受法寺本堂建築誌

伝統木造工法により建築中です

リボスオイル

2006年10月26日 | Weblog

外陣のガラス戸は桧製の枠で、引き手もシデ材となります。

この木製の枠に、リボスオイルという自然塗料を塗りました。

商品の説明に、

自然塗料は従来の有機溶剤と違って、植物成分からできた、環境にも健康にも害のない塗料です。今、化学物質過敏症とかアレルギーの方が多くなっていますが、理由は室内の空気が接着剤や、塗料によって汚染されているからであって、それらの改善が必要です。昔から使われていた物を使うのが望ましいです。

原料は有機栽培をした亜麻草より取れる食品品質の物で、古代エジプトのミイラの保存や、船の甲板を塗るのに使われていたということもあり、防腐性能・撥水性は非常に高いようです。

 

値段も有機溶剤と比べて高いそうですが、桧に良く馴染んで、美しさを良く引き立てています。