2冊の本

飛行船は徳島の文芸同人誌で、第4回富士正晴全国同人雑誌賞特別賞を受賞しています。今、元気のある同人誌じゃないでしょうか。先日徳新に目を通してたら同人のTさんも原稿寄せてるとの記事が書かれてたので、買って来ました。
例の徳島の文学人をまとめていこうと趣味で集まって調査表を作ってる仲間でリーダーでもあるTさんの創作は読んだことがなかったので、（エッセイなどはちょくちょく読んでましたが）ちょいと興味がわいたのです。
で、新聞には小山助学館で販売と紹介されてたので、古い記憶の寺島本町訪ねてみましたら、やっぱり移転していて、ネットで調べた駅前は情報が古く、これも移転、それではと電話で本好きのYさんに尋ねて、今は万代町にあるということが判明したんですが、何のことはない、もしやと思って近くの平惣書店に確認したところ、扱っているとの返事があったので、ごじゃごじゃ手こずったような気はしたものの、結果、灯台下暗し的呆気なさで、購入して参ったシロモノでございます。
写真のもうひとつの文庫本「文学に描かれた戦争」は文学書道館発行のことのは文庫に来月の課題図書、森内俊雄の眉山が収録されているというので、これも本日買って参りました。
で、Tさんの作品はファンタジーのカテゴリーに入るショートショートということになりますかね。
生意気にも、わたくしにも書けないかしらという刺激を受けたことが、一番の収穫だったというオチをつけて、今日はひとまず、この辺で。

試作品

試しに作ってるんですが



足をどうするか・・・

そっと送ります

師匠が持って来てくれました。
中に洗濯バサミが入っててカーテン止めに使えるのですが、壁にこのままぶら下げても、とてもかわいいし、お腹にマグネットを仕込めば冷蔵庫にくっつけて、メモばさみにもなるとの由、このフォルムが何ともキュートでないですか？

さて、わたくしはもう何年も猫ブログを覗くのを日課としているのですが、この度のうにちゃんが亡くなったという、うにまむさんからの報告にもう泣けて泣けて、何度もブログを訪ねてファンの方々のコメントを読んでは泣き、聖なる過保護とまで言われたうにまむさんの悲しみを思うとこちらの胸まで張り裂けそうになります。
命に限りがあるのは百も承知でも、愛するものを失ったつらさが襲いかかってくるのを防ぐ手立てはありません。
ただもう嵐の通り過ぎるのを待って、時が癒してくれるのを気長に待つしかないと思うんですが、せめて、田舎の片隅から、自分を大切にして下さいねと祈りの気持ちを送りたいと思います。

拙宅の玄関飾り用に

師匠にこれの型紙頼んだら↑こんなのが来て↓



？？違うみたいだけど、完成図のようなものない？と聞いてみると



やっぱり、こっちの分の型紙だったようで、しかしいずれも、もひとつ納得仕切れないデザインで、出来れば、ふたつを合体、アレンジして自分好みの三猿が作れないかと模索中です。
因みに今は化粧品屋さんからもらったこんなの飾ってるんですが、落ち着かんのです。

はるか遠い昔の思い出

フェイスブックでこの画像見つけまして、引っ張ってきました。
もう私の青春そのものと言っても過言ではありません。胸がしめつけられます。
先日、水木しげる先生がお亡くなりになりましたけど、この写真のメンバーでご存命なのは半分位でしょうか。
とにかく私は小さな時から少年漫画が大好きで、ずっと週刊少年マガジンは定期購読してました。
小学生のころには「伊賀の影丸」のハンカチを愛用してましたし、「エイトマン」が始まった時は狂喜しました。
シャープでクールな描線が、ＳＦものにマッチして私にはどつぼだったのです。
「ハリスの風」の似顔絵を描いて送って、出版社からご褒美の手帳をもらったこともありますね。
八代まさこ先生は「COM」で（何でこんなに絵がうまいんやろ、信じられへんわ）と毎回思いながら愛読してました。
「鉄腕アトム」や「サイボーグ009」「幻魔大戦」は私の血肉となり、いくら細胞が生まれ変わっても、深くDNAレベルで魂に染み込んでます。
手塚先生や石森先生が亡くなられた時には、ごっそりと何かを引きちぎられたような感覚がありました。
いい年になった現在でも漫画愛は持ち続けています。
書店で立ち読みしても、うまい作家さんの作品を読むと背筋がシャンと伸びてしょぼくれた気持ちが吹き飛びます。
お若い先生方のお顔、みんないい顔してるなあと嬉しくなります。
私も若返ったような気がします。