こんなことを書くと叱られるかもしれない。それを承知で言うと、北上(岩手県)の街はどこか物哀しい。けなしているのではない。むしろ褒め言葉である。僕は「情感」と言ったりするが、うまく表現する言葉がみつからない。そういう情感豊かな街に来ると、僕は自分が逃亡犯であることを想像する。人目を偲んで、安アパートの一室に身を潜めて暮らしているという設定だ。季節は秋から初冬で、冷たい風が吹くなか、必需品を買うために人通りのない街をこっそりと歩く。こんな話は理解されないどころか、北上市民を敵にまわしそうなので、これでやめておく。
追伸:それで孤独に耐えられずに赤提灯を潜る。店内の暖かさに感動する。そこで僕は妙齢な女将と惹かれ合う。それでも逃亡犯の弱みから一歩踏み出す勇気が出ない。それがあることをきっかけに二人の距離が急速に縮まる。とうとう結ばれるかという寸前で密告者の通報により・・・。って続きを書いているし・・・。
X-PRO3 / XF18mm F2R
妙齢の美人さんとは だめじゃった
密告者は罪なことするわ
知って知らぬ振りも岩手の人情
岩手にも キリスト様はおられるじゃろうに
逃亡者ともなればなおさら 歌も口ずさめば
演歌が似合う 懐メロかなぁ
今夜は誰も来ない 早めに店は仕舞うかも・
6さんと女将 会話は要らないね
寒いねぇ~ アハハ 6さんの世界に迷い込んじゃったよ~
北上市の町並みは、なにか記憶にあった町並みで夢に出てきた町のようでした。
想像というより妄想ですね(笑)。冬になれば東北地方はもっと情感豊かになります。逃亡向けの町と妄想を用意しておきます。
本当にその通りですね〜。のびたさんの想像も慣れていますね〜。
僕は行った先の町で、不動産屋さんに張り出された物件情報を見て、想像のなかで住む部屋を選んだりします。
もしかしたら今の環境から逃げ出したくて、そういう想像をしているのかもしれません(笑)。