長かった巨釜半造(おおがまはんぞう)から御崎までの岸壁沿いの道が終わる時がきました。
大きな駐車場があるので、ここからアクセスして巨釜に出るというコースが王道です。
「鯨塚」
鯨(くじら)が嵐にあった漁船を御崎神社の沖まで誘導し、無事救ったという伝説から鯨の霊を祀ったものです。
このあとはずっと舗装路を行きます。
おっと、迂回ですね。
ここにもありました。
それぞれの入江にはだいたい港があります。
防潮堤の工事が進められています。
世界三大漁場のひとつである三陸沖に面する宮城県。
綺麗に巻かれたロープが静かな湾内に並べられていました。
海側と内陸を隔てる防潮堤のゲートです。
このような仕組みになっています。
この辺りでたくさん見かけた「海に浮かぶ家」です。
岸壁から海を覗くとこんなに透明度がありました。
海底の色にもよりますが、まるで透けているようですね。
突然目の前に早馬神社が現れました。
地図に押してみました。
吐き出されるように出た先には御崎神社がありました。
大きな駐車場があるので、ここからアクセスして巨釜に出るというコースが王道です。
ミヤコーバスも走っています。
「鯨塚」
鯨(くじら)が嵐にあった漁船を御崎神社の沖まで誘導し、無事救ったという伝説から鯨の霊を祀ったものです。
御崎神社の使いとされていて、氏子が鯨を取って食べることはないということです。
このあとはずっと舗装路を行きます。
アップダウンもけっこうあるので脚を使います。
おっと、迂回ですね。
けっこう遠回りさせられます。
神止(かどまり)から小鯖(こさば)まで通行止めです。
ここにもありました。
『地震があったら津波の用心』
昭和8年3月3日(その2参照)
それぞれの入江にはだいたい港があります。
小鯖漁港の先で再び迂回です。
防潮堤の工事が進められています。
必ずやまた起こる震災に現在の英知を結集して、後世のために防災の準備が行なわれています。
携わる皆さんの顔は真剣そのものです。
世界三大漁場のひとつである三陸沖に面する宮城県。
親潮と黒潮が交わる沖合は豊富な水産物が獲れるほか、沿岸部では複雑に入り組んだリアス式海岸が形成する「湾」を利用してワカメ、海苔、ホタテなどの養殖漁業も盛んに行なわれてきました。
なかでも宮城県は牡蠣の養殖地としてしられており、県内60ヶ所の浜で養殖がおこなわれているそうです。
なかでも唐桑の「もまれ牡蠣」は大粒でひときわ目を引いています。
「もまれ牡蠣」は潮の流れに揉まれることから付いた呼び名だそうです。
普通の牡蠣は1~2年で出荷されるのに対し、もまれ牡蠣は2~3年の月日をかけて大切に育てられるのです。
その大粒で旨みの詰まった豊かな牡蠣なら僕も食べてみたくなりました。
(僕、牡蠣はほとんど食べないのです)
綺麗に巻かれたロープが静かな湾内に並べられていました。
大切な商売道具ですね。
海側と内陸を隔てる防潮堤のゲートです。
なんと水の力で自動的に閉まるように出来ていました。
このような仕組みになっています。
これなら誰も危険にさらされずに開閉できますね。
この辺りでたくさん見かけた「海に浮かぶ家」です。
住んでいる訳ではないでしょうが、とても原始的かつシンプルな方法で浮かんでいました。
岸壁から海を覗くとこんなに透明度がありました。
海底の色にもよりますが、まるで透けているようですね。
突然目の前に早馬神社が現れました。
今日のゴールです。
早馬神社にはみちのく潮風トレイルのスタンプが用意してありました。
地図に押してみました。
小雨が時折舞い、終日太陽もでませんでしたが、素晴らしい唐桑半島の魅力を感じた一日でした。
おしまい。
歩行距離 22.6km
累計登坂標高差 +916m
所要時間 6時間50分
36,600歩
2日間合計
歩行距離 60km
累計登坂標高差 +1,792m
所要時間 16時間
94,400歩