草の実窯だより

岐阜県のはしっこの里山のふもとから おりにふれて陶器や窯や、草木の色や雲の様子や…そよっとふく風のようにお伝えできたら

福寿草咲いて岩村まで

2018-02-19 00:31:47 | 日記
「福寿草が咲いてるぞ」というヒトの言葉につられておもてに行けば・・
今年は寒いからどうかな、と見にも行かずにいるうちにちゃんと咲いていて、福寿草の花って早春の日差しをちいさな場所にあつめたように咲くんだな、と毎年新しく見つけたように同じことを思っているのに気づきます(笑)

薪にする木を切るというので、久しぶりに山沿いを歩きました。 

ノリウツギのはながらが自然にドライフラワーになっていて、逆光を受けてきれい。


カザグルマのたねのあつまりはちいさなつむじ風みたい、冬を越しても飛ばずに残っていました。


馬酔木の枝先にはとうにつぼみが準備されていて、もう少し暖かくなれば咲きます。花のかたちはかわいいけれどにおいは独特です。が、それも春の知らせということで(^^)


ショウジョウバカマも早春の花。株の中心には、頼もしい生命力を感じさせるつぼみが、動きだすときを窺って息をひそめているかのようです。


日陰にはまだこの前降った雪も残り・・・


かえりみち、こんな面白いもの発見。豆科のフジには豆がなる、あたりまえかもしれないけれど、こんな風に目の前にモビールみたいに揺れていて、その時の光の当たり具合がきれいだったのが私にはハナマルでした💮



薪を少し運んでおいて今年も行きました、岩村の酒蔵の蔵開きです。みなさん試飲の域を越えてませんこと?(笑)

念願の・・・

2018-02-12 03:04:26 | 日記
年明けのご挨拶記事に続いて、再び話題の地は関市です。


関市役所庁舎の7階にある「篠田桃紅美術空間」
お正月休みに関市へ行った時、もう入れ替えが済んで開いているかもと思って市役所に寄ってみたのですが、まだで見られずじまいだったのです。(年に何度か入れ替えのための休館があるようで、お正月は10日くらいまで休館らしいです。行かれるかたは確認してのお出掛けを)

素敵な作品とお洒落な空間でしたが、館内は写真というわけには行かないので、写真は入り口のプレートだけ(笑)

いやいや、写真は論外ですが連れ合いと小声で話すのさえちょっと、と思うほど静かな館内、受付の女性がそれとなく私たちから目を離さないようにしている感満載なのは「なんだかな~」でした。そう広くもない空間、あのように自然をよそおって(?)出没するよりもお部屋のすみにおいてある椅子に落ち着いていてくださったほうがよほどこちらも落ち着くと言うものです。

とはいえ、市役所内にこんな美的な空間があることの素晴らしさ、うらやましいですね。よいときをすごさせていただきました。