南の海のワナビ

小説家を目指す「南野海」の野望ははたして達成されるのか?

ガガガ、最終選考結果発表

2007-03-21 23:51:43 | 作家への道
 以前ちょっとだけ触れたガガガ(小学館ライトノベル大賞の少年向け部門)がついに最終選考結果を発表しました。
 http://www.gagaga-lululu.jp/gagaga/keika.html
 大賞「愛と殺意の境界人間」
 ガガガ賞「学園カゲキ!」
 佳作「携帯電話俺」
 佳作「RE:ALIVE~戦争のシカタ~」
 期待賞
「緑の闇」
「RIGHT×LIGHT」
「さちの世界は死んでも廻る」
「7/7のイチロと星喰いゾンビーズ」
「虚数の庭」
 だそうです。

 う~む。期待賞をふくめると、9作品入賞とは大盤振る舞いですね。
 佳作まではデビュー確約。期待賞も奨励金を一年出すそうですから、育てる気満々なんでしょう。
 なかなかいい賞じゃないですか。南野は一次で落ちたけど。

 タイトルとかんたんなあらすじだけじゃ、なんとも言えませんが、個人的には「携帯電話俺」っていうのをちょっと読んでみたいですね。なんか、アイデアが馬鹿馬鹿しくておもしろそう。
 大賞はダークでサイコっぽいミステリーのようですね。ライトノベルでそういうタイプの作品はあんまりないと思いますが(スーパーダッシュ文庫の「電波的な彼女」くらいしか知りません)、ガガガはそういうのも受け入れるようです。
 ガガガ賞は、逆にいかにもライトノベルらしい明るい学園ドラマって感じなんでしょうか?
 ライトノベルの新人賞としては、わりと懐が広そうな感じです。
 そういう意味じゃ、電撃文庫に近いんでしょうか?

 まあ、とりあえずはどんなものが出るか、ちょっと楽しみです。

 それからちょっと気づいたことと言えば、「学園カゲキ!」ってなんか聞き覚えがあると思ってたんですが、これってスーパーダッシュ新人賞に前に出してますね。
 南野もその回に出してますから、見覚えがあったんです。
(ちなみにその回に出したのが今ジグザグのサイトに載っけてる「二挺拳銃お姫様」です)
 ただやっぱりこういうことがあると、新人賞っていうのは出版社との相性とか、運とかもあるよなって思います。(もちろん、書き直すことによって、ぐんとレベルアップしたのかもしれませんが)
 だから、ついつい他でだめだったやつもすてきれないんですよ。
 で、たいていは何度も出して、何度も落ちる。
 この作者の山川進さんは、あきらめずにチャレンジして、見事栄冠を勝ち取ったわけですね。
 おめでとうございます。


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