最終日前夜、石巻まで移動して「元気の湯」に行きました。
8時35分スタートと少し遅くなりましたが、夕方までにはゴール出来るでしょう。
登山道というか作業道という感じです。
石投山山頂です。
山頂からの眺望です。
テープほ多いのですが、迷わないと思うのはいけません。
三角点発見。
伐採地をネットで仕切っていました。
隧道に入ります。
走り去る赤い車、うちの女房です。
地図と実際がまた変わっていました。
交通整理をしている方に呼び止められました。
「道の駅おがつ」に到着しました。
夜になると食事できるところも相当少なくなる地域です。
やっと見つけたお店に入りました。
40点だな。
気を取り直して3日目の網地島に向かうための鮎川港に向かいました。
ここで車中泊します。
到着するとトイレが見当たりません。
これは女房連れだと厳しいかな?
たまたま出てきたホエールランドの方に聞いてみました。
『外にトイレはありませんか?』
『海側に回っていただけると24時間ご利用いだだけるトイレがあります』
と笑顔で教えてくれました。
もたもたしていると近づいてきてくれて『こちらですから』とまたまた笑顔で教えてくれました。
ホエールランドの人いい人。
狭い車内で寝るのも今日が最後です。
明日の朝は前日買った海鮮でしじみ汁いれてレストランマイカーにしようということになりました。
7時20分の始発に乗船するため5時に起きることにしました。
スマホをセットして寝袋に入りました。
翌朝。
スマホが鳴らないので時間を見ると5時30分。
『なんだよ、寝坊かい』慌てて起きます。
スマホは曜日限定でセットされていました。
これじゃダメなはずだ。
とりあえず駐車場の隅に移動してバックドアにタープを掛けます。
速攻でおこわ、エビハンバーグ、マグロハンバーグを湯せんして、塩辛、ピーマンの佃煮(珍しいですよね)、それにしじみ汁を入れて食べました。
二人で『きのうの晩ごはんよりこっちの方がうまい』と笑い合いました。
6時45分準備完了です。
たまたまトイレに行った時に会った職員さんにチケット売り場(ホエールランドが営業時間外なので)を尋ねると、連れて行ってくれました。
ホエールランドの人ではないかもしれませんがいい人、ありがとうございました。
『おはようございます。網地島に行きたいんですけど』
ん? なにやら不穏な空気。
『あの〜 欠航なんですよ』
『えっ? ええーっ』
『そうなんですよ、船が故障しまして』
どうやら舵を動かす歯車が欠けたみたいです。
『まだ新しいのにねぇ、そんなこともあるんですねぇ』と職員さん同士でうなずき合ってました。
『次の便には間に合う予定です。あくまでも予定』と。
『じゃ、石巻から乗船するっていう手段はどうですか? いや間に合わないか』
『いや、9時の便には余裕で間に合います』
女房にそれを告げるとすでに欠航だと知っていました。
作戦会議です。
『石巻港から出るとなんとか行けるけど、帰る手段は最終便1便のみなんだよ』
『あきらめて別のルートにすれば?危険でしょ? 用意してあればだけど』
次の日仕事だし、危険を犯してはならないのかなと思いました。
『よし、女川駅から道の駅おがつまでのルートにする』
ということで、鬼門のひとつである(公共交通機関がとぼしい)このルートのお迎えをお願いすることにしました。
8時35分スタートと少し遅くなりましたが、夕方までにはゴール出来るでしょう。
女房はまた寝ると言っていました。
女川の商店街もいろいろな店舗が寄せ集まっているので、ここを見て歩くのも面白いと思います。
舗装路からふいに山道になります。
登山道というか作業道という感じです。
けっこうな急登でした。
登山もする人じゃないと踏破は難しいんじゃないかな。
石投山山頂です。
山頂からの眺望です。
ここからは迂回路として当初のルートから大きく外れて行きます。
テープほ多いのですが、迷わないと思うのはいけません。
僕としてはここはGPSに頼らないと難儀すると思います。
平坦な場所も多く、踏み跡も落ち葉がかかってとても薄いです。
三角点発見。
それにしてもアップダウンの多い下山ルートでした。
ようやく見えてきた。
伐採地をネットで仕切っていました。
ものすごい数のトンボがいました。
1000匹じゃきかないと思いました。
おお、けっこう危ないじゃないですか。
おお、けっこう危ないじゃないですか。
すごいところから出てきたら、いきなり青い海でした。
なぜかベンチがあったので腰掛けてフルーツのシロップ漬けを食べました。
隧道に入ります。
ここの上を歩いてきました。
走り去る赤い車、うちの女房です。
だいぶ女川でゆっくりしていたみたいです。
『お客さん乗りますかー?』
『乗らねぇよ(笑)』
地図と実際がまた変わっていました。
10年経ってもまだまだ復興は続いています。
関係者の皆さん本当にお疲れ様です。
交通整理をしている方に呼び止められました。
それも反対側から来て『どこまで行くのー』と。
『みちのく潮風トレイル』っていうの歩いているのですが、今日はそこの道の駅までです。
『一日どのくらい歩くの?』
『30km前後が多いですね』
『ふーんすげーな、気をつけて行きなー』
『はーい、声掛けてくれてありがとうございます』
「道の駅おがつ」に到着しました。
女房が撮ってくれました。
今回はすっかり運転してもらっちゃって、本当に楽ちんでした。
帰り道は「道の駅上品の郷(じょうぼんのさと)」に寄りました。
『パパちゃんお風呂入ってきなよ、その間に買い物しておく〜』
さっぱりしたあと『乗れよっ』と言われて助手席へ。
そのまま家まで400kmを一気に走り通していました。
いや〜速い速い。
『そろそろ変わろうか』と言うと
『話しかけないで、今自動運転中』と。
たしかこの車に自動運転は付いていないと思いましたけど...。
おしまい。
歩行距離 19km
所要時間 5時間45分
累計登坂標高差 +929m
35,400歩