No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

三陸線を南下せよ(終)~旅の食事を振り返る

2022-02-11 | 街:岩手





三陸南下の旅は、田野畑村を出たあと、旧・田老町、山田町、大槌町まで続いていく。間に宮古市(既に何度か訪問済み)にも立ち寄った。それぞれで町並みの写真も撮った。もしかしたら番外編で後日載せるかもしれないが、ここでの掲載は止めようと思う。これにて三陸シリーズ終了である。ひたすら三陸縦貫道をクルマで走り続ける旅だった。降り立った地では、疾風のごとく撮影し、あっという間に次の地を目指す。日頃吹聴する「量のない質はない」という言葉の真逆の行為ではないかと不安になる。疾走するなかで何かが見えるかと期待したが、今回はそういうこともなかった。それでも次を目指そう。

さて、旅の息抜きは食べもの。普段は適当に済ますし、今回もラーメンで良いと思っていた。二日とも美味しいものを食べたので、最終回は食べ物写真で終わることにする。食べ物写真の一枚目は、初日の昼食。どんこから揚げ丼(旧・田老町)。確か850円だったと思う。「どんこ」とはアイナメの一種らしい。淡白で美味しい白身魚である。二枚目は宿(野田村)で取った刺し身。宿の夕食は「定食程度」と聞いていたので、追加で何品か頼んだ。写真は900円の刺身盛りである。写真で見るよりも量は多く感じたし、美味かった。三枚目は、あなご天丼(山田町)。丼ぶりに収まらない長さで、驚きの750円。ここ10年で食べたアナゴで一番旨かった。僕の旅にしては、豪華な食事だった。

(補足)
割り切れない想いはあるが、いよいよ目標としている岩手コンプリートが近づいてきた。全59市町村のうち、残すところあと3市町村である。その3市町村は何度も行ったことのある場所だ。うち二つは確かに町並み写真を撮っていないかもしれない。だが残す陸前高田市については、何度も行ったどころか、何度も写真を撮っている。震災後だって3回くらい行ったし、奇跡の一本松も見てきた。でも何故か写真が一枚も見つからない。そんな筈はないのに、見つからない。多分呼ばれているのだと思う。グランドフィナーレは陸前高田にすると思う。今回の旅は少し急ぎ過ぎた。残り3つ。慈しむように大事に撮りたいと思う。

iPhone 13 PRO


コメント    この記事についてブログを書く
« 三陸線を南下せよ④〜田野畑村... | トップ | 余談だが、久保田の萬壽を呑んだ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿