食堂記憶遺産二軒目。今回も中華そば屋さんで、昨日掲載した「大木食堂」から200〜300mほどの位置にある。JR酒田駅からも徒歩数分の場所だ。今回の物件は、かなり古そうで、店名も読み取ることはできなかった。枯れた蔦が丁度店名を隠しているところにも惹かれた。
さて、僕はJRを使って新潟に撮影旅行に行くことがある。秋田から酒田駅まで普通列車で行き、酒田から「特急いなほ」に乗り継ぐケースが多い。その場合、酒田駅周辺で早めの昼食を取るか、弁当なんかを買えば丁度良い時刻となる。だが、現在の酒田駅周辺にはランチを食べる場所は皆無で、駅弁すら売っていない(夜の飲食店はある)。JRの改札で、どこかで弁当が売っていないかと聞くと、500mほど離れたコンビニを紹介された。この中華そば屋を見つけた時は、昔は駅の近くで普通にラーメン店があったことを知り、感慨深かった。色々な要素が絡み合って現状に至ったのだろうが、駅前から食堂が消えると、その街の活力が失われると思う。
LEICA M10 / SUMMICRON M35mm ASPH
今、高校時代に通ったラーメン店、思い出そうと足掻いてマス。
親指を器の内側に「浸して」持ってくる、今では考えられないサービス(笑)でした。
当時、学校の帰りに万代や古町でひと騒ぎした後、食べたあの味。
おそらく、名店ではなかったのでしょうが、僕の中では「美味いラーメン」として記憶に残っています。
思うのですが、ラーメン店は雨後の筍のように次々と出来ますが、その多くは十年と持たずに消えゆきます。
愛され残る店には何かあるんですね。結構「旨すぎない、ほどほどの味」の店が、ずっと残ったりしますよね。
客観的にはそうであっても、それは誰かにとって「何にも替え難い」味となるのかもしれません。
僕も結構、世間的には特に評価されていない店のラーメンを「旨い!!」と思うケースが多いです。
↓昨日の記事。先日、郵便局の取り寄せですが、千葉の『とみ田』のラーメンを取り寄せてみました。ご存知でしょうか?大勝軒・山崎会長のお弟子さんです。
ここのお店は食べことがありませんが、急に大勝軒の味が懐かしくなったからです。
6さんも食べていたんですねぇ~。
千葉の『とみ田』、何となく名前は知っているのですが、よく知りませんでした。
通販しているみたいなので、近いうちに食べたいと思います。
昔の大勝軒は、アットホームでしたよ。大将に話しかけられると嬉しかったなあ。僕