テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
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(当然、その他についても、語ったりする)

ひたぎサラマンダー <物語>シリーズ セカンドシーズン 恋物語

2013-11-23 23:50:19 | 本、小説、漫画、動画、映画、音楽等

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例によって、新聞広告の書き下ろし短々編、ひたぎサラマンダーについて。
ブラッドベリの華氏451度について感想を述べ合う、阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎ嬢なのですが、まず、イラストについて。目が丸すぎて、ひたぎ嬢が幼い雰囲気になっているのは、双脚を開き、オーバーニーと舞い上がったスカートの狭間の絶対領域を淫靡に感じさせないためかとも思うのですが、私、足を開いて踏ん張っている女性、特にスポーツや武道など感情が昂ぶっていれば尚良し、両太ももの間の空間を華厳の空間とひそかに呼んでいる輩でありますので、今回の広告には花丸進呈です。

作者のブラッドベリ自身は、華氏451度のなかで訴えているのは、焚書をアイロニーにしたテレビによる文化の破壊だと述べておられるそうですが、有川浩の図書館戦争など、焚書を題材にした作品にはそのテーマの厳しさを和らげるようなサブプロットが設けられている場合が良くあるようにも思います。二人の会話のなかでも、華氏451度のなかでの、Fireman(消防ではなく燃やす方)モンターグと文学少女クラリスとの逸話をボーイミーツガール的に捉えていたりするのですが、ひたぎ嬢のツンツンっぷり、そして最後に盛大にデレるのは、ひたぎ嬢推しの私にとって、イラストとともに、朝からニンマリしてしまうコーヒーブレイクとなりました。