男子ゴルフのメジャー大会、全英オープン(16-19日、英国・ターンベリー)に初出場する石川遼(17)=パナソニック=に2日、ニッカポッカ着用プランが浮上した。本場スコットランドでも親しまれている伝統的なゴルフウエアを自身初となる“勝負服”にして、プレーだけでなくおしゃれでも現地ファンを魅了。日本同様のブームを巻き起こす。
英国北部スコットランドで、夏でもセーターが必要な日があるほど日々の寒暖差が大きいターンベリー。「今の実力をすべてぶつけたい」と意気込む遼クンは、世界最強のメンバー&コースだけでなく、気候とも戦うことになる。
契約するヨネックス社ではすでに、春夏ものに加え、セーターやミトンなど秋冬ものからも遼クン用の“全英候補”を選定。「近く石川選手サイドと相談し、現地へ持ち込むウエアを絞り込む」(同社関係者)段階に入っている。
その中に入っているのが、今秋発売予定のニッカポッカだ。ゆったりとした七分丈をひざ下で絞り込むこのズボンは、遼スタイルとしておなじみのハンチング帽との定番コーディネートで提案される。19世紀からゴルフや乗馬などの際に英国紳士に愛されてきた伝統的なスタイル。最近では、今は亡き全米オープン覇者ペイン・スチュワートが愛用し、ファンの支持を集めていた。
サンバイザー、細身のパンツ、ハンチング帽などゴルフファッションの流行に大きな影響を与えてきた遼クンは、前週の「ミズノオープン」での劇的Vでも、印象の強い全身真っ赤なウエアを着用。何を着ても絵になる男だけに、ことしで138度目を迎える世界最古の大会で、遼クン自身初となるニッカポッカ姿に同社の期待は大きい。
実際、7月1、2日の両日に、東京で行われた同社の来季商品受注会でも、不況知らずの遼クン効果は絶大だった。「昨年9月の前回と比べ、全体の受注数が190%。ウエアだけでみると300%に到達した」(同)という。
「ニッカポッカはあくまで提案。あとは石川選手の気持ち次第」(同)と、新たな勝負服誕生なるかどうかは遼クンの胸三寸。とはいえ、英国はおしゃれの本場でもあるだけに、実現すれば、クラシックスタイルの17歳が、本場スコットランドのリンクスで一層熱い注目を集める。
(サンケイスポーツ)
英国北部スコットランドで、夏でもセーターが必要な日があるほど日々の寒暖差が大きいターンベリー。「今の実力をすべてぶつけたい」と意気込む遼クンは、世界最強のメンバー&コースだけでなく、気候とも戦うことになる。
契約するヨネックス社ではすでに、春夏ものに加え、セーターやミトンなど秋冬ものからも遼クン用の“全英候補”を選定。「近く石川選手サイドと相談し、現地へ持ち込むウエアを絞り込む」(同社関係者)段階に入っている。
その中に入っているのが、今秋発売予定のニッカポッカだ。ゆったりとした七分丈をひざ下で絞り込むこのズボンは、遼スタイルとしておなじみのハンチング帽との定番コーディネートで提案される。19世紀からゴルフや乗馬などの際に英国紳士に愛されてきた伝統的なスタイル。最近では、今は亡き全米オープン覇者ペイン・スチュワートが愛用し、ファンの支持を集めていた。
サンバイザー、細身のパンツ、ハンチング帽などゴルフファッションの流行に大きな影響を与えてきた遼クンは、前週の「ミズノオープン」での劇的Vでも、印象の強い全身真っ赤なウエアを着用。何を着ても絵になる男だけに、ことしで138度目を迎える世界最古の大会で、遼クン自身初となるニッカポッカ姿に同社の期待は大きい。
実際、7月1、2日の両日に、東京で行われた同社の来季商品受注会でも、不況知らずの遼クン効果は絶大だった。「昨年9月の前回と比べ、全体の受注数が190%。ウエアだけでみると300%に到達した」(同)という。
「ニッカポッカはあくまで提案。あとは石川選手の気持ち次第」(同)と、新たな勝負服誕生なるかどうかは遼クンの胸三寸。とはいえ、英国はおしゃれの本場でもあるだけに、実現すれば、クラシックスタイルの17歳が、本場スコットランドのリンクスで一層熱い注目を集める。
(サンケイスポーツ)