70歳代の一人暮らし・・今どきのお婆ちゃん

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花咲か爺さんのように・・大根の種をばらまいた

2012-11-16 07:34:51 | 日記
彼女の、小さな畳、1畳分の野菜作り体験畑は、最初の日に
私からほーれんそうの種を少しもらってまいた。

5日後に、1人で来ていたよ
と、おじさんたちが報告してくれた。
「面白い人だねえ」と、師匠おじさん
「かわいいでしょう?」というと
「大根の種を持ってきて耕さないで、いきなり
ばらバラバラっと種を投げた」
「そうなの、童話の花咲かじいさんみたいね、うふふ」
「そうじゃないよって教えたんだけど・・」

後日彼女に電話してお茶に誘った
彼女は天衣無縫で
「地に種をまけば育つものと思っていた」
「いっぱい固めてまいたのは、種があまったから」
来年はもうだめになると思っていた、そうです。

基本を知るため本を読む気はないときっぱり言うし
PCはやらないのでリサーチもできないし
先輩に聞いてやるのがいいね、苦手だというけれど・・
・・
でもこの天衣無縫さで、どんどん
好きなようにやってみればどうなるのか
楽しみなような 挫折しないかと
ちょっぴり困ったような・・・

11月過ぎて蒔いた大根は
はたして、どのように育つのか、どう育たないのか
菜園生活2年目に入った私は楽しみにしている。

彼女は意欲的で、8坪、1区画
早春からでいいのでは、と私が言って
借りることになるでしょう

た、の、し、み、

借り農園の始め方

2012-11-13 17:52:26 | 日記
つづき

私もそうなのですけど・・農業に縁がなく生きてきたこれまで、
何も知らない人が始めるにはどうすればいいのか
1年前、私はどうしたのか思い出してみることにする

まず先輩のおじさんに教えてもらった。
先輩たちは皆、気のいい方で、
去年の8月、月が変わったら1区画借りようと思います
どうぞよろしくお願いします。
と、ご挨拶に行ったら・・・

ある方は
赤いミニトマトをいっぱい
ある方は冬瓜に鋏を入れてくださった。
その大きさに驚いた。感動した。
ある方は南瓜の小ぶりなのを2個も下さった。

気のいい方たちが向こう三軒両隣の区画にいて
おじさんばかりであること
年齢差別が、ここではないことを知った

どのように開墾(雑草地だった)すればいいのか
今、どんな種をまけばいいのか
言われたとおり深さ30センチ以上耕し
言われたとおりの肥料をすき込み
言われた種の中から、自分の好みのダイコン白菜ゴボウ
などの種をまいた

苗が余ったからと
紫高菜や、からし菜の苗をもらって植えた
自分では考えたこともないものだった
紫高菜は好物となった
イチゴの苗も頂いた
その4株の大粒のいちごの苗から
今年は25株もランナーを伸ばして苗が取れた

育てることを考えたこともなかった
ソラマメの苗も
余ったからと育て方と共に頂いた

私は頂くばかりで心苦しく
自慢の(?)手作りのゆず味噌や
青唐辛子味噌、手作りシソジュース
それらが好きでない方もいて、お酒にしり

早く作物を物々交換できるようになりたいと
夢を描いたものです
で、分厚い苗のカタログから、
皆の植えてない珍しそうなものを探して注文したりした
それも楽しい
そういうのは、育て方が難しかったりする

そのうち本を買って読んだ
PCでリサーチしてさまざま野菜の育て方を知るのは
わくわくする楽しい時間となった。


老いの楽しみにと

2012-11-12 02:38:38 | 日記
11月11日(日)晴れ夕方から雨

 彼女は69歳のシングル。
夢を持って突き進んでいる・・というタイプではないので、
今は、ホームヘルパーとして週に4日ぐらいパートで働いているけど
70歳過ぎると、どうなるかしら・・
とちょっと心配していた。

 菜園というのは趣味と実益を兼ねて
老いの楽しみとしては 上等の部類ではないか、と
この1年の菜園生活で思う私は

 毎年木箱入りの大きくて新鮮なリンゴを
故郷から直送してくれる感謝の気持ちもあり
おせっかいをした。

 私の農園を見学に来てくれた時に
今は忙しいでしょうから、1畳分ぐらい畑を好きに使ってみたら
と、提案してみると
喜んでくれたのだった

 その彼女のミニミニ菜園、ホーれんそうが芽吹き、はつか大根が赤い丸みを
・・ついに「わたしも1区画借りてみようかしら」
と、相談してきた。

ちょっと大変になってきた、と内心思った。つづく