陽太と海街

海のそばの街で3年間暮らした英国ゴールデンの陽太
海街での想い出の記録
そして家街に戻った日常の記録

壁からおじさん

2017-01-14 23:16:55 | 陽太のコト
寒波ですって。


どうりで寒いわけです。





陽太は寒さはおかまいなしで


ビーチにいる遠くの人が気になってるみたいですけど。





真冬なのに珍しいもんね。






珍しいものを見たり、出来事に遭遇すると


ワンコって警戒するものみたいです。





何日か前の夜散歩の時に


歩道に面した玄関と思われる引き戸がバッと開いたことがあったんです。


この一年半何度も何度も通った道だけど


初めてのことでした。





そこからおじさんが歩道に出てこようとしたところを


陽太は何を思ったのか


まるで「怪しいヤツめ!物申す!」とでも言いたそうに


おじさんの方をジロリとにらんで


なんなら引き戸のなかに入り込もうとしたんです。





きっとウチが思うに


陽太は今までずっと、壁づたいに歩いてるつもりだったんだろうな。と。


それなのに、急に壁が動いたり人が中にいたりで


警戒心が丸出しになってしまったのかもしれないね。







そんな警備業務にいそしんでくれる白ワンコと


明日にかけての強烈寒波は家街でしのぎます。


警戒心の“け”の字もない





こんなつぶれ顔で。


寒い海街でフタリでくっついてるよりも


おんなじ寒くっても、みんなのいる家街のほうが


ほんわか暖かいんだよね、陽太。