受法寺本堂建築誌

伝統木造工法により建築中です

浜縁

2006年10月04日 | Weblog
本堂に周囲には旧本堂にも周囲に浜縁がありましたので、様式に則って据えつけます。

ここは木造建築では雨に最も弱く、旧本堂でも大正12年に広島から入寺した住職を迎える為に、傷んでいた縁板を、境内の銀杏の木を伐採して取り替えています。

新しく本堂を建てる時には、雨を嫌い土足でも歩けるように、木造でも浜縁をコンリート造りにした例がありますが、ここは木の良さを大事にして桧材で造ります。