8月の診察から半月。
いまさら感満載ですが、記憶が薄れる前に…↓↓↓
7月のアンギオ後に追加された採血(電解質)検査以外、何のための通院なのかもよくわからないまま、この日病院を訪れました。
採血を済ませたら、あとは診療科の待ち合いで、名前を呼ばれるのを待つのみ。
目の前を行き交う患者さんやつきそいの方を、ただボーっと眺めているのは、苦ではありません。
他に予定のないヒマ人なので、いくらでも待てそう…
脳外科を受診されるのは高齢の方が圧倒的。
主治医の先生は、私の形容に《若い》って単語をよく使いますが、確かにこの中では若僧だ…^-^;
自分が患者としてその場にいること自体が、最近は不思議に思えたりもします。
それは診察室に入ってからも同じで、会話の内容こそは病気のことですが、どこか自身の事とは思えなくなってきているのは、今のところ症状が安定しているせいでしょう。
この日のメインは
・採血検査の結果
・今後どういった形で経過観察を続けていくか
の2本立て。
血液検査の結果は、
前回、前々回と低かったナトリウムが137(基準値:135~150mEq/l)と、基準値内におさまったようでひとまず安心w。
この間、特にNa値を改善させようと、普段よりも塩分を沢山摂取した記憶はありません。
それに、そう簡単に上下するものでもないのだそうで。
何故6月、7月と値が低かったのかは結局不明のまま。
当面は、
・血圧が上がらないよう塩分を摂取しすぎず
・しかしながら、Na値が下がらないよう減らしすぎず
―に過ごし、様子を見ていくことになりました。
推奨は、国が定めた摂取目安の一日10g。
今までのアバウト減塩ではなく、食べた物を記録しない限り、一日の摂取量なんて把握できなそう。
真剣に取り組むとなれば、これはなかなか大変だね。
薬よかマシなんだろうけど…。
続いて、夏の暑い部屋で過ごすことについて、尋ねてみました。
血圧は、急な温度差や低温下では注意が必要ですが、暑い分には問題ないんですよね?
『大丈夫ですよ』
そのあとに、日中35℃を越える部屋で…と付け加えた瞬間、先生の表情がちょっと曇りました。
血管は拡がるけれど、脱水症状になると血が濃くなるから、あまり勧められないんだそう。
確かにね。
昨日今日と、めぐみの雨でひと息つけたけれど、予報によれば、週半ばにはまた暑さがぶり返すとか。
まだまだ、暑さへの注意は必要なようです。
次に、7月の検査で指摘された、瘤の血流再開部0.1mmの増大について。
この数値をどう受け止めればよいのかと問うと、
『誤差の範囲って思っていいでしょう』
PCに落とした1月と7月の画像データを並べて示し、説明をしてくれました。
『…で。次なんだけど…どうする?』
そう切り出されて、ちょっと困惑。
さて、どうしよう?
先生はどう思われます?
『う~ん…』
主治医もPC画面を見たままで、《こうした方がいい》との提案がありません。
一部で血流が再開してしまったものの、今のところ差し迫った状況ではない。
だからといって、このまま手放しで安心して暮らせるのかというと、それも確約はできない。
この先は、よくて現状維持だし、悪くすれば再破裂なんてことだってあり得る。
現代の医学においても、瘤の形状やサイズ、形成された場所や罹患者のライフスタイル、健康状態、性格等々が複雑に絡み合って、いつ、どこで、どう転ぶのかの予測がつかないのも、動脈瘤の時限爆弾性。
《○年が経って変化がなかったからこの先はもう大丈夫!》
といった長期予後、経年基準が確立されていないのが、歴史の浅い《コイル塞栓術》の現状なのだそう。
もしも―
もしも○○さん(私)が70歳を越えていたなら、アンギオはもういいかな、って思うんだけどね―
主治医はこうつけ加えました。
別に、高齢の患者さんを切り捨てる発言ではありません。
血管内でカテーテルを進めることによる塞栓症、造影剤の使用、そしてX線被曝、感染症などなど。
安全性はある程度確立されているものの、単純MRなどと比べたら侵襲性の高い検査なのです。
同意書の必要な《検査》なのです。
そのことも、頭の片隅に置いておかないとね。
主治医によると、こうなった後でも、MRで経過観察を続ける病院もあるのだそう。
MRは、昨年退院後に数回受けましたが、その際に今回の瘤の変化は描きだせませんでした。
今後、新規瘤の有無を調べるなど、脳ドック的に使うのならともかく、コンパクションの経過観察としてそれを用いることには、疑問が残ります。
けれど、このまま年に2度ものアンギオは、さすがに勘弁したいところ。
かといって、それらの検査すべてを打ち切る勇気と決断力もありません…
ない頭をフル稼働させて出した結論は、年1度のアンギオで経過を見、都度検討というもの。
そんなわけで、次回検査は年明けの1月になります。
先の検査からは半年しか経過していないので、主治医は次回は夏、と思ったようです。
が、7月の検査室での諸々は、暑さのせいもあるような気がするので、今後のアンギオは冬に戻すことにしました。
今日も一日、普通に、当たり前に過ぎていく。
これってすっごくラッキーなことなんだよ。
次回診察日を無事に迎えられますように…w
いまさら感満載ですが、記憶が薄れる前に…↓↓↓
7月のアンギオ後に追加された採血(電解質)検査以外、何のための通院なのかもよくわからないまま、この日病院を訪れました。
採血を済ませたら、あとは診療科の待ち合いで、名前を呼ばれるのを待つのみ。
目の前を行き交う患者さんやつきそいの方を、ただボーっと眺めているのは、苦ではありません。
他に予定のないヒマ人なので、いくらでも待てそう…
脳外科を受診されるのは高齢の方が圧倒的。
主治医の先生は、私の形容に《若い》って単語をよく使いますが、確かにこの中では若僧だ…^-^;
自分が患者としてその場にいること自体が、最近は不思議に思えたりもします。
それは診察室に入ってからも同じで、会話の内容こそは病気のことですが、どこか自身の事とは思えなくなってきているのは、今のところ症状が安定しているせいでしょう。
この日のメインは
・採血検査の結果
・今後どういった形で経過観察を続けていくか
の2本立て。
血液検査の結果は、
前回、前々回と低かったナトリウムが137(基準値:135~150mEq/l)と、基準値内におさまったようでひとまず安心w。
この間、特にNa値を改善させようと、普段よりも塩分を沢山摂取した記憶はありません。
それに、そう簡単に上下するものでもないのだそうで。
何故6月、7月と値が低かったのかは結局不明のまま。
当面は、
・血圧が上がらないよう塩分を摂取しすぎず
・しかしながら、Na値が下がらないよう減らしすぎず
―に過ごし、様子を見ていくことになりました。
推奨は、国が定めた摂取目安の一日10g。
今までのアバウト減塩ではなく、食べた物を記録しない限り、一日の摂取量なんて把握できなそう。
真剣に取り組むとなれば、これはなかなか大変だね。
薬よかマシなんだろうけど…。
続いて、夏の暑い部屋で過ごすことについて、尋ねてみました。
血圧は、急な温度差や低温下では注意が必要ですが、暑い分には問題ないんですよね?
『大丈夫ですよ』
そのあとに、日中35℃を越える部屋で…と付け加えた瞬間、先生の表情がちょっと曇りました。
血管は拡がるけれど、脱水症状になると血が濃くなるから、あまり勧められないんだそう。
確かにね。
昨日今日と、めぐみの雨でひと息つけたけれど、予報によれば、週半ばにはまた暑さがぶり返すとか。
まだまだ、暑さへの注意は必要なようです。
次に、7月の検査で指摘された、瘤の血流再開部0.1mmの増大について。
この数値をどう受け止めればよいのかと問うと、
『誤差の範囲って思っていいでしょう』
PCに落とした1月と7月の画像データを並べて示し、説明をしてくれました。
『…で。次なんだけど…どうする?』
そう切り出されて、ちょっと困惑。
さて、どうしよう?
先生はどう思われます?
『う~ん…』
主治医もPC画面を見たままで、《こうした方がいい》との提案がありません。
一部で血流が再開してしまったものの、今のところ差し迫った状況ではない。
だからといって、このまま手放しで安心して暮らせるのかというと、それも確約はできない。
この先は、よくて現状維持だし、悪くすれば再破裂なんてことだってあり得る。
現代の医学においても、瘤の形状やサイズ、形成された場所や罹患者のライフスタイル、健康状態、性格等々が複雑に絡み合って、いつ、どこで、どう転ぶのかの予測がつかないのも、動脈瘤の時限爆弾性。
《○年が経って変化がなかったからこの先はもう大丈夫!》
といった長期予後、経年基準が確立されていないのが、歴史の浅い《コイル塞栓術》の現状なのだそう。
もしも―
もしも○○さん(私)が70歳を越えていたなら、アンギオはもういいかな、って思うんだけどね―
主治医はこうつけ加えました。
別に、高齢の患者さんを切り捨てる発言ではありません。
血管内でカテーテルを進めることによる塞栓症、造影剤の使用、そしてX線被曝、感染症などなど。
安全性はある程度確立されているものの、単純MRなどと比べたら侵襲性の高い検査なのです。
同意書の必要な《検査》なのです。
そのことも、頭の片隅に置いておかないとね。
主治医によると、こうなった後でも、MRで経過観察を続ける病院もあるのだそう。
MRは、昨年退院後に数回受けましたが、その際に今回の瘤の変化は描きだせませんでした。
今後、新規瘤の有無を調べるなど、脳ドック的に使うのならともかく、コンパクションの経過観察としてそれを用いることには、疑問が残ります。
けれど、このまま年に2度ものアンギオは、さすがに勘弁したいところ。
かといって、それらの検査すべてを打ち切る勇気と決断力もありません…
ない頭をフル稼働させて出した結論は、年1度のアンギオで経過を見、都度検討というもの。
そんなわけで、次回検査は年明けの1月になります。
先の検査からは半年しか経過していないので、主治医は次回は夏、と思ったようです。
が、7月の検査室での諸々は、暑さのせいもあるような気がするので、今後のアンギオは冬に戻すことにしました。
今日も一日、普通に、当たり前に過ぎていく。
これってすっごくラッキーなことなんだよ。
次回診察日を無事に迎えられますように…w
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