草の実窯だより

岐阜県のはしっこの里山のふもとから おりにふれて陶器や窯や、草木の色や雲の様子や…そよっとふく風のようにお伝えできたら

まだ焚いてます

2016-09-25 16:32:08 | 日記
5日目にもなれば窯の回りにぎっしり積んであった薪はほとんど使い果たしましたが思うところまで温度が届きません。焚き口近くに残っている薪を焚き尽くすまで焚くつもり(^^)

窯のま後ろから見た煙突、たった今薪をくべたところです。この炎が落ち着くころにじわりと温度が上がるのですが…今一つ数字が出ない。窯の中の雰囲気はもう充ちているはずなのですが、やはり数字が見たい(笑)こんな写真だけ見るとアブナイみたいですけど、ちゃんとしてますから大丈夫です。あと少し、やってみます。

お酒だけはどこからともなく(?)好きな者のところに来てくれて、嬉しい限りです♪(/ω\*)

最終日に突入

2016-09-25 00:46:52 | 日記
夜中の零時をまわり、窯焚きも最終日になりました。9月25日の午前零時50分のリアルタイム窯状況。温度計は1280度辺りを示し始めています。
1200度を超えたあたりから現在までが長かった!いろんな手を尽くすもなかなか温度が上がらず、しばらくてこずりました。やっと調子が出てきたなら、このまま順調にと願いたいものです。

三日目

2016-09-23 13:19:21 | 日記
穴窯を焚きはじめて三日目のお昼過ぎです。今年ほどよく雨の降る窯焚きは初めてかも…窯の回りの地面はぬかるむし薪は湿っぽいし、雨は嫌です。それでも何でも焚き続け、時々は燠をならしてみたり…

そんなこんなで、もう1000度は越えましたが、これからがなかなかです。

初日に咲いていた椿の花はもう地面に落ちて、夜には気づかなかった新しいつぼみが露をやどしています。今は雨も一休み
今のうちに薪を焚き口近くに運びます。

じわじわと、イベントモードに……

2016-09-22 06:17:20 | 日記
昨日の夕方、帰宅したら穴窯に火が入っていました。つい今しがた焚きはじめた、といったところです。



中には直前までこんな状態だったものもしっかり入っています(当然まだ乾燥してません)
毎年のことながら、どうしても駆け込みでもうひとつくり、となってしまいます。年一度のことなので、万一窯の荷が足りないまま焼くことになれば、空いた空間が勿体無い気がして多目に作らないと不安なんです。そして大抵はおおかた全部入ってしまうのです。


窯が1年お休みしている間に、焚き口の蓋を吊っている針金に藤のつるが巻き付いてしまっていて、今だけちょっとキレイ。
普段は不信心なのに、このときはやはり窯にお酒をお供えすることで、はじまりのかたちが整った気になります。……さぁ、これから足掛け5日、頑張ります!

焚き口の雨避けのブルーシートの下、早咲きの椿「西王母」が咲くのも毎年のこと、今年もどうぞよろしくね(^^)

卓上国際交流会

2016-09-14 00:20:33 | 日記
せともの祭りが終わり、一日たった月曜日はミニ慰労会といきました。と言っても遅い時間のスーパーの半額狙いですけどね(笑) うつわはいつもの陶器類に変えてガラスでいってみました。
お刺身の乗っている魚形の皿はトルコ製、ミニトマトのはイギリスあたり?、スワンのかたちの小さいのはアメリカのヴィンテージだとか、そしてお醤油さしはどこかの国のリキュールの空きびんらしいのに、本体が割れてからとってあった日本製のお醤油さしの蓋を合わせたもの……と、改めて見てみればまぁいろんな国から旅に出て、縁あって我が食卓で巡りあったうつわたち。ほんとにようこそですよ(^^) 地球上の本当の国々もこんな風に呑気に仲良くしていられたらどんなにいいでしょう……などど思うこと自体が不謹慎に呑気なのかと少し心配になるような地球上の厳しい現実。


お刺身の横に添えてある鮮やかな花は、食べられる花ナスタチウム。きみのご先祖は何処の国のお生まれ?