画像差し替えました
例によって、新聞広告の書き下ろし短々編、ひたぎサラマンダーについて。
ブラッドベリの華氏451度について感想を述べ合う、阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎ嬢なのですが、まず、イラストについて。目が丸すぎて、ひたぎ嬢が幼い雰囲気になっているのは、双脚を開き、オーバーニーと舞い上がったスカートの狭間の絶対領域を淫靡に感じさせないためかとも思うのですが、私、足を開いて踏ん張っている女性、特にスポーツや武道など感情が昂ぶっていれば尚良し、両太ももの間の空間を華厳の空間とひそかに呼んでいる輩でありますので、今回の広告には花丸進呈です。
作者のブラッドベリ自身は、華氏451度のなかで訴えているのは、焚書をアイロニーにしたテレビによる文化の破壊だと述べておられるそうですが、有川浩の図書館戦争など、焚書を題材にした作品にはそのテーマの厳しさを和らげるようなサブプロットが設けられている場合が良くあるようにも思います。二人の会話のなかでも、華氏451度のなかでの、Fireman(消防ではなく燃やす方)モンターグと文学少女クラリスとの逸話をボーイミーツガール的に捉えていたりするのですが、ひたぎ嬢のツンツンっぷり、そして最後に盛大にデレるのは、ひたぎ嬢推しの私にとって、イラストとともに、朝からニンマリしてしまうコーヒーブレイクとなりました。
ついでに些末なことですが、ひたぎの会話の相手はラララ木さんではなく貝木泥舟と思われます
アリャリャ木さんじゃないですね、ご指摘の通り。
ただ、私、貝木が苦手で、特にアニメ版の貝木のBGM、
チェロを不細工に鳴らしたようなあの曲も、いけすかないです。
かろうじて読解可能?なこの画像のショートストーリーでは、
独善的な衒学主義の貝木らしからぬ、まろやかな口調が、
防衛態勢の阿良々々木さんっぽかったので、
勘違いしてました。
思えば、両者の独り語りの類似点は多く、
ムララ木さんが貝木を嫌うのは、
同族嫌悪っぽい理由もあるのかもしれませんね。