東京都の社会保険労務士のデイリーブログ 

東京都港区の社労士ブログ!人事労務から様々、ワンポイントレッスン

ベートーベン エリーゼの為に

2017-10-13 21:35:19 | 社会保険労務士の日記
こんにちは。東京都の社会保険労務士の頼木優子です。

今日は、職場の飲み会があった後、少し早めに帰宅すると予想外に時間ができたので、久しぶりにピアノを弾いてみました。

ベートーベンの「エリーゼの為に」は、相変わらず私の十八番で、今も変わらず弾けます。

この曲は、私が中学生の時ピアノの発表会で弾いた曲ですが、とても思い出深いです。なぜなら、発表会当日、どうせ弾けるだろうと本気で嘗めてかかり、ほとんど練習しないまま当日を迎えたからです。

今から思うに、その意味するところの大きさは、計りしれないです。

もちろん、当時大きなホールで、観客も来ています。

どうなったか、ご想像できますか?今まで存在したことのない生徒の代名詞として、先生にとんだ赤っ恥をかかせ、大変なお叱りを受けたのは誰かというと、この私です。

発表会では、しどろもどろ演奏ならまだ許せます(普通の人は、許せないでしょうが)。その事プラス、止まっては弾きの繰り返し調子で、もちろん曲の最後まで止め方を知らないので、それでも最後まで一生懸命心を込めて弾く私でした。

先生もそりゃ恥ずかしいでしょうが、私だって、いくら心臓に毛が生えている(毛が生えているのは、心臓だけではありませんが)と言ったって、この状況下ではどうしたって、負けずに恥ずかしいです。この時ばかりは、自分のバカさ加減を本当に呪いました。

そして今、この年齢に至っても、これが私がこの曲を弾き続ける所以です。弾いていると、曲の旋律と共に思い出すのです。あの崇高なスポットライトの下で、意気揚々にベートーベンを弾いているのではなく、トンビが舞うような曲を弾いている物悲しさを。

実は、この傾向はどうやら子供たちも、踏襲しているようなんですよね。気の毒なのは、家族です。見ていて本当に、気の毒です。

因みに、私のピアノでの夢は、ブラームスのIntermezzo in A:Andante teneramenteが弾けたら、もう天にも昇る気持ちです。

▲ブラームスのこの曲は、心を穏やかにしてくれますよ。


以上、なんつって社労士、ではなくシンクロ社労士の「頼木優子」の弾き語りでした。