ゆるねじ。

ぐだぐだ人による、ぐだぐだ人のための、ぐだぐだ雑記帳☆ヽ(^∀^)ノ

2012.08.14診察

2012-09-02 18:47:28 | くも膜下出血- 経過観察
8月の診察から半月。

いまさら感満載ですが、記憶が薄れる前に…↓↓↓


7月のアンギオ後に追加された採血(電解質)検査以外、何のための通院なのかもよくわからないまま、この日病院を訪れました。

採血を済ませたら、あとは診療科の待ち合いで、名前を呼ばれるのを待つのみ。

目の前を行き交う患者さんやつきそいの方を、ただボーっと眺めているのは、苦ではありません。

他に予定のないヒマ人なので、いくらでも待てそう…

脳外科を受診されるのは高齢の方が圧倒的。

主治医の先生は、私の形容に《若い》って単語をよく使いますが、確かにこの中では若僧だ…^-^;

自分が患者としてその場にいること自体が、最近は不思議に思えたりもします。

それは診察室に入ってからも同じで、会話の内容こそは病気のことですが、どこか自身の事とは思えなくなってきているのは、今のところ症状が安定しているせいでしょう。

この日のメインは
・採血検査の結果
・今後どういった形で経過観察を続けていくか

の2本立て。

血液検査の結果は、
前回、前々回と低かったナトリウムが137(基準値:135~150mEq/l)と、基準値内におさまったようでひとまず安心w。

この間、特にNa値を改善させようと、普段よりも塩分を沢山摂取した記憶はありません。

それに、そう簡単に上下するものでもないのだそうで。

何故6月、7月と値が低かったのかは結局不明のまま。

当面は、
・血圧が上がらないよう塩分を摂取しすぎず
・しかしながら、Na値が下がらないよう減らしすぎず
―に過ごし、様子を見ていくことになりました。

推奨は、国が定めた摂取目安の一日10g。

今までのアバウト減塩ではなく、食べた物を記録しない限り、一日の摂取量なんて把握できなそう。

真剣に取り組むとなれば、これはなかなか大変だね。

薬よかマシなんだろうけど…。


続いて、夏の暑い部屋で過ごすことについて、尋ねてみました。

血圧は、急な温度差や低温下では注意が必要ですが、暑い分には問題ないんですよね?

『大丈夫ですよ』

そのあとに、日中35℃を越える部屋で…と付け加えた瞬間、先生の表情がちょっと曇りました。

血管は拡がるけれど、脱水症状になると血が濃くなるから、あまり勧められないんだそう。

確かにね。

昨日今日と、めぐみの雨でひと息つけたけれど、予報によれば、週半ばにはまた暑さがぶり返すとか。

まだまだ、暑さへの注意は必要なようです。


次に、7月の検査で指摘された、瘤の血流再開部0.1mmの増大について。

この数値をどう受け止めればよいのかと問うと、

『誤差の範囲って思っていいでしょう』

PCに落とした1月と7月の画像データを並べて示し、説明をしてくれました。


『…で。次なんだけど…どうする?』

そう切り出されて、ちょっと困惑。

さて、どうしよう?

先生はどう思われます?

『う~ん…』

主治医もPC画面を見たままで、《こうした方がいい》との提案がありません。

一部で血流が再開してしまったものの、今のところ差し迫った状況ではない。

だからといって、このまま手放しで安心して暮らせるのかというと、それも確約はできない。

この先は、よくて現状維持だし、悪くすれば再破裂なんてことだってあり得る。

現代の医学においても、瘤の形状やサイズ、形成された場所や罹患者のライフスタイル、健康状態、性格等々が複雑に絡み合って、いつ、どこで、どう転ぶのかの予測がつかないのも、動脈瘤の時限爆弾性。

《○年が経って変化がなかったからこの先はもう大丈夫!》

といった長期予後、経年基準が確立されていないのが、歴史の浅い《コイル塞栓術》の現状なのだそう。

もしも―

もしも○○さん(私)が70歳を越えていたなら、アンギオはもういいかな、って思うんだけどね― 

主治医はこうつけ加えました。

別に、高齢の患者さんを切り捨てる発言ではありません。

血管内でカテーテルを進めることによる塞栓症、造影剤の使用、そしてX線被曝、感染症などなど。

安全性はある程度確立されているものの、単純MRなどと比べたら侵襲性の高い検査なのです。

同意書の必要な《検査》なのです。

そのことも、頭の片隅に置いておかないとね。

主治医によると、こうなった後でも、MRで経過観察を続ける病院もあるのだそう。

MRは、昨年退院後に数回受けましたが、その際に今回の瘤の変化は描きだせませんでした。

今後、新規瘤の有無を調べるなど、脳ドック的に使うのならともかく、コンパクションの経過観察としてそれを用いることには、疑問が残ります。

けれど、このまま年に2度ものアンギオは、さすがに勘弁したいところ。

かといって、それらの検査すべてを打ち切る勇気と決断力もありません…

ない頭をフル稼働させて出した結論は、年1度のアンギオで経過を見、都度検討というもの。

そんなわけで、次回検査は年明けの1月になります。

先の検査からは半年しか経過していないので、主治医は次回は夏、と思ったようです。

が、7月の検査室での諸々は、暑さのせいもあるような気がするので、今後のアンギオは冬に戻すことにしました。


今日も一日、普通に、当たり前に過ぎていく。

これってすっごくラッキーなことなんだよ。

次回診察日を無事に迎えられますように…w

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