山形県の田麦俣という所に行った。多層民家という独特の藁葺き屋根の家屋を見に行ったのだ。多層という言葉通り、内部は三階建構造となっていて、立派なものだった。だが、現地に着いた途端、こんなバス停を発見した。かなり年季の入った「公衆便所」の前に停留所はある。この場所はバスの転回場所でもある。田麦俣集落は山間の集落なのだ。公衆便所の古さからいって、建造当時ここが観光名所であったとも思えない。もしかすると公衆便所は、バスの運転手さんが用を足せるように作られたのかもしれない。
LEICA M9 / ELMARIT 28mm(4th)
LEICA M9 / ELMARIT 28mm(4th)
ゆっくり入ってもいられないじゃん。
なんてこと思ってたら、バスの運転手さんのためのトイレ?
それならバスが突っ込んでくるはずもないから安心だね♪
ちょっと不思議な所、そんな印象を持ちました。
こういったシーンを躊躇なく捉える6x6さんって、
逆にかっこいいなと思いました。
現実的には、運転手さんが入ってきて、「バスの時間があるから早くしてくれ」と言われる危険が・・・。
追伸:年季もので、使うには勇気のいりそうなトイレでした。
撮る時は目に入っていないのです。後から見て、「うわ、お墓だ」と気づきました(笑)。
でも反対側を見れば、立派な茅葺民家を見下ろし、良い場所でしたよ。