片方がフジのX-PRO2で、片方がライカで撮った。この際、作例自体の出来は無視して欲しい(どっちかは敢えて書かない)。このサイズで見ると、意外なほど似通った描写になった。モノクロなので濃淡を付けるとかフィルター効果とか露出補正で画像はガラッと変わる。マクロ的に見るとライカの解像度は圧倒的で、写真としてのアウトアプットでいけばフジの処理は極上だ。同時にレンジファインダーとEVFの構図の差異も出ており、自分としては興味深かった。一眼レフの箱庭的世界から離れるためにレンジファインダー系に走ったが、EVFで撮影すると思いの外、一眼レフ的アプローチをしているようだ。未熟者の僕だからかもしれないが、EVFでは入れるものと外すものを峻別する作業が優先され、レンジファインダーでは精度よりも被写体を見た際の印象が優先されている。まあどっちもできるに越したことはないけど、この傾向を頭に入れておこう。
X-PRO2 / XF23mm
LEICA M MOMNOCHROME (CCD) / SUMMICRON M35mm ASPH
日本カメラでデジカメの白黒の比較を行っていましたが、ライカはRAWを前提とありました。
そうであればFujiが使いやすそうです。
奥さんが旅行に行くのでデジカメが必要となり、X-T20を買いました。
確かにファインダーの影響はありますね。
中望遠での撮影はレンジファインダーでは難しいのか、妙に整理された作例が多い印象です。
撮影自体はフィルムのライカが楽しいです。
ライカはモノクロ専用機なので、これをRAWから弄ると泥沼にはまりますので、今はjpegでいっています。結構jpegの設定で追い込めますよ。
ライカは画面を拡大してみると圧倒的な解像度ですが、リサイズしたりプリントすると、富士との差は出にくいように思います。このあたりはメーカーの考え方みたいで、面白いです。車でいう、加速タイムと加速感の違いみたいな印象です。
追伸:僕も一番いじって楽しいのは、M3です。