草の実窯だより

岐阜県のはしっこの里山のふもとから おりにふれて陶器や窯や、草木の色や雲の様子や…そよっとふく風のようにお伝えできたら

散り初め

2020-04-29 13:10:43 | 日記
お昼ごはんを並んで食べ終えた相棒の「おぉー」と何事かと思うような声につられて外を見ると、ひとふきの風に枝を揺らした桜からはらはらと花びらが離れて舞っているではありませんか。
ほんの数時間前に、まだ散らずにいてくれるとこのブログに書いたばかりの今日のお昼には、もう散り初めていたのです。

季節は人間界のコロナ禍など知らぬげに移ろい、草や木々の穏やかな風情に誘われそうになってしまいますが、我慢、自粛と言う言葉が繰り返されて家にいることを求められる今はやはり動かないことが大切なのだと思い、日頃なかなかやらない片付けなど少しずつしています。

少し小ぶりな花びらが、きっと明日にはもっとたくさんこの道に敷かれるのでしょう。

朝の桜

2020-04-29 07:29:17 | 日記
昨日アップした同じ桜の今朝です。

朝日をいっぱいに受けて眩しいほどに輝いて、そよ風が吹き通って行ってもひとひらも舞うこともなく、私たちを励すかのように長く咲き続けてくれています。

夕映えの桜

2020-04-28 17:22:55 | 日記
今まで毎年のように朝日の中の我が家の桜をアップしてきたけれど、コロナ禍のなか仕事も少なくて夕方早くに帰ってみれば、華やかに夕日を浴びた満開の桜。

今年は開花後に気温の低い日が続いたためか、満開を長くたもっています。はじめはもう少し白く爽やかな表情だったけれど、だんだんピンクに染まってあでやかに。
毎年のキッチンの窓からのお花見、夕闇を迎えるまでのつかの間にいっそう華やぐ姿を見ていられることがかけがえのないことなのだと、今年はなおさらに心にしみます。
どなたもどうかご無事で、これからの長い休日をおすごしくださいますように。

猫のこと

2020-04-19 07:35:37 | 日記
5年くらいになりますか、古い写真です。


手前にいるのが、今は亡きくり猫。20歳にあと少しというところまでの長寿を、若い頃はアクティブに、老いても元気に、猫生半ばからはこのブログにも時々登場して時には達者な脇役的に、時には狂言回しのような役割を担いながら晩年は淡々と生き、逝ったのでした。飼い主たる私たちのそれぞれも「くり猫♂」「くり猫♀️」と記して「くりねこのちち」「くりねこのはは」と無理な読み方で文中に登場していました。

奥にいるのはその頃は縁の下の住人だった現在の同居猫のしーにゃ。彼はくり猫がいなくなってからもなおしばらくの野良猫生活のあとに、我が家の一員になりました。文脈から言えば私たちは己を名乗るときは「しーにゃ猫♀️」などと記すべきかとも思いましたが、なんだか身につかないのでやめます(笑)
(くり猫とその兄弟猫のキャラ猫は今も他には代えがたい印象深い存在として私たち家族のなかにあるのです。これからコメントなどへのお返事の時のニックネームにくり猫の名をもらうことにします)

どこかの家の飼い猫の事情など、他の人にはたいして意味がないのは承知で長々と書きました。しーにゃ猫もこれから時々は登場することと思います、どうぞ宜しくお願いいたしますm(_ _)m

いつだって家飲み

2020-04-10 20:07:06 | 日記

久しぶりに一品。
新型コロナで大変なときになにをノー天気な、とのお叱りがあるかもしれませんが・・
名残の土筆と、もう芽が出てしまいそうな百合根、穴窯の近くに出てきた三つ葉。灰釉の皿は小さいものだけれど高台が高めです。

むやみに外にでかけるのは憚られるけれど、家の周りの地面からいただいたものでの家飲み、お許しを(どのみち我が家は家飲みですけれど)