ふと、気付くと姑が庭の花畑で後ろ向きになって、チューリップの球根を植えようとしていた。
私は「この頃、花畑には来ていなかったのに花を植えたくなったのかぁ、、、どこがいいだろう
いや、そこの所でも大丈夫だろう。」そう思ったその時に目が覚めつつあり
夢を見ていたことに気づきはじめ、姑はもう3年以上も前に亡くなっていた現実を思い出す。
姑は私がこの家に来て30年以上も経っても、花畑の草などを取っていた時に
「アンタの土地なんて無いよ!アンタのは実家でしょ!」と実家のある方向を指さしていた。
そんな姑だったから、姑への恨みが残っているのではと思っていたが
例え夢の中ででも、そんな意地悪を返すことをしなかったことにホッとしている。
よく耐えてきましたね。
良いところもあったのでしょうけど・・・
私も姑の立場になり言動や行動に気をつけなくてはと改めて思いました。
母親よりずっと多い日々を過ごしてきたわけですから掘りおこせば
限りない程の想いが次々と出てきます。
知っている方々は「よくつかえてきましたね。」と言葉をかけて下さいますが、
私はつかえて来たとは思っていないのです。
ただ一つ、よくボケて来ると「財布を盗った」と近くの人に言い寄ると聞きます。
姑には私に対してそれがありませんでした。
「正直な嫁」と、そこだけは認めてくれていたのでしょうか(笑)