テアトル十瑠

1920年代のサイレント映画から21世紀の最新映像まで、僕の映画備忘録。そして日々の雑感も。

♪男と女 / Francis Lai

2015-11-16 | 音楽
 フランス、パリでは嫌な事件があったばかりですが、あえて美しいフランス映画の美しい映画音楽を選びました。

 「男と女」は1966年の作品ですから、もう半世紀前にもなるんですねぇ。
 かつては映画音楽特集のラジオ番組があれば必ずと言っていいほどかかったフランシス・レイの出世作です。ロマン・ポランスキーのような、米国でいえばダスティン・ホフマンのような御面相を初めて拝見した時には、それまで聞いていたメロディとのギャップに驚いたもんですが、それも懐かしい思い出ですよね。

 今回は二つの動画を持ってきました。
 上のはサントラ盤のレコードからでしょうか、クリアな音のyoutubeです。

 で、その下のは映画のラストシーンをバックに流れるもの。なので未見の方はご注意です。
 映画の監督はクロード・ルルーシュ。
 「男と女」については他にもいくつか部分的なシーンの動画がありましたが、今回のラストシーンと同じく、映像のモンタージュとしてそれ程面白いものはありません。なんかキレイなコマーシャル・フィルムのようですね。
 細切れで観ても良さがわからない、全体を覆うムードが魅力の映画なんだと改めて気づいた次第です。



<Francis Lai - Theme From A Man And A Woman>





<Un Homme Et Une Femme - The last scene >



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2 コメント

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半世紀前。 (vivajiji)
2015-11-17 13:06:02
巷では大して面白くもないと評された本作、
7回も映画館で観たというバカがここにおり。(笑)
好みの違いなんぞは、そんなものですわね。
しっかし、お話変わって
我が子供らを含め、映画を観ていなさ過ぎる方々が
私の回りのほとんどで(超有名どころの映画も
観てない)年々、何となく離れ小島の住民に
なったような気がする。(ーー)十瑠さんちや
山奥博士んちへおじゃまするとホットする昨今。

フランシス・レイって、お名前からして、
あのご面相を知らなければいかにも優美。^^
札幌はそろそろ白い季節が来ますが「雪は
降る」のあのアダモのお顔もちょっと、
ではなかったですか。「〜セレナーデ」の
クリストファー・クロスなんて、反則ですよ!

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温故知新も死語の如し (十瑠)
2015-11-17 19:11:16
>映画を観ていなさ過ぎる方々が・・・

私も家では殆ど映画の話はしませんねぇ。
映画を見るのも家族がいない時。
モノクロ作品なんか観てたら、『また暗いの観て~』なんて言われかねませんから。
チャップリンだってモノクロだってぇのに。

>のあのアダモのお顔もちょっと

いやいや、今回改めてレイさんの画像を拝見しましたが、アダモはちょっと・・・。
サルバトーレさんは二枚目ですもん。

>クリストファー・クロスなんて、反則ですよ!

はい。あれはレイさん以上の衝撃でした。
あの美声がねぇ。
そういえば、この人のyoutubeいつか音楽記事で載せないといかんですな。
「~セレナーデ」を。
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