受法寺本堂建築誌

伝統木造工法により建築中です

裏甲(うらごう)

2006年05月12日 | Weblog
本堂側面の野地板敷きが終わり、正面の屋根に移ります。

野地板は、雨水で茅負が傷むのを防ぐために取り付けられる板の裏甲(うらごう)の上に取り付けられます。

茅負に添って取り付けられますので、上方に向かって反りが有りますが、昔ながらの道具のみで一本の木材から曲線を削りだす大工の知恵に関心させられます。