受法寺本堂建築誌

伝統木造工法により建築中です

割り熨斗瓦(わりのしかわら)

2006年07月11日 | Weblog
大棟に、割り熨斗瓦を積んでいきました。

割り熨斗瓦は12段で、下からピラミッドのような段の勾配があります。

大棟の端にいくほど反り増しがあり、土で加減しながら葺いています。
また熨斗瓦は、前後にも角度があって上に行くほど緩くなり、木のクサビで調整しながら重ねています。

大棟の「照り(てり)」と浦戸大橋「起り(むくり)」が、美しい曲線を描いています。

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