でなくては果たせない役柄だったですもんね。
今年リメイクで公開される「ポセイドン」で、彼女の役はどうなるのかな?
シェリー・ウィンタースも亡くなったんですか・・・もう85歳になってたんですね。
ヴィットリオ・ガスマンと結婚していたなんて、知りませんでした。
ご冥福をお祈りいたします。
どうでしょうか。50歳頃の出演ですから、無理に体重を増やすような事はしなかったんじゃないでしょうか。
私は、モンロー秘話をどこかに残してないか? ちょっとそれが気になっています。
>TAROさん
備忘録としては、訃報も残しておきたく思うのですが、若い頃に沢山の思い出をくれた人達がそういう年齢になったということですね。なんか、寂しいけど・・・。
「ポセイドン~」も良かったですが、“アメリカの悲劇”の映画化「陽のあたる場所」の彼女が私にとっては忘れられません!
本日はじめてオジャマしました。
これから拝読させていただきます。
よろしく、お願いいたします!
「陽のあたる坂道」なんていう青春小説も昔ありましたが・・・。
こちらこそ、ヨロシクお願いいたします。