goo blog サービス終了のお知らせ 

テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

画像の見え具合テスト

2012-03-03 23:17:09 | 写真機 画像



上の二つの画像、どっちがお好みでしょうか?
クリックすれば分かりますが、似て非なるモノです。

実写真とモニタの解像度、サムネイルの縮小率、見られる方の環境により、違いはあると思いますが、目を凝らして見つめない限り、好みの問題だと思います。

デジタル写真の等倍で、比較するようなコトに意味があるのか、と私が疑問に思うのは、このような例です。

フィルムカメラの時代は、用途にあったフィルムを使うことにより、例えば、ネオパンSSとトライXの使い分け、KRとEPDの使い分け、ができました。デジタルでも、ハイエンド機でRAW記録したデータを処理ソフト、画像ソフトで加工することはできますが、いっそのこと、GXRのような考え方をもっと進めてセンサー交換式になってもいいのではと思います。
なにより、高画素、高感度、処理能力の画像エンジン、この3要素の追求に明け暮れている現状に不満です。


写真機雑感 その7

2012-02-29 22:36:32 | 写真機 画像
ここのところ、CP+はじめ新しいデジタルカメラの発表が目白押しです。
新機軸満載のデジタルカメラには比較的肯定的でないワタクシですが、
Nikon D4 D800/800E、OLYMPUS OM-D E-M5、シグマSD1 MerrillDP1&2 Merrillなどには興味があって、いろいろと発表される資料を追っています。

で、ワタシは欲しいが、あまり売れないだろうカメラは、
SD/DP Merrill のセンサー、OM-Dのボディデザイン、D4/800並の堅牢さとファインダー、マニュアル露出(センサー感度も当然マニュアル)、オートフォーカス不要、フォーカスエイドは可、てなトコロでしょうか。
キホン、変態カメラのSDに似た感じになるでしょう。
うん、ワタシにお似合いだと思います。

アクティブ VR+手持ちコリメート撮影

2012-02-16 23:59:50 | 写真機 画像
ちょっと電話のために車を停めた隙に、バッグからWP6×30SB-Dとコンデジを取り出して、「おおコンデジのレンズがスッポリと見口にハマる」と嬉しくなって、クルマのエンジンは掛けたまま、双眼鏡を左手で、カメラを右手でもってコリメート撮影してみました。

まず、上の写真はカメラの最望遠で撮った画を切り出して、やや縮小(リサイズ)したものです。

元の画の構図はこんなの


で、エンジンの微振動がある車内で手持ちコリメート撮影し、トリミングなしでリサイズしたのが、コチラの画

偽色もなく、反対側の座席のヘッドレスト付近まで肘を伸ばして撮っているのですが、手ぶれも感じられない画です。
面白いオモチャを手に入れた気分です。

虹(ヌシのなまり?) レインボウ(雨の弓) アルカンシエル(空のアーチ) 虹霓(竜族)

2012-02-06 23:47:19 | 写真機 画像

虹の写真は結構撮っていて、、ほとんどが銀塩のプリントですが、デジタルもいくつかあり、上のはそのなかで色の分離がはっきりしているモノです。
記事タイトルのように、各地域で由来が異なるのと同じくらい、色の分け方にも違いがあって、日本では7色か5色、英米で6色、その他2~8色までイロイロあるようです。いくら何でも2色には見えないだろうと思うのですが、日本の沖縄でも2色(しかも赤と黒)と考える地域もあるようで、問いただしてみたいとすら思います。

2重の虹、写真に見えているような虹の外側に、色の位置が反対、つまり赤を弧の内側にしたうっすらとした虹が見えることがあり、内側を主虹、外側を副虹といい、わりとありふれた現象なのです。
光の持つ性質から起きる現象のなかでは”影”についで、目にすることの多い虹ですが、ひとつ、ワタシには、かなわないだろうユメがあって、スターボウ、亜光速の移動体から見えると仮説がとなえられている星々の光のスペクトルが虹のように分かれて見えるとされる現象、コイツを是非、疑似体験でもいいから見てみたいと思うのです。

防湿

2012-02-04 10:21:13 | 写真機 画像
コドモのころは木造家屋に棲んでおり、二階ではふきぬけ窓のおかげで風通しも良く古い2眼レフや、その他カメラを保管する場所に気を遣う必要はなかった。
コンクリートの住宅に住むようになってからは、家の中での結露(窓とか金属配管とか)を目の当たりにして、写真機類を防湿保管することにした。

当時は時間はあれども金がなかったので、ホームセンターで売ってるコンテナボックスをコーキング剤、両面テープ、発泡ウレタンゴムで、気密構造にして、フタの裏に乾燥剤を保持する工夫をし、海苔や煎餅の乾燥剤を適宜放り込んで、十数年つかってきました。

大型の双眼鏡や使わないカメラを入れるために、防湿庫を検討していましたが、取りあえず、簡便なドライボックスを購入しました。




使い始めると、あコレでいいや、と思っちゃったので、防湿庫は、先送りになりました。


フィルター

2012-01-02 23:42:16 | 写真機 画像
フィルムカメラ全盛時、私が一番ニガテとしたのが、俗に言うポートレート撮影でした。
portrait、語源は por(前に)L.trahere(引く、描き出す)と古フランス語にあるらしく、ぽーと、れーとと区切って発音するのではなく、ぽー、とれいとと区切るのが正しいことになります。
一般に肖像写真といってもお見合い写真のように人物だけのかちっと決まったモノから、その人物の趣味や持ち物、行動と一緒に撮されたモノまで多岐にわたりますが、キホンはその人物の顔、表情がはっきりと判別できるということになります。
人物の半身、全身像を撮すには一般に35nn写真機で80~150mm位の焦点距離のレンズが適しているとされ、それ以下の焦点距離、40~60mmでは、半身像で顔がある程度の大きさで写っているとパースペクティブの効果で僅かにゆがみ、また、対象とカメラの距離も近いため、撮られる意識が高まり過ぎ、表情が硬くなりがちです。またあまりに長い焦点距離のレンズの場合、立体感が失われたり、明るいレンズで背景をボカしても、人物が周囲に埋没しがちになり、対象の人物の視線もコチラに届きにくいので、冷たい感じにになることがあります。

このように、アタマではポートレートのコトを分かってはいても、今ひとつ自分で気に入った写真が撮れなくて、対象の人物からは、コレで充分、すごくきれいに撮れてるよ、なんて云われても、苦手意識がつきまとうのでした。

今にして思えば、フレーミングとアングルの自由度のなさが、私を萎縮させていたのではないかとおもいますが、そんななかで私が頼ったのがコレ、
ツァイスのソフターIIとKenkoのポートメイト(B)です。

ソフターの方はいわゆるソフトフォーカス系の特殊効果フィルターですが、フォギーなどのように、ぱっと見たとき、ピンボケか、と思わせるような写真ではなく、きっちりとピントの芯はありながら、柔らかな輪郭を描き、特に逆光で日中シンクロ撮影などした場合、一種幻想的な効果をうむ、上質なフィルターで、同様の目的の他社品に較べ倍以上の価格も納得できる優れたモノです。

ポートメイトは、
カラー写真における人物の肌色はマゼンタ色光成分の占める割合が多く、
これに反して肌の小ジワやシミ、ソバカス、毛穴などの細部はマゼンタ光の補色関係にある緑色光の結像が大きく影響しています。
ポートメイトはこの緑色光による像(小ジワやシミなど)をソフトに調和させることにより、美しい肌に描写出来ます。

らしく、実際に顔のアップで肌をきれいに見せる効果があるようです。

この2種類のフィルターを使った写真は、多少のためらいや照れはあったとしても、例外なく好評で、被写体の人物の満足感を、撮る側の写真に対する不満足感への代償としていたような次第です。

もちろん上記のフィルターの話については女性に限った話で、ワタシにはいくら頼まれたとしても男性のポートレートを撮るようなおぞましい行為は出来ません。


いつもの。

2011-11-26 18:23:42 | 写真機 画像


出先で、レンズ、フィルター、双眼鏡、メガネその他を拭く時に使っている、堀内カラーのレンズクリーニングペーパーレンズクリーナーです。

クリーナーの中の人はオリンパスのEE3310なのですが、O社の民生用は少し大きなエアゾールタイプなので、ずっとこっちを使っています。

ペーパーは、少し大きめの200枚入りもあるんですが、圧倒的に外で使用する場合が多いので、こっちの小さいのを、どのバッグにも放り込んであります。
トレシー等のマイクロファイバークロスも使うのですが、油断すると、他のレンズを拭いた際についた汚れの部分で、違うレンズを拭いてしまいそうなときもあるので、使い捨てのコチラが、結局便利だと感じてます。
鼻をかむティッシュ、○○○を拭く紙のようなものです。使い回そうとはゆめ思いませぬ。




旅の空

2011-11-21 20:44:47 | 写真機 画像
その昔、カメラ小僧だったころ、どこか遠くにいくと、必ず空を撮っていた。
いま、思い出しても鮮明に覚えている写真がいくつもある。
数十階調もの微妙なグラデーションの茜色に染まる夕空にそびえる黒いガントリークレーン。
紅葉の森から覗く、ディープスカイブルーの空をより透明に映す、とんでもなくきれいな青い色の梓川。
虹を貫く稲光。


今日、屋外で15分ほどの待ち時間に、じっくりと空を仰ぎ見た。







そこそこ風のあるなかで、雲はちぎれ、重なり、絶えず形を変え、勢いが衰えた陽光が めまぐるしく、荘厳に、彩る、そんな、過去に心打たれたどんな名画でも及ばない、刹那の芸術。




仰ぎ見る首を、仰け反りそうになりながら、90度方角を違えてみると、残光の饗宴など全く知らぬげに、空が、閑かに、ほんの僅かずつ、遠く、青くに落ちていく。




もう、ほんの少しでもちいさくなると聞こえなくなってしまう、ギリギリのかすかな音を立てて揺れている無数のススキが、まだ照らされ残っている高い雲の明るさと、お互いに、なにごとかささやき合っているかのような奇想。










かつて夢見たことのある、究極のプラネタリウム、
映像を投射されるドームスクリーンではなく、巨大なドームディスプレイの、まさにその中央に立って、首をめぐらし全天が見られる、
そんなものを造れたら、今日、私が見たものを、もっとよく描写できるのかもしれません。










Manfurotto 055XPROB + Quick-Set ハスキー3Dヘッド

2011-11-19 20:23:57 | 写真機 画像
周到に用意したハズの星見機器でありますが、以前から持っている三脚ですと、KTS自由雲台がいくらスグレモノでも、高さが足らないコトは、分かってはいました。
天頂付近の星を見るには、エレベーター(センターポール)をいっぱいに伸ばした状態でも、立った姿勢では腰を低くし背中を丸めて目いっぱい首を反らす姿勢が強いられ、かなり苦行。

で、椅子の導入を検討しました。
天体観測用椅子として必要な条件は、折りたたんで運搬可能なことと、高さ調整ができること、等々。
で、探したのが、ルネセイコウのプロワークチェア スウィングタイプ
けっこう天文関係では有名な椅子みたいで、絶賛しているかたもおられます。

ただ、私の場合、高倍率(100倍以上)の望遠鏡をすえてじっくり観望するといったスタイルではなく、あくまでお手軽に低倍率(6~40倍)であちこちをちょい見する風情なので、本来の高さ不足を克服することにして、10数年ぶりに三脚を購入することにしました。

昔、一番最初に買ったのは重量級のベルボン(型番不明)で、カメラ屋さんに、「この三脚は一生モノだよ」と云われていたのですが、アクシデントの際、あっさり壊れてしまいました。かなり凹んだ記憶があります。

その後、「やはり写真機は機動性だ」と奮起し、望遠手持ちカメラ小僧へと進化して、ビデオ用に買った軽量な三脚、ブツ撮り用テーブル三脚以外は、自分の趣味としては、ノーモア三脚な写真人生を過ごしてきました。

私の中での定番大型三脚は、ハスキー三段、今の趨勢は、カーボン三脚で、GITZOにも心惹かれたのですが、比較的安価で重い、マンフロットのアルミ製定番の055と、信頼のハスキー3Dヘッドにしました。



この開脚姿勢が、”大股開き”で妙にツボにはまり、ニヤリと笑ったところで、
最近、物欲旺盛になったのも、ブログの副作用かなぁと感じ、苦笑しました。


写真機雑感その6

2011-11-17 11:52:44 | 写真機 画像
視点を固定したまま、視界の隅々まで意識をめぐらせてください。
視界の辺縁にあるモノ、視点の先の焦点のあっているモノ以外については、あまりよく見えていないことがわかります。

ただ、そのよく見えなさに、違和感はなく、頭の中では、クリアな視界として認識されています。

脳が、眼球というカメラから入ってくる、倒立した視界の映像を、正立しているように認識し、意識させる過程の中で、余計な視覚情報は適度に間引いているからです。

同じように、視界が倒立するプリズムめがね(上下左右が逆さまに見える)をかけて暫くすると(はじめは、見え方も視界中の動きも逆なので、動けないし、船酔いに似た状態になるらしいが)、やがて倒立めがね越しの視界を、脳は正立したものとして認識させる補償を行い、逆転した視界が、正常なものになります。

鮮明な映像の夢を見るヒトについても、脳の視覚認識野が、記憶野、意識野に騙された(=補償)結果として、そのような夢を見ると考えられています。

攻殻機動隊で、電脳化した視覚野をハッキングされて、バトーが、「俺の目を返せー」と叫ぶ場面がありますが、生体脳についてもそれが可能ではないかと、考えるワケです。

以前に紹介したLytroのLightFieldCameraは、上記の可能性を高めるように考えています。
左右独立したHMDというか、電脳メガネっぽいデバイスで、これも以前紹介したE1の視線フォーカスの機能を用い、リアルタイム動画映像として表示されるLightFieldMovieの映像を眼球に送り込んでやると、脳は、その映像をその個体がいる場所の視界として処理、認識する可能性が極めて高いと考えます。

つまり、別の場所の眺め、視覚情報のすべてを、自らの視覚として体験できるようになる、ということです。

視覚に加えて、長らく進歩研鑽を重ねてきた聴覚については、バイノーラル記録された音響情報などは、充分に音場感をもって再生できることが、実証されています(ウチのオーディオでも、良好な録音のピアノソナタは、演奏者の手足の動きのみならず、胴体の動きまで聴覚に感じさせる場合がある)。

視覚聴覚が自分のいる場所とは異なる場所にある記録デバイスのそれと、意識レベルで置き換わるとすると、何が起こるでしょうか。

脳の生理作用が形作る自我がどうなるのか、興味深いトコロであります。


写真機雑感その5

2011-11-16 22:51:02 | 写真機 画像
昔読んだある理科系教養漫画で、カメラを欲しがる主人公に、先生役?のおじさんが

「りっぱなカメラをもってるじゃないか。」
「?」
「それもふたつ。」
「??」
「そのカメラはフィルムもいらないよ。」
「???」
「目だよ」
「!」

というくだりがあって、その後、眼球とカメラの構造を図解していくのですが、思えば小学校低学年のときのこの漫画が最初にカメラに興味を持ったきっかけのひとつではあったのでしょう。

その後、以前の記事で述べたように、ニコン、ニコマート、キヤノン、などなど、いろんなカメラにふれていくうちに、オリンパスのOM-2を買ってもらったのは、米谷氏の提案するシステムの未来像に共感したからではなく、OMシリーズが小学生でも構えられる大きさであり、システム全体(特に交換レンズ)が比較的安価だったことが主要因です。
FTbが身近にあったので、F-1にもかなり心惹かれていたのですが、先に述べた理由(高価)以外に、OMのボディーに似合わないファインダー視界の広さが、好ましく思えました。それ以外の点では、F-1の追針式露出計や、縦走りフォーカルプレーンシャッターによる、シンクロシャッタースピードの早さ、そしてなによりあのスムースな巻き上げレバーとレリーズには、いまでも羨望をおぼえます。

ファインダーの視野率は97%でしたが、0.92倍の倍率により見かけ視界の広さは格別で、標準レンズ、両眼視で違和感のないカメラはOMとLX以外になかなかありません。
特にいまのデジタル一眼レフのファインダーしか知らない方には、在りし日の一級の銀塩一眼レフのファインダーはおそらく驚きでしょう。

若干、アキュートマットなどに比べたら明るさ感に乏しかったフォーカーシングスクリーンも、方眼の全面マットや、後に出たOM-3Ti用のファイン・ルミマイクロマットを加工して装着し、遜色ない状態にしています。

それくらいコダワリのあったファインダーに関連して、空想というか妄想していることがあり、次回はそれについて書きます。



OLYMPUS ふたたび

2011-11-08 23:43:43 | 写真機 画像


これはOLYMPUS CAMEDIA C-2100UZで撮った、ウチのベランダにおいでになったメジロくんのお姿であります。
記事の内容とは一切関係がありません。


とうとう、O社の不正経理の背景が漏れ出てきました。
今後、桝澤徹氏との闇深い関係も含め、どこまでがあからさまになるか、わかりませんが、社会的な是非、公共性の善悪はともかく(!?)、マネーゲームという拝金主義信奉者の人気取り合戦に翻弄される製造業の哀れさを、痛感します。

故米谷美久氏が初代ペンシリーズ、OMシステムを通じて作り上げた、光学機器メーカーとしての企業理念は、オプトメディカルという収益面での屋台骨の基礎となりましたが、肝心の写真機においては、2TOPの拡大戦略の前に敗退し、マイクロカセットの技術公開で見せた企業としての良心も、お金とそのボリュームのみを追求するグローバルマーケットにおいて、かき消されてしまいました。

そんなに売れないけど、いい製品を作る、そういう頂点があってもいいハズなのですが、世の中とは相容れない考えなのでしょうか。




KTS自由雲台

2011-10-29 19:40:00 | 写真機 画像

KTSの自由雲台である。

自由雲台といえば、文字通り雲の上のお値段のアルカスイス、
財布に優しいフォトクラムやマーキンス、日本のスリック、ベルボン、
梅本製作所等々、いろいろ使ったり触ったりしてきましたが、
最近知って、即刻購入したのがこのKTS。

製造直販しかないので、いくぶん躊躇はしたのだけども、それまでに検討していたRRSも、
購入するとしたら海外通販になるので、ま、いいかと思って購入。

ダブルハンドルでもないし、フリクションコントロールもないし、クイックシュー・クランプシステムもない、
ナイナイヅクシなのですが、キホンの性能は十二分にあって実に使いやすい。
しかもお値段もとんでもなく安い、6500円!
注文後、「調製・磨きをして出荷します」っていう案内が届き、
実際に届いた商品(多少余分なグリスは拭き取ったが)は期待以上でした。

あちこちのブログ等でも紹介されているように、もともとは中のヒトだったKTS、
おそらくは、直販のみではそんなに数のでる製品ではないでしょうが、
カラフルな多色展開もあるので、2~3個買いたい自由雲台ということで
是非ともオススメしたい逸品です。

なにより、この高精度な製品を手作りで少量ずつでも直販しようという、
KTSのモノヅクリの心意気に感銘を受けました。

OLYMPUS

2011-10-26 23:09:11 | 写真機 画像
以前から、株式市場の企業情報関係の一番底辺に黒い噂が絶えなかったOLYMPUSであるが、とうとうメディアで大きく報道される事態になった。

勘違いしてはならないのは、O社が行った行為が悪いかどうかが問題なのではなく、O社が悪いという状態を作り出したい何らかの動機が、まず欧米のメディアに火をつけ、FBIを動かしているという点です。

その昔、ハネウェル社のサブマリン特許に、ミノルタはじめオートフォーカスカメラを製造していた日本のメーカーが手痛い目にあったときから表面化している、世界にそびえる山脈たる日本の光学機器メーカーに対する羨望はいまもって根強いモノです。

いままでは、結構小規模な光学メーカーが経営危機に陥り、身売りや合併で存続を図るようなことはありましたが、最終的には国内企業どうしの連関で収まっています。

今度の事態はその推移によっては、今までと違う結果をもたらしてしまう、そんな懸念を感じています。