芽だし

３月は 「目出し」というものにはまって忙しかった。

植物たちは土の中で　春を感じて
いままで何もなかった土が
ちょっぴりひび割れたようになったり
盛り上がったりすると
間もなく芽が出てくる
おばあちゃんが植えたことさえ
忘れ去っていても・・・

今、マンションの庭では
食用ユリの芽が
生命力いっぱいに噴出した

アスパラガスも
数本頭を土からのぞかせた

海老根は随分前から芽を出しているが
なかなか伸びてこない

ムスカリはもうとっくに花が咲いて
紫色にかわいい
１株１００花を目指したクリスマスローズも
赤とピンクの２株で達成して
そろそろ花の盛りは過ぎた
寒いのが大好きな花たちだから

３月に入ってすぐには
畑に植える自然薯や里芋、しょうがなどなど
高い温度を好む球根たちの
目出しというのを
初めてやってみた
部屋の中で

これって
とっても面白くてわくわくする

元町・横浜中華街・・広がった心

行動範囲に、年齢が出る・・と言われたことがある。
まあ最後は部屋の中だけ、そしてベットの中だけで過ごすことになるでしょう
そんな時間はできるだけ短いほうがいいと思うけれど

あと25年は生きていたいと思っていますが・・・？

私の日常は
出かけるときは東上線から始まる。
東上線が地下鉄有楽町線とつながって
超便利になった。

そして地下鉄副都心線ができて
渋谷まで乗り換えなしとなった

16日中央区に出かけるべく行った
最寄駅のホームで驚いた

次の電車の表示が出ていて
行き先が


元町・横浜中華街


となっていた
うれひい

海なし県の埼玉から
今まで遠かった
みなと横浜まで
60分で行けるとは

長生きはするもんだ
これから行く銀座までと同じ時間で・・
感激しちゃって
思わず行き先変更したいと思ったけれど
仲間に悪いと、その気持ちを抑えた

でも私の心は広がった

空いた電車は、私の書斎

3月19日（月）

中央区の女性史の定例会にでかける。
電車正味60分、
この時間が大好きな私である。

このコース、定年後の定時社員として通勤に使って
そうね５００回は往復した
通いなれたコースは私のお気にいり

畑の多い居住地から
電車に乗って60分（乗り換えなしで)
地下鉄の階段を上ると
ビルが林立して高級車が行きかう新大橋どうり

先とは打って変わって
高級ブランドを身にまとった人たちが
当たり前に行きかう広い歩道を歩くのも好き

中央区の仲間たちは
「遠くから大変ねえ」
と、きずかってくれるが

実は電車の60分も
読書や、原稿チェックに集中できる
私の書斎のようなものなのです。
この書斎、掃除も不要、冷暖房付きで
心地よい振動は
集中力を高めてくれるんです。