地底社会派大学の学生1年生(仮)

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非効率こそが安全を生み出す

2005-06-02 | 過去の特集記事
最近ちょっとフマジメにかいてた、
というよりは、日常的なことばかりかいていたので、
ちょっとマジメに時事関連にふれて書いてみます。

福知山線の事故、その後のJR西日本の対応を見てみると
ふとこんなことを思うのです。

非効率こそが安全、安心を生み出す。
行き過ぎた効率こそが悲劇を生み出す。
喜劇を生み出すのが、人と人との触れ合いなんです。

利益を生み出すには、効率化が必要です。
安全を生み出すには、手間ひまかけなきゃいけないんです。
効率を進めようとすると絶対どこかでつまづきます。
天秤にかけたくなるけれども、絶対に推し量れないもの、です。
安全を優先しなくてはならないのです。
安全を確保する中で、利益を生めばいいのです。

安全を守るのは、非効率なものです。

安心は安全より先に出るものではない。
安全じゃなければ、人々に安心は届けられない。
そして、安心こそが顧客の心をつかみ、
収益を生み出すのです。

安全(非効率)→安心→収益

「当たり前」に聞こえるかもしれない
ただ、こんな「当たり前」を守れない企業が日本に
存在するのが残念でたまらない。
「当たり前」が新鮮に聞こえるほど、珍しく聞こえるほど
どこか日本が変質している、そんな気がしてならない。
「当たり前」をわきまえている企業に私は就きたい。

これらの点について意見がある人は、コメントなり
トラックバックなりしてみてください。