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テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

マルちゃん 正麺  カレーうどん

2013-10-05 23:28:43 | 日記
その昔、学校の近くのそば屋さんで出していた、和風だしで、どことなく醤油の香りがするカレーうどん。
学食の、単に茹でた麺にカレールーをかけ、きざみネギをばらまいただけのカレーうどん。
知り合いの家の近所にあり、鍋物主体の和食の店ながら、気むずかしそうな板さんが気合い一閃でつくっていた名物カレーうどん。

などなど、お店で頂くカレーうどんには、結構コダワリがあり、同じコダワリがあるヒトとは、話が盛り上がったりすることもあるワタクシなのですが、インスタントのカレーうどんには、カップ麺であれ、袋麺であれ、いままで、コダワリをもてるほど感心した商品はありませんでした。

ごんぶとのカレーはそのなかで検討しておりましたが、これは生麺で、インスタントとしてはチートすぎます。思うに、少し煮込むなどして、麺にカレーだしの味が浸みこまないと、うまさが伝わりにくいようなところがカレーうどんにはあって、それが乾麺の特徴とは合わない、浸みこむと同時にふやけてしまうところが、その要因ではなかったかと推測するのです。


おそらくは浸みこむ表層とコシのある中心部の二層になっているのが、その理由ではないかと思うのですが、マルちゃん正麺のカレーうどんには、感心しました。麺を戻すのに3分、ダシと煮込むのが2分と、面倒ではあるのですが、長ネギや肉やゆで卵やその他、具を入れて食べて美味しい、チャツネや一味を入れてさらに風味が増す、味と歯ごたえのある麺です。
海外の一部では、インスタントヌードルのことをマルチャンと云うそうですが、この正麺シリーズは、もう円熟した風格さえ漂わせているように思います。
たかがインスタントなのですが、その気合いの入りように感心しきりです。

呪文(まじない)と伝言ゲーム

2013-10-03 18:04:20 | 日記
目は二つしか無い
 目は二つしか無い
  目は二つしか無い
   目は二つしか無い
    目は二つしか無い
     目は二つしか無い
      目は二つしか無い





と言い聞かせる日々に、そこはかとない相克と無常を感じるこの頃、
それでも、70mm、82mm、100mm~と遷ろう視線は、大口径双眼鏡へと
収斂していきます。

スマホのSiri(音声認識操作)機能、クルマに乗車中は、Bluetoothで繋がったナビ経由がデフォになるのですが、その場合の認識率が極度に悪いです。
上記の呪文も、ボイスメモ機能で記録すると

電話するしかない
では多分知らない
では立牛川ない
ではしかない
これは2つしかない
ではスタッフ課題
では2つしかない
ではなく4月
電話すかはい
ではなく使わない
ではが使えない


ってなって、立牛川(たつうしがわ)ってどこ?、っつーかSiriさんって物知りだねえ、と変に感嘆するのです。
その他の言葉も、メモされた字面だけでは、結構支離滅裂で、よくBluetooth経由で電話する自分としては、相手の方に聞き取りの負担を掛けていないか気に掛かるのですが、音として捉えてみると字面ほどとんでもなくはないのかな、などと、納得できるような気になって、を落ち着けて、運転するのであります。
どっとはらい。

ピッコロさんの魔口砲が実生活の役に立つTips

2013-09-28 23:54:28 | 日記
クルマのリモコンキーのオハナシです。

15年ほど乗った一代前のクルマが、欧州車らしく、ABSやエアバッグなどは標準装備だったのですが、リモコンキーは無く、社用車のみで使い、キーレスエントリー&プッシュスターターは今のクルマになってから使い始めたのです。

まあ、どうしても必要な装備ではありませんが、リモコンキーを身につけているだけで、クルマに近づけば、ルームランプがハーフ点灯し、ドアノブを触るだけで、ロック解除、施錠が出来、リアハッチも開け閉め自在なのは、やはり便利です。
便利になるにつれて、その行為に意識が伴わなくなり、実際にキーを差し込んでロック、内側でロックしてドアノブを引いたまま閉める、等という動作が無いので、ロックしたかどうかを忘れてしまうことがあります。


特に、車を降りる際、考え事をしていたときなど、ある程度クルマから離れてから、施錠があやふやなことに気付き、キーレスリモコンのボタンを押しても、リモコン電波の到達範囲外で、作動しないことがあります。

そんな場合に役に立つのが今日のTips。


ご存じの方もいるでしょうが、リモコンをノドボトケ付近にあてがい、大口を開けて、その大口で数十メートル先のクルマを狙うようにして、リモコンを操作します。

そう、ちょうどピッコロさんの魔口砲のようにです。






すると、リモコンを高く掲げただけで届く動作範囲のほぼ倍くらいの距離からでも、リモコン電波が届くようになります。


まあ、諸説ありますが、ノドボトケのした、つまり頭蓋部で大きく開いた、骨のない部分から入射した電波が、頭蓋骨の内部で反射しながら、大きく開いた口から射出されることで、電波に指向性が生じ、遠くまで届く、という事らしいのですが、一概には信じられません。
八木式アンテナの発明にも、電波のふるまいの偶然の発見が大きく貢献したように、電波の発信源近くの弱電位体、導波性物体の影響には、一見不可思議に思えるものも多いので、試してみたところ、見事に有効であることを経験し、珠に実践しています。
リモコンをあてがう向きや位置にもよりますが、何より大きく口を開くことが有効なようです。

ただ、上の画像のように、傍からみてると奇矯な振る舞いにしか見えないのが困りものです。

鳥たちの喧噪の静まり

2013-09-21 23:19:04 | 日記
このところ、あれほど喧しかった早朝の鳥の喧噪が、落ち着いてきています。
恐らくは、雛たちもほぼ巣立ちを終え、巣を起点にして活動することが少なくなったのでしょう。
秋に結実する木の実や、栄養価の高い虫などをたらふく食べ、体力をつけ、文字通り翼に力を貯めて、夏鳥たちは、渡り、をはじめるのでしょう。
想像の中で、つばさに力こぶをつくり、胸を筋肉ではち切れんばかりにした小鳥を描いてみますが、あまりしっくりしません。夏鳥たちは日本の暑い夏を過ごした後、更に暖かさを求めて南方へと向かいます。温かい空気が、彼ら比較的小型の夏鳥たちには必要なのでしょう。
これからの時期の主役は旅鳥です。
夏、日本より涼しい地域で繁殖を終え、もっと暖かい地域で越冬するシギチを主体にした鳥たちです。海辺や河口の草の生えたところにやってきて、草の実や小さな虫や動物を忙しく啄んで、旅に疲れた身体を回復させるようです。日本列島は旅鳥たちにとって、格好の目印であり、休憩所、なのかもしれません。
渡りをする鳥たちは、地磁気や地形や季節風、太陽など様々な自然の標を利用して方位感覚をつくっているらしいのですが、その一部は、人とおなじように、星や星座を見て、方角を定めていることが分かっています。北極星から、35°の天球内にある大熊、小熊、りゅう、ケフェウス、カシオペアなどの星々の並びのパターンを覚え、それらを参照して方角を定めていることが検証されており、興味深いのは、曇りの日、あるいは流星群などで、星々のパターンが乱された状態に遭遇すると、一時的に方位感覚を失調してしまうものもあるということです。

北天を見て旅することが知られるルリノジコ、クリックすると写真

彼らが、北天の星座群をどのようなパターンで認識しているのか、非常に興味のあるところです。鳥目と云われて、夜には視覚が損なわれるイメージのある鳥類ですが、彼らの中にも、暗順応した眼をつくり、無限遠にある星の瞬きを、何らかの並び、図形として捉えている星空観望者がいるというのは、こちらも楽しくなってきますし、星空を見せずに育てた幼鳥はこのような星を観て方位を定める能力がなく、つまりは学習によって、星と方位との関係を知っていることから、なかには、その美しさを愛でているヤツもいるかもしれないと想像するのは、先ほどのマッスル渡り鳥とは異なり、妙に納得していまいたい気分なのです。

三年目の修理

2013-09-18 12:33:27 | 日記
実は拙ブログも満2年を経過し、三年目に突入しております。
ブログ書き環境も当初のノートPCから、Wiiやケータイ、スマホなどを経て、メイン(画像バックアップ込み)は二代目ノートPCに移行しております。
んで、先日液晶が割れたノート二代目、CRTに繋いで、急場をしのいでおり、ワイヤレスキーボード、マウスで操作するのは不自由ないのですが、どうしても出先で記事を投稿する場合にスマホだけでは心許ないので、修理することにしました。
新規購入も考えたのですが、XP環境を信頼性のあるメーカーで残しておきたいのと、もともとこの液晶、同じ世代の一代目よりも多少古びていて、不満があったからでもあります。

下手をすると中古XPノートを買った価格より高い修理費が掛かるのですが、幾社か検討し、見積もりが安価で、きちんと商売っ気があり、学割、差し入れ割、ふるさと名品割、ブログ割などオモシロイ仕組みがあるイーハンズさんにお願いすることにしました。
以前、一代目の液晶が不慮の事故で割れたとき、補償してくれたメーカーの神戸カスタマーセンターは非常に気持ちの良い仕事をしてくれましたが、イーハンズ さんはどうでしょうか。真摯なメールの内容からは期待できそうです。

ブラウン管などアナログ的なもの

2013-09-17 23:35:27 | 日記
もうすぐ、死語になるかもしれない言葉です。
ここ数日、久しぶりに、CRTモニターの画面を見てるのですが、さして高くない、しかも20世紀の遺物であるこのモニターが結構見やすい。
特にやや照明を落とした部屋で、モニターのピクチャーレベルも落とした状態での素直なコントラスト、特に黒色の沈み方がキレイ。
応答速度が必要なゲームや動画などはあまり見ないのですが、それでも、液晶との差異は明らかで、CRTの良さを再認識してる次第です。もちろん古いCRTですから、画面の最周辺部分は、ごく子細な劣化の兆しはあるのですが、フルスクリーンで作業ウィンドウを開くなんてことも無いので、気になりません。なんか双眼鏡の周辺視野のハナシをしてるような気がしましたが、そういえば、昔の仕事関係で、CRT製造ライン用のコンベア、特にそのチェーン部分を造っている工場がありました。ブラウン管の裏側に精確に蛍光剤、マスクを加工していくラインのキモのひとつが超緻密に微動させることの出来るコンベヤチェーンでした。いまでは、国内はおろか、海外でもCRT製造ラインは数少なく、畢竟、その生産設備も老朽化が進んでも碌にメンテナンスできず、チェーンが磨り減っても、替わりがないため、閉鎖したラインもあったそうです。チェーンブロックは例え細かい部品であっても、単なる加工精度だけでは無しに、焼き入れ、焼き鈍しで最適な物性に仕上げるため、その設備が大がかりになりやすく、中小規模のメーカーでは、真に高精度、高耐久性のチェーンは造ることが出来ないそうです。同様な機械部品に、ガイドレールがあります。金属メーカーの縮小集約で、熱膨張にたわまず、高精度で磨り減りにくいスライドレールは、いまや製造できるのが国内一社、海外のメーカーではどうしても出せないこだわりの仕様を考慮すれば、実質、世界でも、そこしか無いそうです。電子部品では、その昔、ラジオや無線機に必ず使われていたバリコン、いまではトリマー用途のものが殆どで、軸の回転が滑らか、かつ、リニアな特性のものは、もはや皆無に等しいというか、製造ラインそのものが希少になってるとのこと。
語源となった、指、を見ながら、デジタル、について考えるひとときなのです。

ノートパソコンまわりアクシデント

2013-09-14 23:00:33 | 日記
ここ数日、標題のような事象が続きます。
まず、パソコンの近くの平らなクッションに上から落ちてきたゴム巻きフラッシュライトが、あり得ない方向にハネて、見事に液晶画面中央にヒットし、液晶クラッシュ。

かなり、凹むかと思いましたが、あり得ない方向でのはねっ返りに、これは運命なんだと諦めて、十数年前のCRTモニターに繋いで稼働させてます。



次に、机に固定してた小型扇風機が落下、これもコードが変なところに絡んで、もう一台のノートパソコンのキーボードをクリティカルヒット。一瞬焦りましたが、、幸い液晶は大丈夫、一見してなにも被害はないようなので、そのまま作業。テキストを打ち出すと、あら「P」が無い。飛んでいった「P」を探すコト数分。「P」はパンタグラフの片方を裏に付けたまま発見。で、もう一個のパンタグラフは本体に残っていないのでこれも探すコト十数分。

せせこましいパーツを元通りにキーボードに組み込むのに、隣のキートップを外して良く比較しながら、何度かパンタグラフをはじき飛ばしたりもしながら、数分。

両サイドから生えてる白い部品がパンタグラフ、はめ込んであるだけで、弾けると、かなり、飛ぶ。。。


いまも、もうなにも落ちてこないだろうか、と剣呑な思いなのです。

DIGA REMOTE

2013-09-13 23:54:00 | 日記
スマホアプリの中で、他のデバイスより優れている場合が多いのが、画面のスクロール。
iPhoneの場合、アップルのデバイスらしいスムースなスクロールは特に秀逸なのですが、なかでも、パナソニックのBDレコーダーをスマホで操作する標題のアプリの録画番組一覧が便利です。
このアプリの機能のうち、チューナー機能は付属リモコンに加え、リモートコマンダーがあるので、蛇足。DIMORA(Webブラウザを使った、録画予約変更削除等のできるサービス)も、別にこのアプリでなくても可能でさほど必要性は高くないのですが、録画一覧を表示するのは、本体によるモニターでの表示や、DIMORAによるブラウザでの表示などに較べても、高速全体表示が可能、スクロールが激速、検索や抽出が容易、など、スマホの特性を充分に活かせています。
実際、コマンドラインによるCUIよりもタッチスクリーンのGUIのほうが便利だと感じることの少ないワタクシではありますが、この操作性だけは素直に感服しました。まあ、本体の操作性が悪いから余計かもしれませんが、いずれは、設備の制御盤から、乗り物の操縦まで、このタッチスクリーンデバイスになるのかもしれないななどと思い浮かべてみるのです。




             

無謀な試み

2013-09-12 23:50:30 | 日記
スマホでエクセルのブックを閲覧編集しようとしています。
なにより、起動、の手間なく必要に応じてデータの集積をしたいという目的のため。
取りあえずMSのクラウドサービスSkyDriveの機能を使ったり、Googleドキュメントを使ったり、と無料の範囲で試してます。

有料のアプリならQuickOfficeProなどが便利そうですが、ちょっとした目的の為に、ワザワザ1300円はらうのはちょっと・・・
エクセルのデータ集積は、実を言うと、使い慣れたあるデータベースソフトを使うのが、個人的には一番効率がよいと思ってるのですが、WinXPで開発が滞留してるようなソフトですから、iOS上では仮想環境下でも無理っぽいし、暫くこの方法でやってみて、何かひらめき!がやってくるのを期待してます。
あー、なんかとことん為にならないことに時間を費やしているようにも感じるのは、と秘かに思うのは、タブレットを買えという啓示なのかもしれません・・・

ムカデに刺されたら、熱湯で洗浄

2013-09-11 23:25:01 | 日記
今朝、まだまどろんでいる時間帯に、ムカデに刺されました。
刺すというより、噛む、らしいのですが、ごく小さな個体で、ヤスデかなと思ったほどです。不意に足の指がチクっとして、振り払ったら、居たわけです。
当然、人家に侵入し、自分よりはるかに大きな生物に無謀にも攻撃するようなヤツは、生きていたら、子孫を残したりしたら、ひいてはムカデ社会の存亡にも関わるかと思うので、きちんと焼滅するまで、ガストーチで処理しました。
まあ、狂ったムカデ遺伝子の排除に較べたら、さほど重要でないかもしれませんが、刺し傷の応急処置は、拙ブログで何度か述べているように、熱湯(43℃以上)で充分に洗浄することにより、ものの十数分で、見事に治癒しました。多少熱め(50℃)のお湯を使いましたが、蚊に刺された傷などより全く後腐れなく、痛みも腫れも炎症も無しに快癒したので、恒久処置になりました。
もし過去にムカデに刺されたとき、腫れたり、痛かったり、ひどい目に遭われたかたがいらっしゃったら、次回は是非お試し下さい。手近に湯沸かし器が無い場合は自販機のお茶(50℃以上らしい)が適切ですし、屋外なら、車のエンジンの熱を利用(濡らしたウエスをエンジンにあてて蒸しタオルをつくる)、虫眼鏡で加熱、水で洗浄を繰り返す、融けたロウをたらす、遠火で炙る、など工夫して下さい。要は、皮膚に付着した毒液の洗浄除去と、加温による変質無効化が目的です。それにより、あっけないくらい、治ります。

遠吠え

2013-09-08 23:14:48 | 日記
このところ、あちこち結構遠くまで、早朝に徘徊してて気付いたのですが、犬の遠吠えを聞きません。
子どもの頃住んでいた下町では、どこかの犬の遠吠えに釣られて、あるいは、緊急自動車のサイレンに釣られて、あちこちで遠吠えが聞こえていたように思います。
野犬が少なくなり、飼い犬も室内飼いの犬が増えたことも原因かとも思いますが、交配の進んだ犬種では、本能が薄れて、あまり遠吠えしなくなるとも云います。サイレンが昔のように発振音ではなく、電子音になり倍音成分が少なくなって、犬の聴覚を刺激しなくなったのかもしれません。また、遠吠えを、無駄吠え、としてしつけている飼い主もおられるでしょう。
知人、親戚の方々には、うれション男(ワタシが訪ねていくと、そこの飼い犬がオシッコ漏らして喜ぶ)として名を馳せているのですけど、自宅ではもう長い間犬を飼ってないので、昨今の飼い犬事情については詳しくないのですが、ヒトの事情がイヌの生態、本能を変えてしまっているのは、恐らく間違いないはずで、わずかの年月のあいだに、このように変化するのは、奇妙な感じです。

カモノハシのイコちゃん

2013-09-03 23:25:11 | 日記
気温が下がってきて、早朝に徘徊しようと計画を立てています。
まず必要になるのが上着なので、洋服ダンスより、薄手のアースカラーのものを取りだそうとしましたら、なんか下の隙間に見慣れぬ水色のブッタイが押し込まれています。
灯りをつけずに薄暗いなかだったので、盛大に疑問符を飛ばしながら引きずり出してみました。
JR西日本のWeb予約サービスで貯まったポイントは、スマートイコカという、ICパスカードにチャージできるのですが、その残った端数のポイントが期限切れを迎えるために、つまり単にポイント消費のために引き換えた景品を、仕舞い込んで忘れていたのでした。



もともとは、カモノハシ教授などという大仰な名前のキャラクターだったらしいのですが、福知山線脱線事故でCMが一年間自粛されているあいだに、名前が忘れ去られ、なんとなしにイコちゃんと呼ばれ、そのまま定着、現在では公式にも”カモノハシのイコちゃん”となっているらしい?
カモノハシのクチバシに微弱な電流を感知する機能があり、その能力と、ICカードの特性を掛けたキャラだったらしいのですが、この不抜けたツラガマエに、そんなハイテクな印象は一切ありません。
抱き枕などとして市販もされているようですが、ふにゃふにゃでクチバシには硬い芯板が入っているので詰め物にもし難く、まあ、ひとことで言えば、役立たず、です。
スイカのペンギンに較べると、アクションのバリエーションに乏しく、フェースマークにしたら、なんだか分からない意匠になってしまうのも、哀しいトコロ。

着ぐるみにしても正立するとは思えず、今年の夏、10周年記念で、グッズもたくさん発売されているようですが、ゆるキャラというか、カモノハシ教授からイコちゃんに名前が変わってしまったように、ゆるんでしまったキャラだと思います。

明星チャルメラちゃんぽん

2013-08-29 23:10:45 | 日記
とあるチェーン店のちゃんぽんが好きで、一時期、週一くらいで食べに行ってました。
でも、店舗による違いもありましたし、悲劇的なことに、よく行っていたお店のちゃんぽんも、ある時期から少し変わってしまい、好みではなくなったので、そう繁くに食べるメニューではなくなってしまいました。
今でも、独特の麺の食感と、ごったに入った具材の多さが好きで、暑い時期でも食べに入ることはありますが、ウチ(家庭料理)でも、ちゃんぽんとして売っているインスタント麺、冷凍食品、生麺パックとも、どうも私の好きな食感とは違い、まぁ、こんなもんかな、という小さな妥協とともに食べていました。

昨年、明星がインスタント麺で発売した製品、変わっているのは、最初に粉末スープを入れて麺(と用意した具材)を煮込むこと。
通常、インスタント麺でスープが別になっているものは、決まり切ったように”火を止めてからスープを入れて下さい”、あるいは器にスープなどを入れておいて、後から茹でた麺を入れるような作り方を指定しています。なかには、”必ず火を止めてから・・・”とわざわざ書いてある製品もあります。
そんなことを書き手ある理由の一つに、火を止めずに鍋のなかにスープなどを入れるとき、鍋からはみ出たコンロの炎や水蒸気で、不測の事故が起きるのを防ぐためというのがあるそうです。実際、比較的小ぶりの鍋で乾燥した粉末スープがはみ出て、刹那に延焼し、びっくりしてひっくり返したり、鍋からこぼさないように液体スープや調味料を入れようとして近づきすぎて火傷したり、という事があったそうです。
もちろん、加熱によってスープの風味が飛ぶとか、麺に過剰に味がしみこみすぎるとか、発酵によって味のバランスがとれている調味料(味噌や醤油など)は煮込むと味が落ちるとか、食味上の理由もあります。
閑話休題、この明星チャルメラちゃんぽん、最初から入れるスープの味は、さほど感心しないのですが、麺の食感は秀逸で、コシの強すぎない太麺が、過去に食べたどんな家庭調理用チャンポン麺より、昔好きだったお店の感じに似ています。キャベツや、練り物や、エビやホタテ貝柱やゲソ、炒めたタマネギと豚肉などを入れると、ちょっと物足りないスープの味も整い、結構美味しくなります。もしこの製品を食される際は是非とも、様々な具材と一緒に調理されることをおすすめします。

茶殻を食べる

2013-08-19 23:48:57 | 日記
この時期、水分補給が欠かせないということで、良くお茶を沸かします。
サーモスに入れて持ち歩くので、大きなヤカンで結構な頻度です。
以前は、はと麦茶が多かったのですが、このところ、頂き物の”万能茶”を飲んでいます。
あのベタベタなテレビコマーシャルでご存じの方も多いかとおもいますが、苦みや渋みの少ないお茶なので、水分補給には好適です。

茶殻を食べるという行為について知ってはいたのですが、なんか貧乏臭いし、ふにゃふにゃした触感が嫌だったし、苦みもきついし、と試したことはありませんでした。
万能茶には下のような成分が入ってます。

結構な割合で穀類が入っていて、煮出したあとの茶殻が美味しそうなのです。
で、茶碗に取って、箸で、穀類中心に食べてます。
不溶性の蛋白質やミネラル分など、栄養価も高そうで、面倒にも思えた、お茶を沸かす作業の締めに、ちょっと楽しみが付け加わりました。

梅枝尺

2013-08-18 23:27:40 | 日記
ウメエダシャクというシャクガの仲間で、幼虫はいわゆる尺取り虫、果樹などの葉を食べまくる、害虫です。
この写真では一頭ですが、よく、民家の梅や桃の木などに大量発生し、一本丸ごと葉を食い尽くすほどにもなります。
成虫はごらんの通り、白黒の模様が特徴的で、一風変わった、蛾と蝶の中間のような飛び方をします。低い樹に大量に発生したウメエダシャクの成虫が羽化して乱舞するさまは、その模様と飛び方の相乗効果で、幻想的なほどの薄気味悪さがあります。
幼虫はシャクトリムシのなかでも、特に醜怪な色合いで、朱色と黒色のウミヘビを寸足らずにして小型化したようです。

飛んでいるのはよく見ているのですが、留まっているのはあまり見たことが無く、この写真を撮ったのがきっかけで、いろいろと画像を検索してみると、この成虫の白黒斑模様は実に変化に富んでいて興味深く感じました。この個体の模様はわりと細かめでシンメトリカルなほうで、バランスの悪い個体や、もっとおおまかな模様の個体など様々で、体系的に調べた資料でもあれば面白いかとも思います。