オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

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硬貨インシュレーターの試験結果 <終>

2011年06月09日 06時28分41秒 | オーディオ
硬貨インシュレーターを試して、
早2ヶ月。
今回は、その結果をまとめて報告しようと思います。(≧∇≦)ノ

単体のテストで、良い結果が得られたのは、
1円玉と5円玉でした。

両者に共通しているのが、
音楽の雰囲気を消さない(10円玉のような、鈍重な感じにならない)
という点です。

一方、
1円玉は、低音が軽く、シャカシャカした固有音も気になる場面がある。
5円玉は、その中音域の響きが全体を支配し、高音不足に聞こえる
という感じでした。 (・ω・;)

そこで、「二枚重ね」にしました。
試したのは「1円+1円」「1円+5円」「5円+5円」。
接合面には、紙両面テープ、酢酸ビニル系接着剤をテストしました。

全ての組み合わせに共通しているのが、
「二枚重ね」にすると、(同種硬貨の組み合わせでも)硬貨固有の響きは減少傾向となり、音がデッドになるという点です。両面テープなどで「緩く」接合した場合は、この傾向は弱まるようで、聴感上も好印象でした。
音色に関しては、異種硬貨を組み合わせると、両者の中間的な音色が得られるようです。

「三枚重ね」は、デッドさがさらに強調された感じで、聴感上は好ましくありません。この場合、個々の硬貨の響きは極小で、振動が強力に吸収されているようです。


このように、
硬貨をハイブリッドさせたり、色々と試行錯誤しましたが、
なかなか良い結果は出せず・・・ il||li _| ̄|○ il||l

確かに、5円玉などでは、
木質系素材は得られない低音感・密度感が得られましたが、
その副作用も大きく、
あくまで「音質調整材」の範囲であり「音質改善材」とはなりませんでした。



そんなある日、駐車場にあった小石を拾い、
インシュレーター(三点支持)として使ってみたところ、
ワイドレンジで、重心が低く、十分な広がり感と定位感が両立するという、
硬貨を凌駕する音が簡単に出てしまいました (ノД`)

結論「どんな硬貨より小石が良い・・・いや、古代の貨幣は石である」


この「駐車場の小石」は「砕石」と呼ばれるもので、
ホームセンターに行けば、(駐車場のは他人の私物ですから)
300円で18kg程度入手できます。(そんなに要らないw

ただ、あくまでも「ただの石」なので、
石特有の高音域の鋭さがあります。
木質系インシュレーターを主軸に、スパイス的に「石」を使うと良さそうです。

なんか変な結論ですが、
とりあえず
<硬貨インシュレーター 終>

もしかして・・・
<鉱石インシュレーター編 開始??>

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