家族が慌ただしくなる日

お盆休み。

田舎は人で賑わう。

我が家も例外ではない。





久しぶりに旦那の家族がそろう。

それはそれは朝から忙しい。

旦那も仕事が休みだった。





そんな忙しい最中、私と旦那は

午前中出かける用事があり、

旦那の両親は家族を迎える準備やら

買い物に行くのかな？






出かける前から家族はピリピリムード

…というのも、家計が絡んでいると

義父と旦那はピリピリする。






我が家の家計は15日清算。

だから、毎月15日は結構ピリピリす

る。


今回はそれに加え、出費がかさむお盆

が重なったことで、家計はギリギリ。

お金の使い方で旦那と義父はモメた。








おかげで皆機嫌が悪いまま外出し、

機嫌が悪いまま帰宅。



私と義母はそんななかでもやらなけれ

ばいけないことがある。

旦那と義父はふて腐れて眠る。





そうしている間に家族がやってきた。

出迎えの準備はできていない。

旦那と義父は愛想よく出迎えるだけ。

周りで動くのは私たちだけ。





その愛想のよさにも旦那はイライラ

したようでまた自室にこもる。

この忙しい最中に。







旦那はそのまま眠ってしまった。

家族は夕方から夜まで出かけていたの

で良かったが。





旦那は夕方６時くらいに起きてきて

家にいた私と義母に愚痴る。

そしてまた「家を出たい」と言う。





旦那は自分の居場所を見つけられな

い。だから、居場所を求めてパチンコ

へいく。






そうさせているのは私たちなのか。






旦那の家族とも話をしたが、旦那は

幼い頃から周りの人にチヤホヤされて

育った。




だから、自分は何もしなくても、周り

の人が全部やってくれた。

それが大人になっても抜けきれない。

だから「構ってほしい。」「注目され

たい。」という思いが強くなる。

それが叶わないと自分の居場所を

失ったと思い憂鬱になる。自分の存在

意義を確かめるために私や家族を振り

回す。








あぁ、人間って、なんてよくできた、

歪んだ生き物なのか。






旦那の成長を見てきた家族の話しは

その時代を知らない私にとって貴重。




また、旦那を理解するための材料が

できた。

きっと今日も旦那の頭はパチンコで

いっぱい。




だけど、そこには理由がある。