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気ままな でん の3枚の写真

5. 用心棒

2015-07-01 | フォトエッセイ「住宅街の遊水地公園」
去年の話。

いつもと違う入口から公園に入ろうとすると何かが上にいる。
大きさからするとキジバトか…



ツミだった。日本でいちばん小さな猛禽類。鳴き声もかわいらしい。




ツミは巣を守るために半径50m以内のカラスなどを追い払う。
この習性を利用したのがオナガだった。
ツミの巣の近くに営巣してカラスの被害から逃れていたのだ。





ある日、カメラを構えて樹を見上げていると

「ツミですか?」

と声をかけられた。子供を公園に遊ばせに来たご近所の奥さんだろう。

笑顔だった。







地元の人はオナガとツミが毎年楽しみだ。



しかし、今年ツミは来ない。






オナガは変わらずやって来た。

そして今年巣立った幼鳥もたくさんいる。

どうして、ツミなしでカラスの被害から巣を守ることが出来たのか。




驚きの現場を目撃した。





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