テアトル十瑠

1920年代のサイレント映画から21世紀の最新映像まで、僕の映画備忘録。そして日々の雑感も。

♪I Guess the Lord Must Be in New York City / Nilsson

2016-01-03 | 音楽
 高校生時代に最もハマったミュージシャンの一人、ハリー・ニルソン。
 「真夜中のカーボーイ」の主題歌「♪うわさの男」で初めて知ったんですが、以後LPアルバムを何枚か(「空中バレー」とか「パンディモニアム・シャドウ・ショー」とか「ハリー・ニルソンの肖像」とか)買ってそれこそ擦り切れるほど聴きましたなぁ。
 「♪うわさの男」に続いてヒットチャートを駆け上がったのが、今回紹介する「♪I Guess the Lord Must Be in New York City」。日本でのタイトルは「♪孤独のニューヨーク」。
 映画「真夜中のカーボーイ」用にニルソンが作曲した曲ですが、監督のシュレシンジャーはフレッド・ニールが作詞・作曲した「♪うわさの男」が気に入って「♪孤独の・・」はボツになったそうです。

<この映画の主題歌はボブ・ディランを含む数人のミュージシャンに依頼されており、ニルソンは「孤独のニューヨーク」を提出したが、映画の編集の際に仮歌として使用されていた「うわさの男」を気に入った監督の意向により、そのままこの曲が(再録音されて)使用されることになった>(ウィキより)

 両方を聴き比べると「♪孤独のニューヨーク」には哀しみとか弱さが出過ぎていて、硬派な感じの「♪うわさの男」の方が映画の雰囲気には合っている気がします。
 今回の動画は「♪孤独のニューヨーク」が映画に使われたらこんな感じになったんじゃないかという、そんなyoutubeです。




 

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