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青空の向こう

日常の出来事や旅の事など少しずつ

JR九州 お一人さま鉄旅 2021 3日目 ⑪ 『 九州横断特急 №1 』

2021-12-12 16:36:36 | 国内旅行 2021
2021年12月1日(水)

鉄旅3日目の朝7時前に家を出るときに撮影した我が家のブルームーン。

お見送りしてくれる人はいないので、香りの良い薔薇に癒やされて、行ってきま~す。




最寄りの在来線を乗り継ぎ、新幹線の駅へ。

九州新幹線の、つばめ311号 鹿児島中央行きに乗車して熊本へ向かいました。












熊本に、8時11分着。




ご当地キャラのくまモンがたくさん。








9時09分 熊本始発の “ 九州横断特急 81号 ” に乗車して、終点の別府へ向かいます。








“ 九州横断特急 ” は、熊本駅 ⇔ 別府駅間を、豊肥本線・日豊本線経由で運転している2両

編成の特急列車で、160.1kmを走ります。指定席と自由席が1両ずつ設定されてます。

2016年4月の熊本地震の影響で豊肥本線の一部区間が不通になったため全区間で運休

となりましたが、2016年7月9日より大分県側の大分駅 ⇔ 宮地駅・阿蘇駅間での運行

が再開となり、熊本県側区間は豊肥本線が全線開通した2020年8月8日より運行再開

しています。




車内は木目調にリニューアルされています。




私の指定席は1号車の2番 D席(窓側)です。




ホームの向かいに珍しい青い車両の列車が停車していたので撮影。

帰宅後に調べたら、海をイメージさせる青色の塗装に「SEA SIDE LINER」(SSL)の

アルファベットが車体に踊るこの車両は、長崎県内の長崎 ⇔ 佐世保間で快速や区間快速と

して親しまれてきた列車でした。穏やかな大村湾の海沿いを駆け抜けることから、この愛

称が付けられたそうです。

JR九州によると、SSLとして運用してきた列車は今春のダイヤ改正に伴い、長崎県内での

運行が終了。昨年春以降、省エネタイプの新型車両が導入され、1994年から営業運転

してきた同型車両を他の地域に転籍させることになったらしいのです。

でも、順次塗り替えられるそうで、今はレアなのかもしれませんね。




定刻の9時09分、 熊本始発の “ 九州横断特急 ” は出発。

終点の別府駅には12時32分着です。




立野駅に、9時52分着 → 9時59分発。








《 スイッチバック 》

“ 九州横断特急 ” は、阿蘇の外輪山の東側を越えて「阿蘇谷」と呼ばれる世界最大級のカル

デラを走り抜け、さらに外輪山の西側を越えて海に面する都市に降りて行きます。

一連のあいだには標高差があり、これは鉄道においては特に不利で、熊本側では列車を折り

返してジグザグに移動する「スイッチバック」が行われます。

立野駅は本線自体がスイッチバック構造となっており、下り列車の場合、肥後大津方面か

ら走って来た列車は立野駅構内に入線した後、いったん逆方向に走ってスイッチバックの

頂点で停車し、方向を元に戻して赤水方面へと出発していきます。


立野駅を9時59分に出発し、バックで逆方向に走っています。(運転士は後ろの運転席)








ここ(スイッチバックの頂点)で一旦停止。




運転士さんが運転席に戻ってきて、方向を元に戻して赤水方面へと出発。

左の線路に行きます。






熊本地震で崩落し、再建工事が進められていた道路橋の “ 新阿蘇大橋 ” が見えてきました。




孫ちゃんと阿蘇にお泊まりしたときに通った “ 新阿蘇大橋 ” です。




崩落した “ 阿蘇大橋 ” と記念碑。




阿蘇の山並みを眺めながら列車は進みます。




阿蘇駅に、10時25分着 → 10時31分発。






JR九州の豪華観光列車 “ ななつ星in九州 ” が朝食を提供するレストラン。

このレストランでは一般客のランチ利用ができますが、阿蘇駅の入場券が必要です。

一度だけ主人と食事をしました。




“ ハウステンボス号 ” が停車していましたが、この車両には乗車したことがありません。




画像が多いので、今回はここまでです。

続きは、また。