４５年間下駄のように毎日車を使ったおかげで

２月８日（水）曇天

　４０数年、下駄のように小型車を便利に使ってきた、そのお返しで、腹筋が極端に弱っていた。そのことがスパのスタジオでおばさんたちも交じっている、ピラテスをして思い知らされた。４０人ぐらいいるけど、私が一番できない・・。
　床に寝た状態から何も使わずに上体を起こす腹筋運動が、全くできない。遠く及ばない。
首を持ち上げるだけで、肩甲骨さえ持ちあがらなかったのだ。
　これが２年ぐらい前の話です。ですから今年に入って腹筋運動ができるようになった、というのは私にとっては事件です。試行錯誤の結果、毎日２０分の時間を使い、今では習慣となった腹筋を鍛える運動が有効でした。
　年とともに誰も、例外なく衰えていく肉体、しかし筋肉は鍛えれば８０歳になってもついていく、というのはこういうことであったのかと、足の底から湧いてくるような嬉しさでいっぱいです。今日は鍛えるということについて、勝っちゃん（６６歳）と話したので、最近のことを書いてみました。
　でも一方では、車の運転適性テストは、５段階評価の５ですし、運転していて危険な場面に遭遇すると、口で“アッ！”と叫んだ時には、すでに足はブレーキを踏んでいる私です。
　どうも頭で命令する前に、足は勝手にブレーキを踏んでいる。というのも、毎日車に乗ってきたおかげだと思います。でも、この成績に慢心することなく慎重な運転を心がけています。目は確実に衰えていますし、特に動体視力が落ちてきているのを自覚するからです。