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楽しいブログ生活

日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

年賀状考

2012-01-05 23:42:10 | 日記
やはり貰うのは楽しみである。
しかし、これも年代によって受け取り方に少しずつ微妙な差が出てくるようである。
ある程度年を経た年代では、生存の確認手段だったりもする。あまり高齢になると出すことにある種の遠慮も出てくる。
そうなるまでのざっくりとした期間、長年に渡る友人の賀状を見てみると見事なまでにそれぞれの個性と言うものが変わらずに表れていて感慨深いものがある。
そんな中、この人はどんな日常を過ごしているのだろうかと毎年その人の賀状を受け取る度、首をかしげる賀状がある。
毎年、お年玉付きではなく単にイラストも何にもない真っ白い紙に「本年もよろしく」と印刷されただけの味気ない賀状である。
切手も必ず通常切手でそれ以外の切手が貼られていたことは一度もない。だから10年前のそれも今年のそれも年度の表示がないとまったく区別がつかないのだ。一言でいって非常にさびしい年賀状である。
受け取って嬉しいと感じさせるサービス精神というものが欠如しているのだ。
賀状ひとつでその人の人生を見切ってしまうのは不遜かもしれないが、賀状ひとつからもその人の生活が垣間見えやしないだろうか。
コメント (1)
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