石川遼 2番でバーディとしたが3番でボギー4番でバーディ5番でボギーと出入りの激しいゴルフだが粘りで、6番を終了してイーブンパーでこらえている!
第138回全英オープン選手権 初日
遼クンの一打目は…ドライバーでいくかと思いきや…
タイガー・ウッズ(米国)、リー・ウェストウッド(英国)(共にヘアーウェーキープ)同様、アイアンで打つも右ラフへ…
遼クンの全英オープン挑戦が始まった!
遼クンの一打目は…ドライバーでいくかと思いきや…
タイガー・ウッズ(米国)、リー・ウェストウッド(英国)(共にヘアーウェーキープ)同様、アイアンで打つも右ラフへ…
遼クンの全英オープン挑戦が始まった!
【ターンベリー(英国)=木村正人】ゴルフの第138回全英オープン選手権に初出場する17歳の石川遼は15日の練習ラウンド終了後、「攻めていかなければ僕のゴルフじゃない。明日の1番ホール(354ヤード、パー4)はスコアを考えずにアグレッシブに行きたい」とあこがれのタイガー・ウッズ(米国)と同組で回るプレッシャーをはね返すように語った。
「やはりタイガーの存在というのは、僕にとっては大きい。頭の中が真っ白になったり、足が震えたりというのは当たり前のことかもしれない」
石川は第1ラウンドの16日午前9時9分(日本時間同日午後5時9分)のスタート。小学3年生の時、ジュニアのゴルフ大会に初めて出場して以来の緊張感を味わっている。
9年前の朝、練習場で9番ウッドを打とうとすると足が震えて滑り、空振りした。同大会での1番ホール。ティーショットでボールの上をたたいて、ボールがゴロで転がった。絵に描いたような「チョロ」だった。
「その時よりも技術的にも上がっているし、精神的にも成長している」。石川はユーモアたっぷりに報道陣を笑わせたが、1番ホールの第1打でアイアンを使うとクラブの根っこでボールをたたいてしまうような気がしてならないそうだ。
「攻めた結果がボギーなら仕方がない。1番ホールから守りに入ると、後半になっても自分のゴルフができず、1日が台無しになる」と真剣な表情で語った。3年ぶり4度目の優勝を狙うタイガーがどんなに計算されつくしたショットを放ったとしても、全英初挑戦の自分は実力の範囲内でやるしかないと自覚している。風がそんなに強くなければ、石川が最初に手にするクラブはドライバーになる。
◇
■テレビ局の要望を考慮
◇…大会を主催するロイヤル・アンド・エンシェント・クラブ(R&A)の記者会見が開かれ、石川とウッズが同じ組に入ったペアリングについてドーソン最高責任者が「テレビ局の要望を考慮した」と説明した。
大勢の報道陣が同組に付いて移動することになるが、同責任者は「メディアの統制は確立している。(同組の3人のうち)ウッズとウェストウッド(英国)と話をしたが、2人とも全面的に納得していた」と話した。
(産経新聞)
「やはりタイガーの存在というのは、僕にとっては大きい。頭の中が真っ白になったり、足が震えたりというのは当たり前のことかもしれない」
石川は第1ラウンドの16日午前9時9分(日本時間同日午後5時9分)のスタート。小学3年生の時、ジュニアのゴルフ大会に初めて出場して以来の緊張感を味わっている。
9年前の朝、練習場で9番ウッドを打とうとすると足が震えて滑り、空振りした。同大会での1番ホール。ティーショットでボールの上をたたいて、ボールがゴロで転がった。絵に描いたような「チョロ」だった。
「その時よりも技術的にも上がっているし、精神的にも成長している」。石川はユーモアたっぷりに報道陣を笑わせたが、1番ホールの第1打でアイアンを使うとクラブの根っこでボールをたたいてしまうような気がしてならないそうだ。
「攻めた結果がボギーなら仕方がない。1番ホールから守りに入ると、後半になっても自分のゴルフができず、1日が台無しになる」と真剣な表情で語った。3年ぶり4度目の優勝を狙うタイガーがどんなに計算されつくしたショットを放ったとしても、全英初挑戦の自分は実力の範囲内でやるしかないと自覚している。風がそんなに強くなければ、石川が最初に手にするクラブはドライバーになる。
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■テレビ局の要望を考慮
◇…大会を主催するロイヤル・アンド・エンシェント・クラブ(R&A)の記者会見が開かれ、石川とウッズが同じ組に入ったペアリングについてドーソン最高責任者が「テレビ局の要望を考慮した」と説明した。
大勢の報道陣が同組に付いて移動することになるが、同責任者は「メディアの統制は確立している。(同組の3人のうち)ウッズとウェストウッド(英国)と話をしたが、2人とも全面的に納得していた」と話した。
(産経新聞)
【ターンベリー(英国)16日時事】男子ゴルフの今季メジャー第3戦、第138回全英オープン選手権は16日、当地のターンベリー・エイルサコース(7204ヤード、パー70)で開幕した。
7人が出場する日本勢は、第1ラウンドでトップを切って池田勇太がティーオフ。矢野東が続き、午前9時9分(日本時間午後5時9分)には、初出場で17歳の石川遼が、3年ぶり4度目の優勝を目指す世界ランキング1位のタイガー・ウッズ(米国)、リー・ウェストウッド(英国)と同組でプレーを始める。
米ツアーで活躍する今田竜二のほか、近藤共弘、久保谷健一、小田孔明は午後の競技開始。
(時事通信)
7人が出場する日本勢は、第1ラウンドでトップを切って池田勇太がティーオフ。矢野東が続き、午前9時9分(日本時間午後5時9分)には、初出場で17歳の石川遼が、3年ぶり4度目の優勝を目指す世界ランキング1位のタイガー・ウッズ(米国)、リー・ウェストウッド(英国)と同組でプレーを始める。
米ツアーで活躍する今田竜二のほか、近藤共弘、久保谷健一、小田孔明は午後の競技開始。
(時事通信)
【ターンベリー(英国)笠原敏彦】16日当地で開幕する男子ゴルフの今季メジャー第3戦、全英オープンに日本人最年少で参加する石川遼は15日、最後の練習ラウンドで調整。「しっかり気合の入ったラウンドになった。準備は整った。明日は僕のゴルフ人生で一番大きな日になるかもしれない」と期待を膨らませた。あこがれてきたタイガー・ウッズ(米国)と同じ組で回る予選ラウンドに「頭の中が真っ白になり、足が震えても当たり前」と率直に話す17歳。予選ラウンドの見どころを展望する。
【1番(354ヤード)パー4】「ナーバスになるのは間違いない。スコアを考えずにどれだけアグレッシブになれるか」。石川は第1打でドライバー(飛距離約300ヤード)を使うと予想されるが、フェアウエー左手280、304ヤードには深いバンカーが構える。ウッズを前にした最初のティーショットは、石川の精神面でのタフさを試すことになりそうだ。
【3番(489ヤード)パー4】パー4として最も長く、最初のタフなホール。海岸沿いにほぼ平行に設定された前半の各ホールは基本的に横風だが、微妙な変化で逆風にも追い風にもなる。その風をどこまで読み切れるか。練習ラウンドを積んだ石川は「体重を乗せて芯に当たるスイングをすれば(風に)流されない」と自信を見せるが、その真価が問われそうだ。
【6番(231ヤード)パー3】全英オープンでは、他会場も含めて最も難しいショートホールのひとつ。ティーグラウンドに立つと、グリーン右手の巨大なバンカー、左手の深いラフに威圧される。グリーンの傾斜も急で、ショットにピンポイントの正確さを要求されるホールだ。石川の2番アイアンの飛距離は約230ヤード。
【16番(455ヤード)パー4】タフな上がり3ホールの最初の関門で、右ドッグレッグ(コースが右に折れる)の曲がり目が320ヤードで、290ヤード地点にバンカー。続く17番(パー5)、18番(パー4)も含めて「攻め」か「安全策」かの判断を問うコース設定だ。ドライバーを使うかどうかは「風次第」とするウッズに対し、「タイガーがどんなに計算しつくされたショットを打っても、自分のスタイルを貫きたい」と話す石川。両者のコントラストは鮮明になりそうだ。
(毎日新聞)
【1番(354ヤード)パー4】「ナーバスになるのは間違いない。スコアを考えずにどれだけアグレッシブになれるか」。石川は第1打でドライバー(飛距離約300ヤード)を使うと予想されるが、フェアウエー左手280、304ヤードには深いバンカーが構える。ウッズを前にした最初のティーショットは、石川の精神面でのタフさを試すことになりそうだ。
【3番(489ヤード)パー4】パー4として最も長く、最初のタフなホール。海岸沿いにほぼ平行に設定された前半の各ホールは基本的に横風だが、微妙な変化で逆風にも追い風にもなる。その風をどこまで読み切れるか。練習ラウンドを積んだ石川は「体重を乗せて芯に当たるスイングをすれば(風に)流されない」と自信を見せるが、その真価が問われそうだ。
【6番(231ヤード)パー3】全英オープンでは、他会場も含めて最も難しいショートホールのひとつ。ティーグラウンドに立つと、グリーン右手の巨大なバンカー、左手の深いラフに威圧される。グリーンの傾斜も急で、ショットにピンポイントの正確さを要求されるホールだ。石川の2番アイアンの飛距離は約230ヤード。
【16番(455ヤード)パー4】タフな上がり3ホールの最初の関門で、右ドッグレッグ(コースが右に折れる)の曲がり目が320ヤードで、290ヤード地点にバンカー。続く17番(パー5)、18番(パー4)も含めて「攻め」か「安全策」かの判断を問うコース設定だ。ドライバーを使うかどうかは「風次第」とするウッズに対し、「タイガーがどんなに計算しつくされたショットを打っても、自分のスタイルを貫きたい」と話す石川。両者のコントラストは鮮明になりそうだ。
(毎日新聞)
<全英オープン 事前情報>◇15日◇ターンベリー(7,204ヤード・パー70)
スコットランドにあるターンベリーを舞台に16日(木)開幕を迎える米国男子メジャー第3戦「全英オープン」。今大会で138回目を数える世界最古のトーナメントに挑む17歳の若武者の準備が整った。本戦を翌日に控えた15日、初の全英に挑む石川遼は朝8時半からの公式会見に出席、その後この日は見事に晴れわたったターンベリーで最後の練習ラウンドを行った。
「誰よりも僕が一番驚いている」タイガー・ウッズ(米国)とまわることが決まった時そう語った石川だが、もう覚悟は決まった。
「I will try my best.」
初の全英オープンで、初のリンクスコース。そしてなによりも横に世界ナンバー1がいる。緊張しないはずはない。手が震えてスイングが出来ないかもしれない。だからこそ石川は自分のゴルフを貫くことを心に決めた。「1番ホールから攻めていきたい」アイアンを使って刻むことでもなく、風に対抗して低い球を打つことでもなく、とにかく攻めの気持ちを忘れないこと。これが今の石川に出来る最良の全英攻略法だ。最後まで強い気持ちを持ち続けることが出来れば、この聖地での戦いは17歳にとって最高の財産になる。
石川はタイガー・ウッズ、地元出身リー・ウェストウッドと同組で現地時間9時09分(日本時間17時09分)にスタート。石川の“ゴルフ人生で最も大きな日”がいよいよ始まる。
<ALBA>
スコットランドにあるターンベリーを舞台に16日(木)開幕を迎える米国男子メジャー第3戦「全英オープン」。今大会で138回目を数える世界最古のトーナメントに挑む17歳の若武者の準備が整った。本戦を翌日に控えた15日、初の全英に挑む石川遼は朝8時半からの公式会見に出席、その後この日は見事に晴れわたったターンベリーで最後の練習ラウンドを行った。
「誰よりも僕が一番驚いている」タイガー・ウッズ(米国)とまわることが決まった時そう語った石川だが、もう覚悟は決まった。
「I will try my best.」
初の全英オープンで、初のリンクスコース。そしてなによりも横に世界ナンバー1がいる。緊張しないはずはない。手が震えてスイングが出来ないかもしれない。だからこそ石川は自分のゴルフを貫くことを心に決めた。「1番ホールから攻めていきたい」アイアンを使って刻むことでもなく、風に対抗して低い球を打つことでもなく、とにかく攻めの気持ちを忘れないこと。これが今の石川に出来る最良の全英攻略法だ。最後まで強い気持ちを持ち続けることが出来れば、この聖地での戦いは17歳にとって最高の財産になる。
石川はタイガー・ウッズ、地元出身リー・ウェストウッドと同組で現地時間9時09分(日本時間17時09分)にスタート。石川の“ゴルフ人生で最も大きな日”がいよいよ始まる。
<ALBA>
明日、ついに「全英オープン」の開幕を迎える石川遼。石川にとって初めてのリンクスコースへの挑戦だが、それにも増してタイガー・ウッズと初めて同組で回るということが、石川にとっては大事件だ。
「今までに無いくらい緊張すると思う」という石川。PGAツアーのデビュー戦となった「ノーザントラストオープン」、憧れの「マスターズ」と数々の夢舞台を経験してきた石川だが、今回はまた別格だという。「皆さんが思っている以上に、タイガーの存在というのは僕の中で大きいです。頭の中が真っ白になって、足が震えることも有るかもしれない」。
石川は、小学3年生で初めてジュニアの試合に参加したときのことを引き合いに出す。「その時は、朝の練習場から緊張していて、一発目じゃないけど9Wを打とうとしたら足が震えていて、打ったら滑って空振りをしてしまった。1番のティショットもトップしてチョロ。その時より、技術的にも精神的にもレベルは上がっているので、そこまでのミスはないと思うけど…」。記者の間からは今はそんなミスは無いだろうという笑いが漏れたが、石川だけは真剣だった。
「対策は1番ホールでキャディのリーと、緊張していると空返事になったりすることがあるので、しっかりと眼を見て話して、リーが何を言おうとしているのかを感じて、理解すること。しっかりコミュニケーションを取ることです」。
この日はターンベリーで5ラウンド目となる練習ラウンドを行った石川。「やるべきことはやったので、焦りは全く無いです」とゴルフの準備は整った。問題はスタートから何ホールで、自分のゴルフが出来るかということだろう。
「ゴルフ人生で一番大きな日になると思うので、思い出に残る、印象深い1日にふさわしいプレーをしたいです」。1番のティショットはなるべくドライバーで打ちたいという石川。「アイアンだとシャンクしそうだし、人が一杯いると危ないから(笑)」と、ちょっぴり強張った顔で笑った。
(ゴルフダイジェスト・オンライン)
「今までに無いくらい緊張すると思う」という石川。PGAツアーのデビュー戦となった「ノーザントラストオープン」、憧れの「マスターズ」と数々の夢舞台を経験してきた石川だが、今回はまた別格だという。「皆さんが思っている以上に、タイガーの存在というのは僕の中で大きいです。頭の中が真っ白になって、足が震えることも有るかもしれない」。
石川は、小学3年生で初めてジュニアの試合に参加したときのことを引き合いに出す。「その時は、朝の練習場から緊張していて、一発目じゃないけど9Wを打とうとしたら足が震えていて、打ったら滑って空振りをしてしまった。1番のティショットもトップしてチョロ。その時より、技術的にも精神的にもレベルは上がっているので、そこまでのミスはないと思うけど…」。記者の間からは今はそんなミスは無いだろうという笑いが漏れたが、石川だけは真剣だった。
「対策は1番ホールでキャディのリーと、緊張していると空返事になったりすることがあるので、しっかりと眼を見て話して、リーが何を言おうとしているのかを感じて、理解すること。しっかりコミュニケーションを取ることです」。
この日はターンベリーで5ラウンド目となる練習ラウンドを行った石川。「やるべきことはやったので、焦りは全く無いです」とゴルフの準備は整った。問題はスタートから何ホールで、自分のゴルフが出来るかということだろう。
「ゴルフ人生で一番大きな日になると思うので、思い出に残る、印象深い1日にふさわしいプレーをしたいです」。1番のティショットはなるべくドライバーで打ちたいという石川。「アイアンだとシャンクしそうだし、人が一杯いると危ないから(笑)」と、ちょっぴり強張った顔で笑った。
(ゴルフダイジェスト・オンライン)